働きながら短期合格!迅速な回答を得られるフォロー制度が、合格の鍵となりました。
宇山 理香さん
東京学芸大学大学院修士課程国語教育専攻修了 大学臨時職員
受験回数:2回
受講講座:行政書士合格講座本科生、行政書士ペースメーカー講座フルパック、うかる! 行政書士必修項目100、行政法条文徹底解析講義、うかる! 行政書士ファイナル予想編
※プロフィールは、2010年度合格時点のものです。
はじめに
「行政書士になりたい」と私を突き動かしたのは、山谷やハンセン病だった方を仕事で取材したときに感じた世の中の不条理と、知的障がい者の方々のために何かしたいという思いからでした。
伊藤塾を選んだ理由は直感です。伊藤塾長の御著書を拝読し、この塾がいい!と思ったのです。
実際に塾で受講してみて、志水講師の講義も教材も大変わかりやすく、初学者が重要ポイントやキーワードをつかみやすく忘れないように、また復習を怠らないようになど工夫と配慮がされていると感じました。
私がとった勉強方法
基礎の学習について
基礎固めには「行政書士合格講座」です。どこが基礎で重要か示してくれます。毎週ある確認テストは宝の山です。宝の山で発見したポイントやキーワードをテキストやスパイラルカードに書き込み自分のものにしていってください。これは記述式対策にもなります。
学習はやみくもに一生懸命やるのではなく、要件と効果を意識してするとよいです。
勉強をはじめると、たくさんの情報が押し寄せてきます。そんなとき「体系」は重要です。ある日、友達に「体系って大切だよね」と言われたとき私は「体系っ て何?」という状況でした。慌てて後日、講師に「体系って大事らしいのに、意識したことなかったんです!どうしましょう?」とすごい勢いで質問しました。 すると講師が「じゃあ、同時履行の抗弁権は何権の何?」と質問してくれました。私が「債権の契約です」と答えると、講師が「うん、大丈夫。特に民法はテキ ストの目次を見て、自分が何の勉強をしているか確認してね」とアドバイスしていただきました。
問題演習について
基礎はわかってきたが問題演習が足りないと感じた私は、行政書士ペースメーカー講座を受講しました。早い段階で問題演習にとりかかれますし、講義で「解 法」まで伝授してくれるので問題を解くのが楽になってきます。問題を解いたら、必ずテキストやスパイラルカードに戻ってください。解説を読むだけでは、 さっぱり力はつきません。
衝撃のスパイラルカード
スパイラルカードは字も小さいし、読んでいると眠くなると思っていました。しかし! 昨年度の合格者のスパイラルカードを見せてもらったときに、私は衝撃を受けました! 徹底的な活用がされていたのです。
真似して勉強してみたところ、問題演習時に出題者の問いたいところが明確に見えてくるようになりました。類似テーマと比較したり、ここを問われたら答えられないかもと想像したりしながら見ると、眠くならず、よく覚えられます。
記述式問題対策について
問題を読んで、何を答えてほしいのか出題者の立場に立ってみると、得点できます。何も書かなければ記述式問題は0点です。スパイラルカードでチェックしたキーワードを覚えるといいと思います。
直前期の学習について
民法と行政法は、塾でもらった問題と過去問を目次と同じ順番に並べ直して毎日時間を計って解きました。並べ直すことで、同じテーマでよく問われる点や自分の弱点が見えてきます。
超直前期は、本試験と同じ時間通りに過去問を解きました。直前対策講座では特に、行政法の総点検ができる「行政法条文徹底解析講義」がためになりました。
伊藤塾の受講スタイルとフォロー制度について
私は通学受講でした。直接質問できること、仲間ができることがよかったです。
インターネットなどでも質問しました。いろいろな形態で質問でき、迅速に回答がくる伊藤塾のフォロー制度は、塾生が疑問を放置せず、やる気をなくさずに学習を継続し合格するための本当に重要な制度です。
明日の行政書士講座について
絶対に行くべき!としかいいようがありません。今の勉強が実務でどう生きてくるかわかるし、未来への不安が消えます。
最後に
私にとって伊藤塾で勉強できたことと仲間に出会えたことは、宝物です。苦しいときも笑顔でいられたのはみんなのおかげです。だから今度は行政書士として他のだれかの笑顔のために働きたいと思っています。
困ったときにアドバイスしてくれた昨年度合格者の仲間、いつも励まし合った仲間たち。クールで(計算しつくされた)・熱い(情熱がすごい)講義と指導をしてくださった志水講師。本当にありがとうございました。
これから受験を目指す方へ。志水講師の「合格への5つの法則」を必ず守ろう!
(2010 年2月・記)