国家公務員一般職を目指す
一般職試験は「定型的な事務をその職務とする係員の採用試験」です。
試験区分「行政」では各地域別に実施されるため、地元など慣れ親しんだ地域や興味のある機関で国家公務員として働くことができます。行政事務のスペシャリストとして国の行政機関を支える存在です。
【大卒程度試験】
受験資格 | 1.21歳以上30歳未満の者 2.21歳未満の者で次に揚げるもの (1)大学を卒業した者及び試験の実施年度の3月までに大学を卒業する見込みの者 (2)人事院が(1)に揚げる者と同等の資格があると認める者 |
一般職(行政区分)
試験 | 試験種目 | 試験内容 | 解答時間 | 配点比率 |
---|---|---|---|---|
1次試験 | 基礎能力試験 (多肢選択式) |
30題解答 知能分野24題 文章理解⑩、判断推理⑦、数的推理④、資料解釈③ 知識分野6題 自然・人文・社会に関する時事、情報⑥ |
1時間50分 | 2/9 |
専門試験 (多肢選択式) |
80題出題 40題解答 ・16科目(各5題)から8科目を選択して40題解答 政治学、行政学、憲法、行政法、民法(総則及び物件)、民法(債権、親族及び相続)、ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学、経済事情、経営学、国際関係、社会学、心理学、教育学、英語(基礎)、英語(一般) |
3時間 | 4/9 | |
一般論文試験 | 1題1時間 文章による表現力、課題に関する理解力などについての短い論文による筆記試験 |
1時間 | 1/9 | |
2次試験 | 人物試験 | 人柄、対人的能力などについての個別面接 | - | 2/9 |
採用までのスケジュール
国家一般職として採用されるためには、「官庁訪問」で内々定を獲得する必要があります。国家一般職の官庁訪問は、1次合格発表後すぐにはじまります。最終合格が確定していない段階で活動する必要がある、というのが大きな特徴です。試験対策とうまくバランスをとりながら、官庁訪問の準備を早めに行うことが大切です。
最新年度の日程は、
人事院HPを参照してください。