はじめに

私は、将来の職業として地域の安全に関する仕事がしたいと思い公務員を目指そうと思いました。数ある受験指導校の中でも伊藤塾を選んだ理由は、大学の多くの友人が伊藤塾を利用していたことがきっかけでした。
私は通学で受講していたのですが、 欠席をしてしまった場合は、 インターネットフォローを利用して２倍速で聴けるので、時間の短縮にもなり非常に役に立ちました。また、２年生から伊藤塾に入ったのですが、早い時期から少しずつ勉強することにより、学生生活やアルバイトとのバランスが上手にとれました。

私がとった勉強方法

専門試験（択一式・多肢選択式）について

専門試験の択一式の対策は、とにかく｢これ完｣の問題集を繰り返すことが一番の近道だと思います。テキストである程度のことをインプットしたら、とにかく｢これ完｣でアウトプットして記憶の定着を行いました。結果的に、法律科目は８回、｢これ完｣を繰り返して得点源にすることができました。経験上、｢これ完｣を最低３回も繰り返すと、かなりの問題が解けるようになります。
また、経済学を学ぶのがはじめてで苦手意識があったのですが、青野講師の講義を受けて問題や学習ポイントに重要度を毎回つけてくれるので、経済学初学者でも着実に知識をつけることができると思います。さらに、経済学ゼミも受けたのですが、試験直前の総復習や他の受験生と差をつける問題にも取り組めたのでおすすめです。

教養試験（択一式）・基礎能力試験（多肢選択式）について

人文科学は、坂本講師が印象的なエピソードを付け加えて講義してくれるので、楽しく受講できました。 
数的処理・文章理解は、毎日｢これ完｣を解きました。特に私は、数的処理において｢これ完｣の問題の量が多いので、異なる種類の問題を自ら選んで解くようにしていました。

教養論文試験・一般論文試験（記述式）について

特に対策ということは、行いませんでした。しかし、論文の講義や時事・社会科学関係の講義を受け、 日頃から新聞を読むことが試験対策になったと思います。また、論文の添削をしてもらい、自分の文章の間違いなどに気づくことができました。

面接対策について

私は、自己分析を合格後からはじめたのですが、少し遅いと思います。もう少し早い時期から自己分析することをおすすめします。
私は、柳原講師と松田講師に模擬面接を何度も行っていただきました。伊藤塾の模擬面接は本番と比べるとかなり厳しい質問などがなされるので、面接対策としてかなり役立ちました。なかでも、模擬面接後に厳しい指摘などをされることがあり、それを生かして改善していくことで、はじめと比べるとかなり自信をもつことができました。

受講形態と伊藤塾の学習個別フォロー

私の性格上、インターネット受講だけでは怠けてしまうと考えて、通学ライブの形態を取りました。しかし、大学の授業の関係もあり、欠席してしまった時にはインターネット受講もできるので、時間を有効に使える点で役に立ちました。特に、講義を２倍速で受けられるのは、便利だと思います。 
試験が近付いてくると、勉強方法などについて個別的に相談に乗ってもらい、今、自分は何を勉強すればよいのかなどを把握することができました。

直前期と試験当日

直前期は「これ完」を何度も繰り返し、間違えた問題があったりしたら、テキストで確認していました。午前中は、数的処理・文章理解を、午後は専門科目を、そして夜からは人文・時事などを勉強していました。
試験当日は、しっかりと朝食にご飯一膳を食べるようにしました。また、試験会場には、社会科学や時事のテキストを持っていき、電車などで勉強していました。注意点としては、受験会場はすごく暑かったです。水分補給などには注意したほうがいいです。

合格・内定と進路決定について

特別区Ⅰ類に最終合格しました。そして、自分の希望区である墨田区から内定をいただき、そこに決めました。

モチベーションの維持について

私は、ずっと大学の図書館で勉強していたのですが、法科大学院受験や公務員試験を受験する友人が多くいたので、彼らと昼食や夕食を一緒に取りながら、会話したりしたことがモチベーションの維持につながりました。また、説明会に参加したり、パンフレットを見たり、模試を受けたりすることもいいと思います。

最後に

公務員試験は受験者数も多く、合格することが難しい傾向にあると思います。特に大学在学中の方は学校の方が忙しくて勉強する時間もなかなか取れないかもしれません。それでも、最後まであきらめずに勉強すればよい結果が出ると思います。公務員試験の勉強以外に忙しかった私でも合格できたので、みなさんも頑張ってください！