真の法律家・行政官を育成する「伊藤塾」
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法律の初学者でも十分に試験に通用するレベルにまで持っていくことができる、そうした理由から伊藤塾に決めました。

厚生労働省

Y・F さん(21歳)
 

合格者イラスト
早稲田大学政治経済学部4年在学中
●最終合格: 国家総合職
●内定:厚生労働省
●予定進路先:厚生労働省 

受講講座:〔入門講座〕国家総合職(法律区分)プラス国家一般職・地方上級本科生+リーガルトレーニング
 
 

はじめに

就職活動を行うにあたって、公務員をひとつの選択肢として考えたのは、今までの自分の体験や学生生活を通じて、「こんな未来になればいいな!」と思い描いたとき、私が公務員として働くことで、少しでも力になれればと思ったためです。しかしながら、公務員には民間企業の就職活動に比べ、“試験”という壁が最初に立ちはだかります。試験勉強にはなるだけ時間を割きたくない、法律の初学者でも十分に試験に通用するレベルにまで持っていくことができる、そうした理由から伊藤塾に決めました。

私がとった勉強方法

専門試験(多肢選択式)について

法律職の場合、一次試験はもちろん、二次試験でも憲法・民法・行政法が非常に大きな比重を占めています。私は結局、10月下旬頃からのスタートであったため、年内はこの3科目だけを特に集中的に勉強することとしました。具体的な勉強方法としては、インプットとアウトプットのバランスを大切にしました。インプットではひとまず全体像をつかめるように、最初は多少わからないことがあってもあまり気にせずに進めていました。そして、一区切りついたところで、過去問を使ってアウトプットをする時間を設けるようにしていました。

専門試験(記述式)について

記述試験対策においても、多肢選択式と同様に過去問を大切にしました。ひととおり、各科目のインプットとアウトプットが終わったところで一度記述式の過去問にチャレンジしてみたのですが、最初はびっくりするぐらい書けませんでした(笑)。記述式の勉強は、多肢選択式で忘れがちな全体像の理解が必要になってくるな、と実感したのもこの頃であったと思います。記述式は、試験直前になると「ひとまず、一次試験!」という思いが強くなり、どうしても後回しになってしまう傾向にあるのかなと思います。そのため、1月頃までは少し意識的に取り組んでいく必要があるように感じました。

基礎能力試験(多肢選択式)について

私は附属校出身であるため、できれば一般教養にも時間を割きたいと考えていたのですが、試験全体に占める割合、範囲が広範であり対策が難しいことから、試験全体としては専門試験に重きを置き、基礎能力試験対策は知能系だけに集中することとしました。午前中や専門試験の勉強の合間にコツコツと過去問に挑戦していました。

政策論文試験(記述式)について

政策論文に関しては、本来ならば論文の書き方などの学習をするのがよかったかと思いますが、私の場合は専門試験対策で手一杯となってしまい、結局全く対策をせずに試験を受けることになってしまいました。こちらも、どうしても後回しになってしまう傾向にある科目かと思いますので、試験がまだ迫ってきていない段階で、一度、対策ができるとベストだと思います。

面接対策について

就職活動が終わった友だちに相談をしました。公務員試験受験者がいよいよ面接という時期には、多くの民間企業では就職活動が終わっているため、エントリーシートの書き方から面接の臨み方、注意事項と本当に参考になりました。もちろん民間企業とは勝手が違う部分もあるかと思いますが、基本的な重要な部分については同じなので、いろいろと教えてもらったり、相談に乗ってもらうことが一番いいと思います。

官庁訪問について

伊藤塾の「面接BOOK」や昨年、官庁訪問を経験した先輩から話を聴いて全体像をつかんだあとは、前述のように民間企業の友だちに助けてもらいながら、訪問する予定の省庁毎に準備を行いました。具体的には、各省庁の志望動機や自己PRなど確実に質問されると予想される項目についてメモを作成しました。こうした事前の準備を可能な限り行っておいたことで、官庁訪問当日も少しリラックスして臨むことができたように思います。

受講形態と伊藤塾の学習個別フォロー

私は勉強を本格的にはじめたのが、10月下旬頃であったため、在宅インターネットを中心に学習を進めていきました。インターネットクラスは自分の予定と照らし合わせながら、学習を進めていくことができることが最大のメリットだと思います。ひとりで勉強をしていて、よくわからなかった点については、「塾生の部屋」に設けられている質問コーナーを活用することで十分にフォローすることができました。

直前期と試験当日

直前期は、公務員試験六法を使い、条文と判例の読み込みを行うなど、当日1点でも多く得点できるよう詰め込みを中心に行っていました。試験日前日には、1時間ほどかけてゆっくりとランニングをするなど、体を使ってリラックスをするように努めていました。

合格、内定と進路決定

私は来年の4月から厚生労働省で働くことになりましたが、この選択、結果が出るまでには本当にたくさんの方々とお会いし、相談に乗っていただいたように思います。改めて振りかえってみますと、最初は民間企業や公務員に限らず、幅広い選択肢を検討することが、大切だったのかなと思います。

モチベーションの維持について

メリハリをつけることが大切であると改めて実感しました。やるときはやる、遊ぶときは勉強のことなどを一切忘れ去り徹底して遊ぶ、ということができる友だちがいたからこそ、大変な試験勉強も乗り越えることができたのではと思います。

最後に

公務員試験は科目も多く、また勝負の時期が民間の企業に比べて少し遅めであることから、周りがどんどん自分の進む道を決めていく姿を見ていると、焦ったり、後ろ向きな気持ちになってしまったりと大変なことも多々あるかと思います。私自身も、「もう1年かかるかもな」と弱気になっていた時期が多々ありました。そんな私でもいろんな人に助けてもらいながらではありますが、なんとか乗り越えることができました。きっと皆さんなら「やればできる」と思います。ぜひ、こうして挑戦をさせてもらえる環境に感謝をしつつ、がんばってください!!