真の法律家・行政官を育成する「伊藤塾」
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法学部以外出身。受験まで約半年のスタートも、わかりやすい講義と講師陣の親身なサポートで合格。

特別区

K.Aさん(22歳)
 

合格者イラスト
早稲田大学政治経済学部4年在学中
〔受講講座〕
入門講座:国家総合職(法律区分)プラス国家一般職・地方上級本科生+リーガルトレーニング

◆最終合格/特別区Ⅰ類、国立大学法人
◆内   定/特別区、国立大学法人 
◆予定進路先/特別区

はじめに

私は、もともと民間企業への就職を考えていましたが、大学3年生の夏休みに帯広市役所でインターンシップを経験し、そこで働く職員の方々の姿に憧れて公務員を目指すことを決意しました。そのため、学習をスタートしたのは大学3年生の10月からで、なるべく効率よく勉強したいと考えていました。多くの受験指導校へ説明を伺いに行ったところ、伊藤塾は公務員試験で避けては通れない法律系科目の講義の質が高いという評判を聞き、最終的に伊藤塾を選びました。さらに、校舎を訪れた際「頑張れば今からでも受かる」ということを一番強く言ってくださったのが伊藤塾だったことも決め手となりました。独学でも大丈夫かなとも思っていましたが、今振りかえってみれば、公務員試験科目にはそれぞれにコツがあり、それを身につけることが合格への近道なので、伊藤塾に通って本当に良かったと思います。
 
 

私がとった勉強方法

専門試験(多肢選択式)について
 

「2倍速で講義を聴いた後、すぐに過去問を一通り解き、再度受講してからまた一から復習する」という方法をとりました。私は理数系科目が弱かったため、経済学と財政学が全く得点源にならず、法律系科目や行政系科目で得点しなければなりませんでした。行政系科目は大学である程度学んでいたため、一番自分にとってチャレンジだったのは法律系科目でしたが、実際は特別区の試験で一番手ごわいとされる民法において、ミスは1問で抑えることができました。法学部生でない私が民法を得意科目にできたのは、やはり伊藤塾の講義のおかげだと思います。法律系科目をすべてビジュアル的に説明してくださるので、法律をはじめて学んだ私でも、法律の考え方、判例の読み方からマスターすることができました。その結果、本試験で知らない問題が出題されても自分で考え、見事攻略することができました。専門試験の対策としては「これ完」をできるようになるまで、何度も解くことが必要だと思います。伊藤塾の過去問集は、解説がわかりやすく、持ち運びにも優れたサイズなので、少しでも空き時間があれば利用し、1問でも1回でも多く過去問を解くことが大切だと思います。

基礎能力試験について

「毎日全ての教科に短時間でも触れる」ことを意識しました。特に数的処理は1日1問でも解くようにしました。一方で、得点源になる文章理解も、より正確に解けるように練習しました。坂本講師の文章理解の講義では、「文章を全て読まなくても正確に答えを導けるコツ」を学ぶことができました。基礎能力試験は、専門試験以上に時間との勝負ですので、早く正確に解ける方法を教えて頂いたことは、非常にありがたかったです。講義での坂本節が大変面白く、勉強に行き詰まったときは、坂本講師の講義を聴くことが気分転換にもなりました。私は大学受験を経験していないので、人文科学などは歯が立たない状況だったので、人文科学の日本史と世界史はあきらめ、その代わり数的処理や文章理解など得点を多く取れる科目に時間を割きました。基礎能力試験には、「勉強する範囲は広いけれど出題数は少ない」科目が多くあります。そのため、自分の得手不得手に合わせて取捨選択することが非常に重要だと思います。

論文試験について
 

添削つきの論文講座を受けたのみでしたが、試験では自分でも納得の文章を書くことができました。さらに、設問も2問とも伊藤塾の予想問題がそのまま出たので、どちらを書こうか悩めるという贅沢な経験ができました。市販の論文対策本だと、どこを修正すればよいのかなどが曖昧なのですが、伊藤塾では「何が良くて何が悪いか」をはっきりと教えてくださるので、自分の欠点を直しやすかったです。

面接対策について

エントリーシートの添削でも模擬面接でも、講師が、どこが悪いかをはっきり指摘してくださいました。さらに、私は面接直前にもかかわらず、調べるべきものを間違えていた結果、穴だらけだったのですが、講師が重要ポイントを書いた手書きのメモを届けてくださり、本当に助かりました。伊藤塾ではここまでやってくれるのかと感動しました。  

受講形態と伊藤塾の学習個別フォロー 

私は在宅インターネットクラスを受講していました。勉強をはじめた時期が遅かった私にとって、2倍速で受講できるインターネット講義は最適でした。2倍速での受講は、はじめは早いと感じるかもしれませんがだんだん慣れてきます。さらに、問題を解くときの頭の回転も速くなるので一石二鳥でした。さらに、インターネット講義でも、講師に質問することができ、丁寧な回答を返してくださるので、とても心強かったです。  

直前期と試験当日 

専門試験に関しては、試験当日の2週間前くらいから10日間、1日100問以上というノルマを自分に課し、全ての問題を解き直しました。基礎能力試験は、文章理解・数的処理を毎日解くとともに、地理、生物、地学など、暗記系の科目を重点的に勉強しました。試験当日は、開始時間に遅れてしまっては元も子もありませんし、試験会場でも勉強するのは十分可能ですので、なるべく早く会場に到着することをおすすめします。試験当日、直前に確認するべきものだけを書いた数十ページほどのノートを作っておくと便利だと思います。

モチベーションの維持について 

勉強しているのに過去問で合格点が取れなかったときなど、精神的につらいときはたくさんありました。そのようなときは、初心にかえり、インターンシップのときの写真や職員の方とのメールを見返し、モチベーションを保ちました。さらに、伊藤塾で開催される省庁説明会に参加し、気分転換をしていました。  

最後に 

私は、公務員試験の勉強をはじめた際は、国家公務員を希望していました。しかし、説明会等に参加するうちに違和感を持つようになりました。特別区の説明会に参加して「ここだ」と思ったので、時期もすでに2月でしたが、覚悟を決めて試験科目が随分異なる特別区に志望を変更しました。ですが結果、内定をいただくことができました。就職後も初心を忘れず、真摯に職務に遂行したいと思います。みなさんも、志望先で悩むことがあると思いますが、やる気が出なくなってしまうのが一番もったいないので、自分の心の声に耳を傾けて、自分の信じる道を進んで行ってほしいと思います。