法律科目の指導に強い伊藤塾なら、精神的、肉体的、時間的ゆとりを持って強を続けることができます。
K.Yさん(21歳)
◆ 最終合格 : 国家総合職、労働基準監督官A
◆ 内 定 : 労働基準監督官
◆ 予定進路先: 労働基準監督官 ●伊藤塾受講講座:
〔入門講座〕裁判所職員一般職専願コース
※プロフィールは、2015年合格時点のものです。
はじめに
私は大学で学んだ法律や政治学を活かすことができる職業に就きたいと考えて、法律や政治学を社会・国民のために駆使する公務員を目指そうと思いました。実際に公務員の勉強をはじめたのは大学2年生の2月からで、伊藤塾に通いはじめたのは3年生の4月からです。私は大学のゼミ活動が忙しく講義型の受験指導校に通うことが難しかったので、インターネット講義を行っており、なおかつ、司法試験や公務員試験で高い実績を誇っていることから伊藤塾を選びました。2ヶ月ほど独学で勉強していましたが、体感ですが伊藤塾での勉強は独学の 5 倍以上の効率で勉強できたと思います。
私がとった勉強方法
専門択一について
択一試験の総論として、私は講義を聴いたその日のうちにその範囲のこれ完の問題を解き、次回の講義がアップロードされる前にもう一度解くといった勉強方法を行いました。これ完を1,2回目に解くときはアウトプットを目的とするよりもインプットを目的として行いました。これ完は問題の肢ごとに解説があるので、わからなかったり、あやふやだったりする肢は解説をしっかりと読み込むことによって自分の弱点の効率的な補強ができます。そして、全ての講義を視聴し終わったら、これ完の3回目の演習を行いました。3回目からはアウトプットとして行い、単に問題の正誤だけを気にするのだけではなく全ての肢を検討し、肢のどの点がどのように間違っているかを判断できるように訓練しました。
専門択一試験は教養択一試験よりも配点が高いことが多く、一次試験において最も重要です。特に暗記が中心となる科目は、勉強量によって大きな差が出ると思います。このため、多くの受験生の方が効率のよい勉強方法を求めていると思います。私が思う効率のよい勉強方法は伊藤塾のこれ完をひたすら解くことだと思います。一見効率の悪い作業のように見えるのかもしれませんが、これ完は公務員試験に何度も出た問題が掲載されているので、これ完を完璧にすることによって本試験で過去問の焼き直し問題を確実に得点できます。また、問題ひとつひとつに丁寧な解説が載せられているので解説を読み込むことで、その分野における発展問題や類題にも対応できます。これ完1冊あれば、他社のテキストを購入する必要も解く時間も必要ないと考えます。
専門記述について
国家専門職試験や裁判所事務官試験など、専門記述試験を一次試験と同じ日に行う試験種が多いです。このため、一次試験の日までに専門記述を書けるようにならなければなりません。しかし、直前期は択一式試験の勉強に手いっぱいになるので専門記述に時間を割くことは難しいです。そこで、私は答案を書ききる訓練よりも、答案構成の訓練を行いました。伊藤塾は司法試験で大きな成果を誇っており法律科目の専門記述にはとても強い受験指導校だと思います。その伊藤塾の専門論述のテキストに従って答案構成を何度も行い訓練することによって短時間で専門論述に慣れることができました。
基礎能力試験について
基礎能力試験で合否を分けるのは、多くの試験種で出題数の約4割を占める数的処理だと思います。私は数的処理のこれ完を何度も解きました。特に間違えた問題は自分で解くことができるまで解きなおしました。これ完を3回解き本試験に臨んだところ、国家総合職試験を含め、全ての試験種で数的で7割以上得点できました。
一般論文試験について
教養論文試験は択一の時事対策と並行して行いました。時事対策をすることによって、教養論文に必要な時事データをインプットしました。足りない知識は伊藤塾のテキストでよく出る項目として取り上げられている範囲を読み込むことによって補いました。
面接対策について
面接試験において重要なカギとなるのは面接カードです。私は何度も伊藤塾で面接カードを添削してもらいました。そして、その面接カードをもとに面接の指導を伊藤塾の講師の方に行ってもらい本番同様の質問に答えられるように訓練しました。
受講形態と伊藤塾の学習個別フォロー
在宅インターネット受講でした。私は大学のゼミ活動が忙しく決まった時間に受験指導校に通学することができなかったのでとても助かりました。また、インターネットを通じての質問も行うことができること、長い公務員試験の勉強で不安になったときはカウンセリング制度があることから直接講師と会えないといったデメリットを大きく感じることはありませんでした。また、伊藤塾のインターネット講義は何度でも視聴できるという大きなメリットがあります。苦手な分野を自分が納得できるまでインターネット講義を見直し、苦手の克服を効率よく行うことができます。
直前期と試験当日
直前期はこれ完で今まで間違えてきた苦手分野の問題と教養試験の世界史などの暗記科目に力を入れて勉強しました。そして、直前期では伊藤塾の直前対策講義がとても役に立ちました。直前対策講義で出題予想された範囲を中心に復習することで限られた時間で効率用勉強をすることができました。
試験日当日は遅刻や体調不良にだけ気をつけて早寝早起きを心がけました。電車内や待ち時間はこれ完で多く間違えたところを見直していました。
合格、内定と進路決定
国家総合職と労働基準監督官に最終合格しました。国家総合職では第3クールで落とされてしまったので内定はもらえず、内定をもらえたのは労働基準監督官だけだったので労働基準監督官の道を進むことにしました。
モチベーションについて
他人と差をつけるために毎日休まず勉強しようと考えている人もいるかもしれませんが、休むことも重要だと考えます。週に1回ボランティアに参加して勉強から離れて気分転換をしていました。モチベーションが下がったときはOBの先輩に相談したり、合格体験記を読んだりすることで将来の自分を想像してモチベーションを高めました。
最後に
公務員試験はとても長い闘いです。科目数も多く、かなりの勉強量を必要とされます。私が公務員試験を終えて一番大きく感じたことは伊藤塾に入塾したおかげで独学よりも楽ができたことです。伊藤塾の精練されたカリキュラムのおかげで効率よく出るところだけ勉強をすることができました。そのおかげで、他の人よりも精神的、肉体的、時間的ゆとりを持って公務員試験を戦い抜くことができたと思います。
みなさんもこのカリキュラムを信じて最後の最後まで勉強すれば大きな成果を上げることができると思います。頑張ってください!