真の法律家・行政官を育成する「伊藤塾」
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WEB受講をうまく活用して部活と両立。早めのスタートで、重要な法律科目を徹底的に学習しました。

京都府庁

T.Cさん(21歳)
 

合格者イラスト
◆ 出身大学 : 同志社大学法学部4年在学中
◆ 最終合格 : 京都府、東京都 I 類B、国家一般職、裁判所一般職
◆ 内  定 : 京都府庁、東京都庁
◆ 予定進路先: 京都府庁 ●伊藤塾受講講座:
〔入門講座〕地方上級・国家一般職本科生+択一・記述トレーニング(2年コース)

※プロフィールは、2015年合格時点のものです。


はじめに

自分の利益ではなく人のために働ける仕事がしたいと考え、大学で学んだ法学を活かせる進路として公務員を選びました。体育会の部活に所属しており通学で勉強することは困難だと考えたため、通信で受講でき、法律に強いと聞いていた伊藤塾を選びました。早く勉強をはじめたほうがいいと思い大学2年生の春から伊藤塾で勉強をはじめました。2年生のうちは法律科目を中心に勉強していました。部活やゼミなどが忙しかったため、本格的に勉強しはじめたのは3年生の9月頃でした。

私がとった勉強方法

専門試験(択一式・多肢選択式)について
 

法学部生だったので法律の勉強は講義を2倍速で聴いてこれ完を繰り返し解きました。憲法・民法・行政法は配点が大きく、受験した全ての試験で使う科目だったため5回以上解きなおしました。政治学・社会学などの科目ははじめて学習する科目でしたが、講義を受け、これ完を解いてわからないところはもう一度講義を聴くなどして学習しました。
経済学・財政学は苦手意識が強く、勉強しはじめたころはほとんど解けませんでした。しかし、青野講師は基礎的な問題の解き方も丁寧に教えてくださったので、これ完やテキストの基本問題で演習を続けることで少しずつ正答できるようになりました。これ完で繰り返いし同じパターンの問題を解いたことで本番では経済学と財政学を得意科目にすることができました。

専門試験(記述式)について

東京都庁、裁判所事務、参議院事務総合職などを併願していたため、専門記述の勉強には時間をかけて取り組みました。大学で勉強した憲法・民法・行政法に加えて行政学・社会学の5科目を対策しました。法律科目はこれ完や大学の授業での知識で対応することができました。行政学・社会学については4月から専門記述の勉強に取り組み、勉強時間も短かったため、模範答案を覚えることにしました。模範答案だけでは理解できないところはテキストを参考に自分で書き込んで答案を作りました。実際に時間を計って書く練習はほとんどできませんでしたが、余裕があればしたほうがいいと思います。

基礎能力試験(多肢選択式)について
 

大学受験の勉強をしたことがなかったため、自然科学や人文科学は得点源にできませんでした。基礎能力試験は、数的処理、時事の勉強に時間を使いました。数的処理は自分が受けない試験も含めて過去問を5年分解き、間違えたところは繰り返し復習しました。

一般論文試験・教養論文試験(記述式)について

教養論文試験に向けて文章の書き方の勉強は特にしませんでした。東京都と京都府の対策としてはそれぞれの自治体が取り組んでいる政策を調べました。時事の知識も教養論文には役立ちました

面接対策・模擬集団討論について
 

面接対策は京都校でWebカメラを使った模擬面接を受けました。政策の知識不足などを指摘していただき、具体的なアドバイスをもらえたことで自信がつきました。大阪梅田校で行われた模擬集団討論は、家では勉強していては会えない同じ伊藤塾で学ぶ仲間に会うことができてモチベーション維持につながりました。

官庁訪問について

今年から官庁訪問の日程が変更となり例年の情報が使えない中での官庁訪問となりました。少しでも気になる省庁については説明会に積極的に参加してアピールすることが大切だと思います。官庁訪問ではいきなり集団討論や集団面接が行われることもあるので準備をしておく必要もあると思います。

受講形態と伊藤塾の学習個別フォロー 

在宅インターネットで受講していました。講義を聴くことよりこれ完の演習に時間を使いたかったので2倍速で受講するようにしていました。インターネットを利用するとわからないところを繰り返し受講することができるので助かりました。通学などの空き時間にもインターネットで聴くことができたので効率よく勉強することができました。

直前期と試験当日 

試験2ヶ月ほど前から時間を決めてより多くの科目を勉強できるように取り組みました。午前中は教養の過去問演習、午後は専門科目というように試験当日の時間に合わせて勉強しました。試験前日は早く休み、当日は新しい知識を入れようとしてもあわてるだけなので過去に解いた問題で苦手だった問題や直前期の講義で紹介された問題を確認する程度にとどめるようにしていました。

合格、内定と進路決定 

裁判所事務、東京都 I 類B、国家一般職、京都府に最終合格しました。東京都と京都府から内定をいただき、裁判所からも希望の裁判所で採用することができるとの連絡をいただくことができました。もともと京都府が第1志望でしたが、法学部で学び、法律に関わる仕事をすることができる裁判所で働くことにも魅力を感じ、辞退連絡の期限ぎりぎりまで悩みました。しかし、幅広い仕事に関わることができること、若手にも責任ある仕事を任してもらえることなどから京都府で働くことを決めました。

モチベーションの維持について 

一緒に公務員試験を目指す友達を作ることが大切だと思いました。お互い切磋琢磨することで合格できたと思います。また、ずっと勉強ばかりしていては疲れてしまうので、半日ほど勉強しない時間を作り、買い物や甘いものを食べに行くなど気晴らしをすることも大切だと思いました。

最後に 

春から京都府をより魅力ある地域にできるように仕事に取組んでいきたいと思います。公務員を目指す理由は人それぞれだと思いますが、自分がなぜ公務員になりたいのかを忘れずに勉強や面接対策に取り組んでほしいと思います。公務員試験は努力を続ければ必ず合格することできます。勉強を続けるのは大変だと思いますが最後まであきらめずにがんばってください。