真の法律家・行政官を育成する「伊藤塾」
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将来を考えて民間企業から転職を決意。伊藤塾なら,WEB受講でも一人ひとりを最後まで親身にサポートしてくれます。

東京国税局

T.Jさん(24歳)
 

合格者イラスト
◆出身大学 : 慶應義塾大学経済学部卒業
◆最終合格 : 国税専門官、国家一般職
◆内  定 : 東京国税局(国税専門官)、横浜税関(国家一般職)
◆予定進路先: 東京国税局 ●伊藤塾受講講座:
〔入門講座〕地方上級・国家一般職本科生+択一・記述トレーニング
〔オプション〕併願商法

はじめに

私は大学を卒業した後、住宅関係のメーカーに営業職として勤務しておりました。そこで得られる達成感ややりがいは大いにありましたが、私の隣で 20 年以上私と同じ仕事をしている上司を見て、自分の将来に不安を抱きました。そんな時、学生時代の新卒で公務員になった友人から、公務員にも様々な種類があり仕事も幅広いという話を聞き公務員を目指してみようかなと思ったのがきっかけです。伊藤塾を選んだ理由は、その友人が伊藤塾の講座で公務員試験に合格したこと、値段が他の受験指導校に比べ良心的だったこと、大手公務員試験受験指導校に比べ質問がしやすそうだった点が決め手です。 
公務員試験は独学でも合格できなくはないですが、やはりこの試験の最大の難点は科目数や範囲が膨大でどのレベルまで勉強すればいいのかわからないということだと思います。その点、伊藤塾はよく出る点を重点的に指導し合格レベルを示してくれるので、どこまで学習をすればいいのかが明確でした。

私がとった勉強方法

専門択一試験について
 

大学時代は経済学を専攻していましたので、公務員試験では避けて通れない法律系科目は全くの初学者でした。憲法・民法・商法を担当している内田講師は難しい法律独特の言い回しを日常の具体的な例やわかりやすい言葉に置き換えるのがとても上手く初学者の私でもすんなりと理解することができました。 
どの専門科目でもそうですが、講義を見た後は内容を忘れないうちにその範囲のこれ完(問題集)を解いていました。そして講師の方がおっしゃっていますが、どの問題も正解の枝を選んで終わりではなく、全ての枝に関してどの部分が間違いなのかを常に意識していました。 
これを全科目本番の試験までに最低でも 3 回繰り返せば自然と合格レベルは超えます。私は本試験までに経済系科目は4 回、法律系科目は 5 回解きました。

専門記述について

基本的に択一試験の勉強をしっかりとやっていれば課せられた書くべき内容はわかるのですが、はじめてだと論文の書き方などで戸惑うと思います。 
私のやり方はいたってシンプルで、伊藤塾で貰った模範解答の中で出題されそうな論点を、自分で読み上げた音声をスマートフォンで録音し移動の際に常に聴いていました。これで完璧に覚えられるわけではありませんが繰り返し流して聴いていると頭の中に独特の言い回しが残り、試験中アウトプットする作業がスムーズにできたと思います。 
もちろん直前期には 10 論点ほど実際に書いてみて自分の書くスピードや知識で曖昧な所のチェックを行いました。

基礎能力試験について
 

公務員試験の中でも国家系の試験は数的処理と文章理解のいわゆる知能科目の配点が高いため攻略が絶対です。私は公務員試験の勉強の中でも数的処理に一番時間をかけたと思います。文章理解(国語)は毎日数問でもいいので必ず時間を計って解き、鈍らせないようにしました。また相澤講師に教わったように、英語は英字新聞などの短い記事を毎日読んでおいたのが時事問題にも活きて一石二鳥でした。 

一般論文試験について

国家一般職の試験では択一試験の他に教養論文の試験が課せられます。しかし、国家一般職の論文試験に関してだけ言えば、差が付きにくく配点ウェイトも低いです。私は坂本講師の講義を受けた後は模範解答を読み込んで、だいたいの文章構成だけを直前に頭に詰め込んで試験に臨みました。

面接対策について 

模擬面接は松田講師から良かった点と直すべき点の細かなフィードバックをいただきました。本番までに直すべき指摘して頂いた点を対策することで自信を持って臨めました。伊藤塾で配布された面接対策 BOOK には過去の面接での質問や気を付けるべき点のデータが膨大にあり、それらを眺め自分なりの応答をイメージするだけでも非常によい面接対策になっていたと思います。

官庁訪問について 

今年から日程変更に伴い官庁訪問の期間が大幅に短縮されました。それにより、官庁訪問の前から各省庁、官庁でも選考じみたことを行うとこが多いです。実際に、私の訪問した横浜税関も「ベテラン職員による説明会」とは名ばかりの人事 3 人との個人面談があり、後日「あなたの評価が良かったので官庁訪問にぜひ来てほしい。」との囲い込みがありました。 
来年は日程がどうなるかわかりませんが、これが続くようなら間違いなく短期決戦になります。官庁訪問期間前に行われるただの「業務説明会」でも事前にその省庁に関する下調べはしておいた方がいいです。

受講形態と伊藤塾の学習個別フォロー 

私は在宅インターネットクラスで受講していました。インターネットで講義を見た後はほとんど 1 人で学習する日々でしたので不安はありましたが、行政法の講義のなかで講師がさりげなくおっしゃった「我々はこの教室で講義をしていますが、常にこの教室の皆さんとインターネットで講義を受けている皆さんに向けて講義をしているつもりです。」という言葉が忘れられません。 
また、勉強法や精神面で不安で仕方なくなった時に何度か校舎で対面でのカウンセリングを受けましたが、親身になって色々とお話を聞いていただき本当に気が楽になりました。

直前期と試験当日について 

直前期も特に変わったことはせず伊藤塾の直前講義などを視聴して今までの総ざらいと、何度も間違えた問題のチェックに充てました。内田講師の直前民法は重要論点を見直すのに非常に役にたちました。 
試験前日は緊張で 5 時間も眠れませんでしたが、当日は「やれるだけのことはやった」と自分に言い聞かせて何度も深呼吸して臨みました。始まる前はとても緊張していましたが、試験中は驚くほど落ち着いていて、教養、専門ともに自己最高点を出すことができました。

合格、内定と進路決定について 

私は国税専門官と横浜税関から内々定をいただきました。横浜税関の人事の方からは非常に気に入ってもらいありがたかったのですが、秋ごろからずっと専門的なことが学べる国税専門官を第 1 志望に勉強してきたのでそこは迷うことなく国税専門官に決めました。

モチベーションの維持について 

覚悟を決めて会社を辞めた後、私は「毎日 10 時間くらい勉強してやる」くらいの気持ちでしたが講師から「現実的に最初から飛ばし過ぎるのはよくなく、適度に趣味やアルバイトなどをしてだんだんと勉強時間を増やすようにしてください。」と言われました。相澤講師からも精神面や、勉強の環境などのアドバイスをいただきました。様々なアドバイスを参考に、いい具合で直前期まで息切れすることなく集中をキープできたと思っています。

最後に 

新卒の時はあまり将来のことを考えず職を選びました。今回はその反省を活かし数ある公務員の中から国税専門官という道をじっくり考えて選んだので、この気持ちを忘れないで日々向上心を持って業務に臨みたいと思っています。 
最後に、会社を辞めて勉強することを許してくれた両親、ずっと気遣ってくれた友人、最後までサポートしてくれた伊藤塾の講師の方々には感謝してもしきれません。本当にお世話になりました。