将来に向けて自分のやりたいことに気付いてそれに従う道へ進んでください
V さん
◆ 最終合格 :国家総合職 教養区分
◆ 内 定 :経済産業省
◆ 予定進路先:経済産業省
※プロフィールは、2017年合格時点のものです。
はじめに
当初、公務員には興味はありませんでしたが、家族に勧められたことと、自分が一つの物事に根本から向き合うのが好きということもあり、その職に向いているのではないかと思い、公務員を目指し始めました。実際に説明会に足を運んで、職員の方の話を聴いていくうちに魅力的な仕事だと感じて、大学3年生の春に本格的に学習を始めました。伊藤塾を選んだ理由は、進路に悩んでいた大学2年生の冬頃に大学内での相談会に参加したことがきっかけです。相談会でスタッフの方から丁寧にお話を聴けたこと、また内定者の方もいらっしゃったので、やるならここだと思って伊藤塾に決めました。周りに公務員を目指す友達がいなかったので、省庁や面接の情報がなかなか入手できませんでしたが、伊藤塾が省庁説明会や内定者の相談会など、情報を得る場を設けてくれたことがとても役立ちました。
私がとった勉強方法
総合論文・政策論文など自分での対策が難しいものは、伊藤塾の教材をもとに自分で書いてみて一通り解説を読んで自分の答案を見て・・・というように勉強しました。また、数的処理に苦手意識があったので重点的に勉強をしました。講義を全部しっかりと聴いた後に「これ完」をとりあえず一度全部解いて、二度目以降は間違えたところを解き直していきました。全般的に伊藤塾のテキストは市販のものより内容・問題が凝縮されているので、問題を解くには効率よく感じました。
普段の生活と試験対策について
3年次において大学の授業はそこまで多くあるわけではなかったのですが、7月までは大学の授業を疎かにせず平均3時間程度、教養区分直前の8月・9月は公務員の勉強に集中し、毎日平均6時間程度は勉強していました。その中でサークル活動やアルバイトも週2〜3回でやっていたので、メリハリをつけて学習していきました。「内定と進路決定」の理由どこの省庁に行きたいかは結構悩みましたが、最初に経済産業省の説明会に行ってみました。その後は他の省庁も複数行ってなるべく参加しようと思ったことと、あまり興味の幅を狭めたくないということもあり、所掌範囲の広い総務省、国土交通省、経済産業省に漠然と絞っていきました。各省庁の職員の方とお話しすると、「学部などは関係なく自分がどうしたいかに正直になったほうがいい」と言ってくださいました。自分は向いていないという意識をもったままで、後から後悔するのは良くないと思い、その言葉をもとに本当に行きたいところはどこなのかを考えました。官庁訪問直前まではどこの省庁に行きたいのか全く決められていませんでした。たまたま官庁訪問直前に行った経済産業省の最終説明会で、人事の方のお話がすごく印象的に感じました。どこの省庁も魅力的だったのですが、経済産業省は特に仕事に対して全力で、かつ楽しんでやっていることがストレートに伝わりました。その想いが他の省庁とは違うように受け取れたことと、いちばん最初に説明会に行ったときに感じた公務員に対する魅力は経済産業省に対する魅力でもあったんだと自分自身で感じて、経済産業省にチャレンジしてみようと思い、官庁訪問で1日目に訪問することを決めました。
「内定と進路決定」の理由
どこの省庁に行きたいかは結構悩みましたが、最初に経済産業省の説明会に行ってみました。その後は他の省庁も複数行ってなるべく参加しようと思ったことと、あまり興味の幅を狭めたくないということもあり、所掌範囲の広い総務省、国土交通省、経済産業省に漠然と絞っていきました。 各省庁の職員の方とお話しすると、「学部などは関係なく自分がどうしたいかに正直になったほうがいい」と言ってくださいました。自分は向いていないという意識をもったままで、後から後悔するのは良くないと思い、その言葉をもとに本当に行きたいところはどこなのかを考えました。 官庁訪問直前まではどこの省庁に行きたいのか全く決められていませんでした。たまたま官庁訪問直前に行った経済産業省の最終説明会で、 人事の方のお話がすごく印象的に感じました。どこの省庁も魅力的だったのですが、経済産業省は特に仕事に対して全力で、かつ楽しんでやっていることがストレートに伝わりました。その想いが他の省庁とは違うように受け取れたことと、いちばん最初に説明会に行ったときに感じた 公務員に対する魅力は経済産業省に対する魅力でもあったんだと自分自身で感じて、経済産業省にチャレンジしてみようと思い、官庁訪問で1日目に訪問することを決めました。
どのようにモチベーションを維持しましたか
私は教養区分の試験が終わって民間就活をしていました。民間企業のほうが早く内定が出るのでこっちのほうがいいのではないかと思ったこともありました。でも、その間にも公務員のワークショップやイベントに積極的に行くようにしていました。そういうものに参加すると公務員と民間企業とではできることの大きさが違うと改めて感じ、自分がやりたいのは公務員だなと毎回感じることができました。そのようにして最後まで頑張ろうと思うきっかけを自ら作ることで、モチベーションの維持に繋げていました。また、OB 訪問などで職員の方と話すこともモチベーションの維持に繋がりました。それぞれの方がなぜ公務員になったのか、どういうことがやりたいからこの仕事をやっているのかと正面からお話してくれることも、モチベーションの維持に繋がりました。それを聞くことで、公務員はやはりいいな、自分もこの人たちと働きたいなと思わされました。
最後に
私は、公務員になるにあたって、なぜなろうと思ったのか、自分の当初の気持ちを忘れないで、なるべく固定観念を持たずにいろいろな人と関わり合いながら視野を広めていけるように仕事していきたいと思っています。最終的には、自分が仕事をする中で社会にある一つの問題を少しでもいい方向にしたいと考えているので、その実感を持てるように、これから就く仕事を頑張りたいです。これから受験する方の中には、やはり面接で語れるエピソードがないと悩んでいる方もいるかと思います。私も人事院面接も官庁訪問での面接も語れるエピソードは特になかったので、今までどういう考えでやってきたか、やってきた姿勢をアピールしました。取り立てて「これ!」と言わなければならないわけではなく、自分がどういう姿勢で生きてきたかを伝えられれば、実績などがなくても特に身構える必要はありません。そして、自分の進路はどれが一番良いのか悩むこともあると思います。でも、最後は絶対心のどこかで自分はこうしたいって思っていることがあるはずなので、それに気付いてそれに従う道へ進んでいければいいのではないかと思います。自信がなかったりすることもあるでしょうが、自分が「こう思う!」というものがあれば、相手には必ず伝わります。自分のことを信じて自信を持って、でもやるべき努力はして前に進んでいってください。