はじめに

高校生の頃に、恵まれてきたそれまでの自分の生活を振り返り、将来は、なにか日本という国に貢献できる仕事がしたい、日本を背負って立てる仕事がしたい、スケールの大きな仕事がしたいと思い、漠然とでありますが国家公務員になりたいなと考えるようになりました。国家総合職試験の法律区分の合格は簡単であるという噂を耳にしていた私は、法
学部の学生であったこともあり、独学での合格を目指し勉強を始めましたが、初学者にとって法律はなかなか手ごわく苦労していました。そんなときに出会ったのが伊藤塾でした。伊藤塾の体験講義を受けてみると、テキストは見やすい、講師の説明はわかりやすい、という目から鱗のものでした。もちろん他の受験指導校も候補には入れて考えたのですが、法律をしっかり学びたいという気持ちがあり、法律を学ぶという点に関して伊藤塾の右に出る受験指導校はないと思い、伊藤塾への入塾を決めました。また、このときに、教養区分と併願できるという説明を受け、併願コースを選択しました。

私がとった勉強方法

結論から申し上げると、大学３年生の１２月に教養区分で合格したため、法律区分は受験していませんが、憲法・民法・行政法の講義は非常にわかりやすく、初学者にとって嬉しいものでした。非常にわかりやすいため、２倍速にしても容易に理解することができ、法律の学習効率を上げることができました。また、伊藤塾のスタッフの方が、時々電話で進捗を相談する機会を設けてくださり、Web 受講であっても、自分の進捗をしっかり確認することができました。最終的に法律区分で受験することはありませんでしたが、伊藤塾で学んだことは、大学の法学部の試験対策に大きく役に立ちました。

普段の生活と試験対策について

大学では運動部に所属しており、多くの時間を試験勉強に割くということは難しい状況であったので、伊藤塾をフル活用して、効率的に勉強を進めることを意識しました。その点、伊藤塾の教材（テキスト、講義）は効率を最優先した作りになっているので、私のスタイルにぴったりでした。また、これほどまでにわかりやすい講義であれば、疲れている状況であっても、しっかり理解が進むので、非常に助かりました。

「内定と進路決定」の理由

央省庁の内定をいただきました。かねてより目指していた進路であったため非常に嬉しい気持ちでした。

どのようにモチベーションを維持しましたか

まったく勉強をする気力が起こらないとき、だんだん試験まで時間が無くなっていき絶望感に駆られるときが、私にもありました。そんなときは、自分が目指している中央省庁に採用され、働き始め、キャリアを重ねていく姿や、応援してくれている家族や友達の姿をイメージするようにしていました。そうすることで、「やってやろう！」という気持ちが自然とわいてきて、勉強へのモチベーションを高めることができました。また、各省庁の開催している業務説明会に行くことで、より入省後のイメージを膨らませることができました。

最後に

日本を良くしたいという初心を忘れずに働き続けたいと思っています。また、振り返ってみて、中央省庁で働きたいという気持ち・目的が人一倍強かったからこそ、ここまで頑張ってこられたと思っているので、これからも強い気持ちや、目的を持ち続けて頑張っていきたいと考えております。
これから国家公務員を目指される皆様も、どうか初心を忘れずに最後まで頑張っていただき、目標を達成していただけたらと思います。
最後になりますが、応援してくれた家族、友人、伊藤塾の講師、スタッフの方々をはじめ、多くの方々のサポートなくしてここまで来ることはできませんでした。多くの方々への感謝を胸に、精進していきたいと思っております。ありがとうございました。