はじめに

私が公務員を目指しはじめたのは、大学３年生の始めでした。就職先を考え始めるにあたって、社会の多くの人の役に立ち、誇りを持てる仕事をしたいと思い、公務員を選択しました。
伊藤塾を選んだ決め手は、Web 受講が可能なことと教材が網羅的なことです。私は理系の学科に在学していたため、実験やレポートに忙しく、公務員試験勉強をする時間が限られていましたが、スキマ時間や帰宅後の夜でもWeb 講義をコツコツと受講できて、とても便利でした。また、教材が手厚いことも嬉しいです。特に法律科目のテキスト1 冊で初心者からスタートしてレベルアップした後も使い通せる内容でした。また、普段の勉強状況や不安を気軽に相談できるカウンセリングで何度もアドバイスをいただき、軌道修正できたので、伊藤塾を選んで良かったと思っています。

私がとった勉強方法

専門試験（択一式・多肢選択式）について

択一問題の対策は、講義を受け、問題を何度も繰り返し解くことだと思います。講義では、講師が出やすいところを強調してくださいましたので、初学者の私でも大事なポイントがすんなりと理解できました。講義で科目の全体像がつかめたら、次は問題演習です。｢これ完｣と呼ばれる過去問集に取り組みます。講師からのアドバイスで、3回以上解くことを目標にしました。私がおこなった解き方は、（1）何を間違えたのか一言で書き込む（2）その日の日付を書く、です。原因を一言で要約することで頭が整理されます。日付をつけることで、日にちをあけて復習するタイミングが明確になります。また、内容がイマイチ頭に入らない、覚えられないなどの悩みがあったときは、講師カウンセリングで勉強方針やペースなどの変更のアドバイスをいただいて、壁を乗り越えるようにしました。
最終的には、｢これ完｣を5～6回解いていました。1～3回目は、テキストを参照しながらじっくり解きました。4回目以降は、何度も間違えた選択肢だけを、解くというよりも｢読む｣といった方法で記憶を定着させました。

専門試験（記述式）について

伊藤塾の記述講義では、必ず記述しなければならない項目を明確にしながら説明してくれます。これがとてもわかりやすかったです。それを踏まえたうえで、記述項目を箇条書きにしたメモを何度も記憶する作業をした後、それを文章でつなげて記述してみます。ポイントは自分の言葉で記述することです。そうすれば、記憶しやすいです。
私は、｢都庁ゼミ｣に参加しました。そこでは、記述対策を講師と議論し合いながら確実に覚えるという良い機会がありました。

基礎能力試験（多肢選択式）・教養試験（択一式）について

数的処理がとても苦手だった私は、｢数的処理の質問会｣に何度も足を運びました。そこでは、公務員試験合格者の先輩にわからない問題を質問し、本番で解くときのようなリアルな思考で解説していただきました。質問会に参加するたびに、苦手な分野が減っていきました。はじめは実際の過去問で16問中3問程度しか正答できなかった私が、10問以上できるようになりました。

一般論文試験・教養論文試験（記述式）について

書いたら必ず講師に添削してもらい、改善点を次に活かすようにしました。2～4月ごろにかけて練習しました。

面接・集団討論について

面接対策は、面接カードから始めました。書き方をカウンセリングで指導いただき、書いたら見てもらう、これを繰り返しました。｢都庁ゼミ｣では、志望動機をみんなの前で言う練習がありました。内容はもちろん、話すときの姿勢や態度なども身につけることができて、人前で話すことに慣れることができました。直前期には、面接練習を複数回行いました。
集団討論の練習では、一人ひとりに良い点・悪い点をアドバイスしていただいたので、とても役立ちました。

普段の生活と試験対策について

普段の生活では、両立を意識しました。大学の勉強とサークル、アルバイト、公務員試験勉強のいずれも力を抜くことなく続けることで、緊張感をキープできました。時間も限られていたので、Web 講義は倍速再生で受講しました。勉強したくても夜更かしはせず、朝型にしていました。実際の試験も日中ですし、生活リズムがしっかりしている方が脳の働きも良かったです。

「内定と進路決定」の理由

結果的に内定をいただいたのが、成田市だけだったので、こちらに進路決定しました。

どのようにモチベーションを維持したか

勉強が思うように進まないときも当然あります。そんなときは自分を責めることなく、講師カウンセリングを利用しました。モチベーションが下がっていて悩んでいると正直に相談しました。伊藤塾の方々は経験豊富ですし、そんなときどうしたらいいかアドバイスをくださいました。挫けそうになっても続けることができたのは、伊藤塾の方々のおかげでした。

最後に

公務員として働く機会をものにすることができましたので、精一杯努力して仕事に取り組んでいきます。また、これまで私の受験を支えてアドバイスやご指導をしていただいた伊藤塾の講師とスタッフの方に感謝しております。
これから公務員試験に臨むみなさんは、どうか諦めずに続けてください。必ず最後にチャンスは待っていると思っています。