真の法律家・行政官を育成する「伊藤塾」
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講師の叱咤激励で内定をつかみ取りました。

福井県庁

K.M さん(24 歳)
 

合格者イラスト
◆ 出身大学 : S大学法学部
◆ 出身法科大学院 : S大学大学院法学研究科
◆ 受講講座 : 地方上級・国家一般職コース
◆ 最終合格 : 財務専門官、国家一般職
◆ 内    定 : 財務専門官、中央省庁一般職
◆ 予定進路先: 内閣府

※プロフィールは、2018年合格時点のものです。

はじめに

きっかけは、メディアで国家に対してのアンケートを見たときでした。有権者として、世論は国家に対して強く思いを言うことはできるけれど、実際、国家の内部で働くということはまた異なる意味があるのではないか、そして何より国家の職員として働くことができれば、自分が国に対して持っている問題意識に対して何か取り組めるのではないかという観点から志望するようになりました。伊藤塾を選んだ理由は、先輩が伊藤塾を利用して試験に合格したという話を聞いたからです。
事前に話を伺っていたことや先輩の実績を聞くことができたので、他の受験指導校ではなく伊藤塾でお世話になることを決めました。

私がとった勉強方法

専門試験(択一式・多肢選択式)について

最初は自分がやるべきことが全くわかりませんでした。法学部生なのである程度は法律に触れてはいましたが、ただ勉強をするのと試験問題のために勉強をすることは違うということを内田講師の講義で教えてもらって、そこではじめて気がつきました。内田講師の講義では、法律用語をわかりやすい言葉に変えながら、重要な点をピックアップして講義されていたので、受けていてとてもわかりやすく、何より続きが気になるという講義で大変お世話になりました。

専門試験(記述式)について

記述式というと、択一式・多肢選択式とは異なるイメージを私は持ちましたが、実際そんなことはありませんでした。講義ではあくまで択一の知識をまとめたもの、そして何より完璧な解答でなくても要点さえ拾えていれば高得点は可能であることを内田講師の講義で教えてもらいました。実際配付されたテキストで必要なところに引いた線は全体の文章量の半分程度でした。そのおかげで復習もやりやすく、目途もわかりやすかったので大変自分のモチベーションともに身になった講義でした。

基礎能力試験(多肢選択式)・教養試験(択一式)について

教養試験で最も大変だとよく耳にするのは数的処理・判断推理だと思います。私もそうでした。稲田講師の講義ではまず自分たちがためすべき指針を示してくれて、講義の中でも実際に問いてみながら解説、という形でWeb上ながらも特に講義を受けているような感覚を味わえました。また、稲田講師への質問の機会を取ってくださることが多いので、バックアップ体制としても、とても利用しやすいと思います。

面接・集団討論について

面接については大変お世話になりました。柳原講師によく面接対策をしていただいていたのですが、面接の本番よりも厳しく行っていただきました。実際の面接よりも厳しいのは間違いありません。しかし、練習の際に厳しくしてもらうことによって、自分自身の本番面接に向けた意思としても、本番に集中することができるので、面接練習は必ず利用することをおすすめします。面接カードへのアドバイスからもそのように感じました。

官庁訪問について

官庁訪問はとても長く、時間との戦いだと思います。また、丸一日拘束されたからと言って期待しているほど面接をしてくれないところも多いです。メンタルとの勝負ですから、あまり緊張しすぎるとよくないので、その点は気を付けてください。実際、メンタルがやられた受験生が内定直前に帰ったなどといった話も聞きました。ですので、気楽な気持ちでいくことをおすすめします。なんとかなるさ~、くらいの気持ちの方が面接官も楽しく話をしてくれますし、何よりその方が自分を見せられましたので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

普段の生活と試験対策

業務説明会には必ず行った方がいいです。なんだかんだ言っても、人事の人は参加者を覚えていますし、それが不利に作用することは絶対にありません。また、行きたい官庁であれば中身を知ることは当然で、勉強ばかりで気分が滅入っている状況からまた頑張ろうと思うことができます。なので、業務説明会は参加してほしいと個人的には思います。
また、息抜きは大事です。根詰めすぎてもいいことはないです。この日に遊ぶ、夜はコンサートなどといった風にした方が集中力も高くなると思います。

民間企業の就職活動

本格的にエントリーすることはありませんでしたが、秋冬頃に大手就活サイトが主催する合同説明会や自己分析セミナーに足を運びました。面接試験の対策は民間企業と共通するところも多く、相場感覚もつかめたため有意義でした。「なぜ自分は公務員を志すのか」を明確にするために、民間企業を併願されない方にもおすすめします

内定と進路決定の理由

中央官庁で働きたいと思っていたからです。

どのようにモチベーションを維持したか

モチベーションは一回完全に落ちて、どうしたらいいかわからなくなったときがありました。そのときは1週間くらい何もせずに遊びました。頭の中のどこかで「やばい」という意識はありましたが、無視して遊びました。そこで、時間管理とライフスタディバランスとでもいうのでしょうか、根詰めすぎずにやることを学びました。人参をぶら下げた方が私はやる気が出るタイプと気づいたので、自分にあったバランスはあると思うので、本当に困ったら勉強ではなく自分にあったスタイルに時間を割いてみるのもいいのかと個人的には思っています。

最後に

公務員は国家のために貢献できる仕事だと私は思っています。しかし、国民の期待の下が必ずついてくるもののため、それに応えていきたいかということがとても大きな問いだとも思います。
私にはその答えはわかりませんでしたが、国のために何かしたいという思いに決着をつけないままではいけないと思ったので、公務員として働くことを選びました。迷っている方は色んな話を聞いたりして、自分の人生に悔いが残らないように頑張ってください!
この場を借りて、伊藤塾の講師には大変お世話になりました。内定をいただけたのは講師の方々のおかげです。講師の方々にお世話になることができて、本当にうれしく思っております。ありがとうございました。