真の法律家・行政官を育成する「伊藤塾」
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自分にとって一番良い方法を模索したことと伊藤塾の面倒見の良さが内定につながりました。

福井県庁

B さん(23歳)
 

合格者イラスト
◆ 出身大学 : 早稲田大学法学部
◆ 受講講座 : 都庁ゼミ、直前官庁訪問対策小教室
◆ 最終合格 : 国家公務員総合職(法律区分)、東京都庁Ⅰ類B、裁判所事務官一般職
◆ 内    定 : 内閣府
◆ 予定進路先: 内閣府

※プロフィールは、2018年合格時点のものです。

はじめに

私は教育格差を感じながら大学まで進学した経験等から、「世の中の格差を解消することに自分の人生を捧げたい」と考え、政策の実行という形でより根本的な問題解決に貢献できる公務員を志望しました。
サークルを引退した大学3年次9月終盤から本格的に目指しはじめ、予算と自分の性格・能力を考慮して独学で勉強することを決めました。ただ、第1志望だった都庁の専門試験や国家総合職の2次で課される記述試験については、独学で対策しきれるか、不安でした。そんな折、大学生協から、伊藤塾による全12回の記述対策講座が開講されることを知りました。2週間に1度のペースで毎回添削が受けられることや、学習相談や面接対策まで手厚く面倒を見ていただけることを伺い、大変魅力的に思い、伊藤塾を利用することに決めました。
私の利用した都庁ゼミは、約2週間毎に講義が設けられ、毎回前半に都庁形式の記述問題を実際に書き、後半にその解説講義を受ける、という構成でした。佐藤講師のわかりやすく記憶すべき点が明確な講義、短期間で受け取れる丁寧に添削された答案、とこれだけでも大満足の内容でした。さらに、数的処理を公務員内定者の方のフォローを受けながら解く「数的寺子屋」や、伊藤塾教材の「これ完」を利用して択一試験の到達度を確認できる「択一演習」の定期開催、講義時間内でフォローしきれない分のWeb講義の受講、面接カードの添削に個人面談など、期待していた以上に充実した内容のゼミで、独学に固執せず伊藤塾を選んで本当に良かった、と何度も思いました。都庁ゼミで早期から記述対策をしていたおかげで、都庁はもちろん国家総合職でも上位合格できたのだと思います。
また、面接対策についても、伊藤塾でお世話になりました。他の受験指導校の友人の話と比較しても、伊藤塾の面接対策は回数も多く、内容も不十分な点を明確に指摘し評価していただけたため、非常に良いものだと感じました。
以上のように、独学では対応しきれない部分のフォローが手厚く、まさに「痒い所に手が届く」講座だったと思います。

私がとった勉強方法

専門試験(多肢選択式)について

憲法・民法・行政法については、ゼミ内で伊藤塾の「これ完」を抜粋した択一試験を受け、解説講義をWebで受講しました。
問題を自力で解いた後、正解か不正解かで一喜一憂するのではなく、なぜ間違えたのかの分析はもちろん、全ての肢について不明なところや覚えていないところがないか確認し、場合によっては基本書を参照しながら、記述問題として出題されたとしても自信をもって書けるレベルまで見直しました。
1回目は全ての問題を解いて、完璧な肢(〇)・微妙な肢(△)・さっぱりわからなかった肢(×)の三段階で評価し記録しました。2回目も同様で、3回目以降から、過去2回が〇〇と△〇となった肢は除外して周回しました。

専門試験(記述式)について

伊藤塾の都庁ゼミを受講した以外には、特別な対策はしませんでした。答案の丸暗記は一切せず、択一で勉強した知識を記述答案の形式に落とし込む練習をすることを意識しました。このため、予想外の出題に対しても合格レベルの最低限の記述ができる応用力が身につきました。試験1週間前だけ、伊藤塾で予想された問題については、キーフレーズと答案の構造に絞って暗記しました。

基礎能力試験(多肢選択式)について

数的処理については、伊藤塾の「数的寺子屋」に積極的に参加し、主に国家総合職レベルの問題を数多く解きました。特に苦手だった資料解釈は、手厚く個別指導していただきました。数的処理と文章理解、資料解釈については、国家総合職以外の全ての試験で目標の満点を取ることができました。
数的処理等で高得点を取れるなら、その他の科目はコスパが悪いと思ったので、大学入試勉強と家庭教師バイトの記憶を頼りに、一切勉強しませんでした。

政策論文・総合論文試験(記述式)

都庁ゼミで2回に1回、都庁の政策論文対策を行いました。頻出テーマを学習しながら丁寧に添削して頂いたため、教養論文対策にはゼミを受けるだけで必要十分でした。

面接・集団討論について

伊藤塾の面接カードの添削を約5回、面接練習を2回ほど利用しました。3年次の2月頃から考えはじめ、添削を受けたので、時間がない直前期に面接カードをスムーズに完成させることができました。

官庁訪問について

国家総合職は併願先だったので、特に対策はせず、合格発表後と第1クール後に個人面談していただきました。準備不足かつ直前だったので、講師と話すことで思いを言葉にする練習ができ精神的に安定しました

普段の生活と試験対策

サークル活動で大きな結果を出していたこと、法科大学院に短期留学したこと、アルバイトなど、大学生活で力を入れて取り組んできた全ての経験を自分の財産としてアピールできたことが、内定につながったと思います。大学生活がかなり忙しかったのですが、大学の授業を大事にして記述形式の試験で良い成績を取り続け、2年次から行政書士の取得を目指し択一の勉強を断続的にしたことで、試験勉強開始時点には法律科目についてはある程度の実力がついていました。3年次の10月以降は自分の飽きっぽい性格を考慮して、平均して1日4時間程度集中して勉強する時間を設け、それ以上時間があればのんびり勉強したり自己分析したりする時間に充てたため、両立は比較的容易でした。

内定と進路決定の理由

第1志望だった都庁とハードワークがネックの官僚とで迷いました。官庁訪問を通じて、私自身に知識も能力も覚悟も足りないこと、過酷な職場だということを再認識しましたが、それ以上に、この国の未来を真剣に考え日々邁進している官僚の方にお会いし、自分が成し遂げたいこととその手段を考慮した時に、官僚という選択肢がベストであると考えました。そこで、内定を頂いた内閣府に進路を決定しました。

どのようにモチベーションを維持したか

2週間に一度のゼミをペースメーカーにして、学習計画を立てました。また長時間勉強できない性格なので、無理に勉強しないようにし、3年次の3月までは友人と遊びに行くなどして息抜きもしていました。人より勉強時間を減らすことで、集中力を上げ、効率の良い対策を意識できました。

最後に

内閣府職員として、日本が抱える様々な課題に対して、従前の枠組みに囚われない改革をしていきたいと思います。
公務員試験対策にあたっては、これまで大学入試等で勉強してきた反省を踏まえて、自分と向き合い、王道をそのまま行くのではなく、自分にとって一番良い方法を模索したことが合格につながったと思います。
伊藤塾の提供する講座はどれも役に立つものですが、公務員試験は試験範囲が広く満点を取る必要はないので、自分なりにアレンジすることが必要です。ぜひ、伊藤塾を上手く活用して、合格を勝ち取ってください。本稿がその一助になれば幸いです。応援しています。