信念を持って自分の決めたことはしっかりやり抜く
D さん
◆ 受講講座 : 国家総合職(法律区分・教養区分)コース本科生
◆ 最終合格 : 国家総合職(教養区分)
◆ 内 定 : 防衛省
◆ 予定進路先: 防衛省
※プロフィールは、2018年合格時点のものです。
「その仕事自体に意味がある」ことを軸に公務員を志望
進路・仕事を選ぶ際に、これからの人生で長い時間を仕事というものに割くことになるので、「その仕事自体に意味があるもの」と自分が思えるものが良いと考え、「公務員」がまず頭の中にあり、実際にそれを軸に進路について考えるようになり、目指すようになりました。国家総合職を選んだ理由は、周囲の影響もありますが、より裁量を持って働ける点に魅力を感じたからです。防衛省を志望したのは、3年生の2月に説明会に行ったことがきっかけです。コメンテーターやテレビ・新聞のように発言することは誰でもできるし簡単なことだけど、実際にやる、やったことに責任を持つという仕事を自分はやりたくて、いろいろ進路について考えていく中でそれができる防衛省を選びました。経済的な面などで人々の生活に関わりを持つと省庁はたくさんあります。例えば、政策は省庁が作るが実行する役割は企業であったり、逆に企業の意見を踏まえて省庁が実行するといったように、いろいろな人が関わりあって政策を実現していくような点においてです。経済は情報開示がされてなんぼという世界なので、官僚でないとできない、国で働かないとできないわけではないと感じました。
防衛省でいうと「安全保障」です。関わる人はたくさんいますが、主体的かつ長期的に自分が取り組めるフィールド、官僚・国でしかできない仕事が防衛省ではできると思って志望しました。
「受験指導校を利用しておけば」と後悔したくなく早めに環境整備
高校・大学の先輩が伊藤塾に通っている方が多く、公務員試験という受験を先輩に相談していく中で伊藤塾をすすめてくれたことが、入塾を考えるきっかけとなり、内定実績から伊藤塾を選びました。試験自体が不安で、浪人経験から「あのときに受験指導校を利用していれば」と後悔したくなく、準備・環境は早めに万全に整えたかったので伊藤塾にお世話になろうと思いました。
教養区分2次対策では伊藤塾を活用。講師の視点と知人の視点は緊張感が違う
企画提案試験の対策として、講義を活用しました。英語が苦手だったので英文資料の解説をしてくれたことや、文量が多い白書はどこを読めばよいか、要点はどこかを講義内で教えてくれたことが非常に役立ちました。模擬企画提案や模擬企画提案、模擬面接も参加しました。伊藤塾の講師がきちんと見てくれて、良いところは褒めてくださり、悪いところは指摘してくれるので、そういう捉え方もあるのだと勉強になりました。大学内で友人・先輩等と教養区分2次試験対策をやりましたが、やはり自分を知っている人だけの場で練習するのとは机等の並び含め物理的にも違うので、雰囲気・緊張感がだいぶ違うと思いました。また、模擬面接等で日程が合わなかったのですが、校舎スタッフの方がその日程を個別に調整して受けさせてくれたので、その点は非常に助かりました。
部活・就活なども最後までやり遂げ公務員試験に臨みました
部活を4年生の5月末までやっていました。3年生の7月の中旬に部活で怪我をしましたが、部活には副監督として参加していました。ただ、怪我をして3年の夏に部活はサポートにまわってしまったので、これで教養区分合格もしなかったら自分は何をしていたのかと後悔すると思って公務員試験の対策を併行して必死にやりました。
その他、議員会館で秘書のお手伝いをしたりもしました。その経験から官僚の方がどういう方が見え、イメージが湧きました。断片的にですが政策論なども見ることができる機会があったので、公務員を目指すうえではとてもプラスになりました。民間就職は教養区分合格後に2社受けました。民間就活は政府系などパブリックな仕事ばかり見ていたので、自分の視野を広げるためだったり、自分の適性をみるためにも、ガツガツと利益を追求する仕事がどんなものなのかを見てみてもよかったかなと今になって思います。
謙虚に頑張って!
自分は、教養区分1次のときは怪我をしていたし、教養区分2次のときは5年ぶりの大きな大会と公務員試験と被って、もちろん試験を取りました、が、そのときの試合が非常にいいものだったと聞いて、部活と試験の両方取る、二兎を獲るのは難しいと思いました。運もあると思いますが、「自分は行ける!」などと調子に乗らず謙虚に頑張ってほしいです。謙虚でしっかりと自分がこういう国にしたいと思っても、本当にそれがいいのかはわからないので相対化はするだろうとは思います。しかし、自分の信念は大事に、
①信念を持って自分の決めたことはしっかりやり抜くこと
②周りに対しての謙虚さ
その2つを持ちたいです。