講師の質が伊藤塾を選んだ決め手

私が公務員を志したのは、すべての国民に対して平等に、公的な立場から社会に貢献したいと考えたからです。
伊藤塾を選んだのは、確かな合格実績に加えて、説明会やセミナーでお話しいただいた講師の方々の説明力の高さに惹かれたからです。実際に、はじめて学ぶ科目やとっつきにくい科目のどれをとっても講師の方々の丁寧な説明のおかげで、楽しく学習することができました。各方面で手厚いフォローをいただき、伊藤塾を選んでよかったと思っています。

私がとった勉強方法

専門試験（択一式・多肢選択式）について

私は本格的に学習をはじめたのが非常に遅く、時間が限られていたため、大学で講義を受けた憲法・民法・行政法についてはWeb講義を見ることはあきらめ、「これ完」をひたすら解きました。全く知識がなかった経済学やその他の科目は倍速で講義を見て、まずは理解を深め、しっかりと知識を定着したうえで「これ完」を解きました。「これ完」は頻出分野に絞って解けるまで何度も繰り返し、確実に正解できるようにしました。出題確率が低い分野や、講師が解かなくてよいとおっしゃる問題は、思い切って捨てました。

基礎能力試験（多肢選択式）・教養試験（記述式）について

時事は講義を視聴し、テキストの重要箇所に線を引いたものを常に持ち歩いて、電車の中など隙間時間に暗記しました。数的処理・判断推理は勉強をはじめる前から得意でそれなりに解けたので、講義は見ず、「これ完」を中心に勉強しました。そのほかの科目は、範囲が膨大な割に配点がそれほど高くなかったので、ほとんど勉強せず臨みました。

一般論文試験・教養論文試験（記述式）について

今まで論文というものをほとんど書いたことがなく、非常に心配していたのですが、講義で基本的な書き方からわかりやすく教えていただき、また、頻出分野については要点も知れたので本番は自信をもって臨むことができました。
添削制度では、第三者の目で的確に採点していただき大変参考になりました。また、講師の手書きによるあたたかいメッセージも励みになりました。

面接・集団討論について

模擬面接を何度か受けました。担当講師によって質問が多様なので、複数の講師に担当していただけたことがよかったです。厳しいご指摘をいただくこともありましたが、その模擬面接が本番のどの面接よりも厳しかったため、本番は堂々と受け答えすることができたように思います。個別の相談や添削にも応じていただき、そのご厚意が非常にありがたく、また、モチベーションアップにもつながりました。

Web講義の倍速再生機能で効率よく

私は、部活動がかなり忙しかったため、3回生の12月までは講義も「これ完」も一切手をつけていない絶望的な状態でした。年が明けてからは、自らに鞭打って厳しい学習ノルマを課し、詰込みに詰め込んだ計画を立てて実行しました。伊藤塾では、Web講義の倍速再生機能があり、私のようなとにかく時間のない人にはうってつけの機能だと思います。　
また、テキストや「これ完」に頻出度が明示されているので、修得すべき分野の優先順位が立てやすかったことも私の勉強を支えてくれました。伊藤塾でなかったら、これほどの短期間で一次試験の対策を終えることはできなかったと思います。

国家公務員か地方公務員か

国家公務員か地方公務員か、最終合格後もギリギリまで悩んだのですが、最終的に京都府庁を選びました。
京都府の農村部に生まれ育った私は、幼いころから過疎化や少子高齢化による人口減少を身をもって感じ、このままではこの町から人が消えてしまうのではないかという危機感を抱いていました。生まれてから今までを過ごした京都府において、府民が住み慣れた土地でいつまでも安心して生活し続けられるような社会を実現したいという思いから、京都府庁に進路を決めました。

後悔のないようにやり切ってください！

業務説明会に何度も足を運び、自分の目指す公務員像を想像することで、モチベーションを保っていました。また、手厚いフォローで支えてくださる伊藤塾の講師やスタッフの方々と、応援してくれる家族や友人の存在も大きな励みになりました。
これからは京都府職員として、府民の方々の思いに耳を傾け、府民の方々と一緒になってより魅力的な京都府をつくるために誠心誠意働きたいと考えております。今までお世話になった方々に恩返しできるよう、すべてのひとが暮らしやすい社会を実現したいです。
こうして合格体験記を書く今があるのは伊藤塾の講師の方々、スタッフの方々のおかげです。本当にありがとうございました。
公務員試験を受ける方へ。公務員試験はとにかく長丁場です。民間就職の仲間たちが続々と内定を獲得する中で、モチベーションを保ち続けることは苦しいと思いますが、公務員になりたいというご自身の熱意を大切にして頑張ってください。
「やればできる、必ずできる」は本当です。後悔のないようにやり切ってください！