真の法律家・行政官を育成する「伊藤塾」
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面接カードは何度も添削をしていただき、1次試験受験前にすべて書き終わっていました

江戸川区役所

E.Mさん
 

合格者イラスト
◆ 出身大学 : 國學院大学文学部 4年
◆ 受講講座 : 地方上級・国家一般職対策講座
◆ 最終合格 : 特別区(東京23区)
◆ 内    定 : 江戸川区役所
◆ 予定進路先: 江戸川区役所

※プロフィールは、2019年合格時点のものです。

はじめに

大学1年生のときまで教師を目指していました。しかし大学2年生の春、前年から抽選で外れていた教職の必須科目がまたしても落選したため、やむを得ず他の道を目指すことにしました。多くの人に影響を与え人々の生活に寄り添った仕事をしたいという思いは変わらなかったので、地方公務員を目指すことに決めました。3年生の春から通塾することを決め、2年生の間は市販の参考書を用いて数的処理・判断推理を進めていきました。また夏休み中に2ヶ所インターンシップへ行き、さらにボランティアを始め、冬休みには公務の仕事として興味のあった「放課後子ども教室」のアルバイトを行いました。その頃私と同じ大学にいる当時公務員試験が終わったばかりの4年生へ塾選びについて相談をし、伊藤塾は他と比べ講師との距離が近く、相談がしやすい環境にあるということを聞きました。そこで伊藤塾へ通塾することに決めました。

私がとった勉強方法

専門試験(択一式)について

講義を全てライブで出席し、帰りの電車内ではテキストの見直しとその日に行った範囲の「これ完」を解きました。「これ完」に載っている問題のすべての肢がテキストの何ページに記載されているか、さらにそれぞれの肢の間違っている箇所を一つひとつ書き込んで正しいものへと直して覚えていき、よく間違える問題はテキストに写しました。憲法・民法・行政法・経済学は特に力を入れ、「これ完」を6~7回、経済学については12回繰り返しました。直前期にはテキストの読み込みに力を入れました。
塾の講義がある日は最低10科目、ない日は最低15科目を目標に勉強を続けました。

教養試験(択一)について

数的処理・判断推理は比較的得意科目だったので、他の勉強に対する息抜きとして勉強しました。自然科学は生物と地学、人文科学は日本史と思想に力を入れました。これらは、「これ完」の問題を全て解ける状態にまでもっていき、テキストの読み込みも並行して行いました。

一般論文について

毎月ある時事講義・教養論文対策講義で、多方面の政策について自分なりの考えをもって受講していきました。直前期には「特別区ゼミ」で出された課題を講師の方に添削してもらいました。一つひとつ丁寧に解説され、どこをどう直せば良いのかをはっきりと教えてくださったので、めげずに続けることができました。また、様々な政策について知りたかったので、受験する、しないに関わらず、多くの自治体の総合計画を読み込み、論文で使えそうなワードをインプットしていきました。

面接・集団討論について

面接対策は大学3年生の夏から始めました。最初は、塾でいただいた「面接で多く聞かれる質問」に沿って自己分析をしていきました。その際、講師の方と回答の仕方について3回ほど個別で話し合うことで、自分がどうしても面接官に伝えたいことは何かを見出すことができました面接カードは何度も添削をしていただき、1次試験受験前にすべて書き終わっていました。そして本格的に面接練習を始めたのは1次試験の合格発表後でした。なるべく初見の方と面接練習をしたかったので塾では1回、外部では3回、計4回の練習をしました。何が言いたいのかを事前にまとめていたこともあり、本番では突拍子もない質問に対してもはっきりと答えることができました。
集団討論は塾のゼミに入って練習を重ねました。

普段の生活と試験対策について

大学2年生の春に公務員になると決めたので、3~4年生になったらその勉強に力を入れられるようにと計画しました。そこで2年生のうちにインターンシップへ2ヶ所行き、自治体によって異なる特色を知り、自分がやりたい仕事について明確に言えるようにしました。また、多くの人に影響を与え人々の生活に寄り添った仕事をしたいと考えていたので、夏休みからは地元のボランティア団体に入り、その思いを強くしました。特に子ども達と触れる時間が楽しく、この笑顔を街に溢れさせたいと思うようになり、多くの子ども達に安全で安心して過ごせる居場所を提供したいという考えに変わっていきました。そして冬休みに「放課後子ども教室」の補助員を募集している自治体を見つけたので参加することに決めました。このように、2年生のうちに多くの体験をすることで、自分がやりたい仕事を明確にしていきました。そこから自分のやりたい仕事について特に力を入れている自治体を探し出し、受験先を決定しました。
大学の授業は3年生の前期で卒業単位を全て取得し、残すは必修科目だけにしました。そのため、毎日12時間プラス行き帰りの電車内の4時間を勉強時間に充てることができました。

どのようにモチベーションを維持したか

塾まで約2時間かかりますが、自習室の開室時間ぴったりに着くようにし、毎日通い続けました。すると休憩している際に講師の方やスタッフの方に出くわし、気楽に話しかけてくださいました。ここで不安なことや今後どう計画していけば良いか、公務員試験に合格した後にやりたいこと等を話し、すっきりとして自習室に戻ることできました。また、受ける自治体のパンフレットや総合計画を読み込み、働いている自分を想像しながらモチベーションを維持しました。

最後に

私は文学部だったので、法律科目をほとんど知らずに大学生活を過ごしていました。最初は覚えることが多く、法学部の方より遅れているのではと不安になりましたが、わかりやすい講義だったので、塾に行くことが楽しくなり法律科目が得意になりました
私が上位で合格できたのは、伊藤塾の講義を全てライブで受け、自習室に毎日行き、講師やスタッフの方に顔を覚えてもらったことが大きかったと実感しています。毎日自習室にいる公務員ではない他の試験種の方にも「お互い頑張ろうね」と言われ、ぐっときたのを覚えています。
中高の教師になろうとして入学した大学でしたが、今では公務員になると決め伊藤塾に入塾してよかったと心から思います。どんな些細なことでも相談に乗っていただいた講師・スタッフの方に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。