真の法律家・行政官を育成する「伊藤塾」
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公務員試験の科目に対してアドバンテージがなくても伊藤塾なら安心して対策をすることができました

国家一般職 中央省庁 G.Rさん

 
合格者イラスト
◆ 出身大学 : 明治大学文学部 4年
◆ 受講講座 : 地方上級・国家一般職コース
◆ 最終合格 : 国家一般職、長野県庁
◆ 内    定 : 国家一般職 中央省庁
◆ 内定(民間) : 小売業
◆ 予定進路先: 国家一般職 中央省庁

※プロフィールは、2020年合格時点のものです。

はじめに

私は、大学1年生の頃に大学で学んでいたこと(エンタメ系)に関連する業界に就職するのかなとふと考えたときに、自分には向いていないなと強く感じ、では自分がやりたいことって何なのだろうと考えた結果、「多くの人の役に立ちたい」 「人の生活を支えるような仕事をしたい」 という気持ちが強いことに気がついて、公務員という職業ならその希望を達成することができると感じて公務員を目指しました。
文学部ということで、公務員試験の科目に何のアドバンテージもない状態だったので、①司法試験受験指導校としての実績がある伊藤塾で勉強すれば、少なくとも法律科目は完璧にすることができるフォローがかなり手厚い印象があった、講師をはじめとするスタッフの方々と受講生との距離が近いという3点に惹かれて、伊藤塾を選択しました。
「伊藤塾で良かった」 と感じることはとても多く、例えば公務員試験で課される論文対策について、他の受験指導校では 12 月頃から数回の講義があるだけなのに対し、伊藤塾では毎月の講義に加え、書いた論文を添削していただけるという点で、練習の回数もこなせてしっかりと時間をかけて対策することができたことは試験を受けるうえでも強みになったと感じています。また、とても小さなところでは、伊藤塾のテキストや問題集は A 5サイズということで、電車内でも手軽に読めて、持ち運びがしやすいという点がとても良かったなと感じています。また、Web上で「これ完」にある問題を解くことができるため、外出中のスキマ時間にもスマホで問題演習ができて、時間を効率的に使うことができたと感じています。

 

私がとった勉強方法

専門試験(択一式・多肢選択式)について

講義を受ける一度テキストを読み込む(内容をある程度把握するまで)「これ完」で演習という流れで勉強をしていました。私の場合、ほとんど何も知らない状態で過去問から新たな知識を吸収していくという勉強方法が苦手だったため、テキストを読み込むという段階を設けて、ある程度知識が定着してから、「これ完」で演習していました。また、これ完で新たに得た知識をテキストの方に書き込んだり、「これ完」の解説ページにテキストに書いてある説明を書き込んだりと、とにかくテキストと「これ完」の両方をペンで汚していきました。マーカーなども黄色ピンク黄緑というように覚えられない箇所を重ね塗りしていくことで、一目で苦手がわかる教材にしていました。

基礎能力試験(多肢選択式)・教養試験(択一式)について

基本的には専門試験と同じように勉強していました。また、「これ完」で間違えた問題には必ず付箋を貼っていたのですが、数的処理系の科目については特に、付箋を3つに色分けしていました。(ケアレスミス、解説をみたら解けそうな問題、解説をみてもダメな問題の3つ)そして、何度か繰り返したあとに正解したとしても簡単には付箋を外さず、完璧になった問題以外は直前期まで残しておき、直前期にようやく付箋を外しだしました。この方法は貼る付箋も多いことからモチベーションの維持が大変でしたが、直前期に全範囲からまんべんなく問題を解くことにもつながったため、個人的にはやって良かったなと思っています。

一般論文試験・教養論文試験(記述式)について

毎月の講義に加えて、受けたい自治体の総合計画から面白そうな取り組みを探して、みつけたらメモしていくということをしていました(講義内で紹介された取り組みも含めて)。実際に書く練習は正直なところあまりできませんでしたが、いくつか書いて提出し、受けた添削の内容を確認して次の論文を書く際に注意するように心がけていました。

面接・集団討論について

伊藤塾では人事院面接のための面接カードの添削をしていただき、それをもとに記入内容を考えていました。

事前面談会・官庁訪問について

模擬面接での練習はしなかったのですが、省庁研究の講義で使用したテキストから各府省庁の業務内容を簡単に把握するようにしていました。また、面接対策 BOOK で過去の先輩方の体験記を読むことで、官庁訪問の流れや聞かれる質問を想定して対策していました。

 

普段の生活と試験対策について

大学2年生の時に学内の演劇団体に所属しており、面接ではその経験を話しました。この活動は3年生の時点では当日の運営の手伝いのみの参加に抑えていました。また、アルバイトも週1に減らして勉強をしていました(公務員試験と並行して日商簿記の勉強も3年生の5月から 11 月までしており、気持ちに余裕がなかったので勉強時間を確保したくてシフトを減らしました)。

 

民間企業の就職活動について

公務員試験がダメだった場合の滑り止めで民間の就活も少ししていました。民間就活も最近は早期選考の流れがあるため、公務員試験の結果が出てから受けても有名な企業等は採用終了になってしまうと思ったことも、民間企業を公務員試験と併行して受けた理由のひとつです。
業界については、商品の企画職に関心があったため小売りを中心にみていました。また、地方銀行も融資業務が面白そうだなと思ってみていました。
実際にきちんと選考を受けたのは1社のみですが、公務員試験の対策をしていたおかげで社会問題に関して面接で意見を聞かれた際にもきちんと答えることができました。また、SPI などの WEB テストについても公務員試験対策の方をしっかりとやっていたため、特別な勉強をすることなく通過することができました。
民間の就活をした結果、公務員試験に活かされたこととしては、面接の雰囲気がわかった、② ES に書いた内容が公務員試験の面接カードに使えた、本当に公務員になりたいのかを考えるきっかけとなった、という3点があります。
民間と併願することのデメリットは勉強時間がとれない(焦る)、どっちつかずになりやすい、ということで、メリットは上で述べた通りかなと思います。

 

どのようにモチベーションを維持したか

4月から勉強をはじめた場合、勉強期間が1年間もあるということで私自身かなりモチベーションが下がり、趣味に逃げていた期間も長かったです(好きなバンドのライブに参加したり、好きな洋画のグッズを売っているお店に何度も遊びに行ったり)。そうして、怠けていた時期も多かった分、あるとき急にこのままではマズイという感覚になって、焦って勉強するというかなり極端な方法で勉強していました。(あまりオススメはできませんが)SNS には同じ公務員志望の人がたくさんいるので、その人の進捗を知っては焦って勉強するということもありました。
気分転換をしたいときには、ストレッチをしたり、テレビドラマを見たりしてのんびりしていました。

 

最後に 

4月から公務員として働くにあたって、私は、国民の生活を最優先に考えていきたいと思っています。そして、この国を今までよりも国民と外国の方の双方から愛される国にしたい、より便利に、より豊かに楽しく生活することができる国にしたいと考え、そのために尽力したいと思います。
公務員試験を受験される方もまだ迷っている方も、自分がどうありたいかを常に意識してみると、きっとやりたいことや進む道が見えてくると思います。自己分析をするように「なんでBではなくAを選んだのか」「そう思った理由はどうしてなのか」「その選択をしたら何を得られると思うのか」など、自分の中でもしつこく追求してみてください。それが納得のいく就活につながると思っています。公務員のみを受験する方も、民間と併願する方も、きっとどこかで同じように大変な壁に直面すると思うので、「より楽な方、安心できる方」と消極的な理由ではなく、積極的な理由を見つけて勉強・就活を頑張ってほしいなと思います。伊藤塾はサポート体制も万全なので、ぜひ伊藤塾で納得のいく内定を勝ち取ってください、応援しています!