講師紹介

弁護士として第一線で活躍する講師陣が,実務で使えるスキルを伝授します。
講義は科目特性を考慮した日本語と英語でのハイブリッド形式。
アメリカ法を基礎から体系的に,しかも効率よく学習できる講義は,伊藤塾でしか提供できない,他にはないクオリティです。

小林 秀之(こばやし ひでゆき)講師

【担当講義】
アメリカ法入門 Introduction to U.S. Law
【履歴】
東京大学法学部助手(1976-79年)
上智大学法学部助教授(1980年)
イエール大学ロースクール客員研究員(1982-83年)
ミシガン大学ロースクール客員研究員(1983年)
上智大学法学部教授(1984-2004年)
大蔵省 新しい金融の流れ懇談会委員(1999年)
上智大学法科大学院教授(2004年)
一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授(2004年-現在)
財務省財政制度等審議会 国有財産分科会 専門委員
【著作】
『国際取引紛争』(弘文堂・〔第3版〕2003年)
『民事裁判の審理』(有斐閣・1988年)
『プロブレム・メソッド新民事訴訟法』(判例タイムズ社・〔補訂版〕1999年)
『日米知的財産訴訟』(弘文堂・1994年)
『新版・アメリカ民事訴訟法』(弘文堂・1996年)
『国際民事訴訟法』(弘文堂・2009年) 等、多数。

小林講師からのMessage
アメリカのトップレベルのロースクールで研鑽を積み、海外生活を経験できたこと、それらを通じて困難を楽しむ
精神力を身につけられたことは、私の人生においてかけがえのない経験となりました。
受講生の皆さんも、この講座をきっかけに広い視野を持ち、多方面で活躍されることを願っています。

中山 裕人(なかやま ひろと)講師

LL.M.での留学経験のみならず金融庁や日本の銀行の法務部での勤務経験があり、実務家としての経験にも優れている。
【担当講義】
アメリカ民・商法
アメリカ・ビジネス・ロー
【学歴】
上智大学法学部国際関係法学科 平成5(1993)年卒業
ボストン大学ロースクール(LL.M.2009年)
【履歴】
金融庁(2003年~2005年)
ポールヘイスティングス法律事務所(東京)(2005年~2006年)
あおぞら銀行法務部(2006年~2008年)
アーキス外国法共同事業法律事務所(東京)(2010年)

中山講師からのMessage
LL.M.のプログラムは実質9月から翌年5月中旬までの9ヶ月と短く、まさに短期決戦です。英語を母国語としないというハンディを負い、1回の授業で要求される予習量が膨大であるといった数々の困難に直面しますが、留学前にアメリカの法律の基礎概念を学習しておけば、その負担をかなり軽減でき、かつ、より高いレベルでの有意義な留学生活を送れるのではないかと思います。

ダイスケ・ベップ講師

米国ロースクールで大変優秀な成績を修められ、日本で渉外弁護士として活躍。
【担当講義】
アメリカ判例入門・リーガルライティング
アメリカ刑事法・証拠法
【学歴】
イエール大学(B.A.2001年)
ベンジャミン・N・カルドーゾ・スクール・オブ・ロー(J.D.2008年)
※カルドーゾ・ロー・レビューのシニア・アーティクルズ・エディターを務める。
【資格】
ニューヨーク州弁護士(2009年)
【履歴】
David B. Cohen判事(New York City Civil Court, Housing Part, New York, NY)付ジュディシャル・インターン(2007年6月~07年8月)
David Rudenstine(ベンジャミン・N・カルドーゾ・スクール・オブ・ロー(New York, NY)学部長)付リサーチ・アシスタント(2006年9月~07年6月)
【著作】
Note, When Cultural Value Justifies Protectionism:
Interpreting the Language of the GATT to Find a Limited Cultural Exception to the National Treatment Principle, 29 Cardozo L. Rev. 1765(2008)
(lexisnexis及びWestlawにて入手可能)

ベップ講師からのMessage
My classes will be taught in English, and I will use English materials and subject matter that is actually used in U.S. law schools. Specifically, you will be expected to read actual case law materials and be expected to be able to discuss the relevant legal principles during our class sessions. I hope that such an experience will not only provide you with an opportunity to discuss relevant U.S. legal principles for purposes of your private legal studies, but also will provide you with an opportunity to exercise your communication skills in English. It is my wish to provide students with some tips about law school life and how best to spend your time in a U.S. law school program.

アダム・ベッカー講師

直近のLL.M.を修了し、N.Y.州弁護士資格を取得。現在、ブレークモア法律事務所で外国法アドバイザーとして渉外案件を手がける。
【担当講義】
スタートアップ講義 The Bar Experience for the Prospective LL.M. Students
【学歴】
オハイオ州立大学(B.S. 2008年)
クリーブランド-マーシャル・カレッジ・オブ・ロー(J.D. 2010年)
テンプル大学ビースリー・スクール・オブ・ロー(LL.M. 2012年)
【資格】
ニューヨーク州弁護士(2012年)