講義は、入門当時の私でもわかりやすく、楽しんで受講できました!
三浦 成之さん(26歳)
※プロフィールは、2010年合格時点のものです。
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
大学3年生の頃、卒業後の進路について真剣に考え始めたとき、資格を取って自分で勉強した知識をもとに、人の役に立てる仕事をしたい、と思うようになりました。そんな時、たまたま私が通っていた大学内で、講演会が行われていました。そこで講師のお話を聞き、「市民に身近な法律家」といわれる司法書士に興味を持ち、勉強しようと決めました。
講演会での講師の穏やかな語り口やお人柄に好印象を持っていたため、勉強するなら伊藤塾と自然に決めていました。
そして、2005年10月から司法書士入門講座を受講し、勉強を開始しました。
講演会での講師の穏やかな語り口やお人柄に好印象を持っていたため、勉強するなら伊藤塾と自然に決めていました。
そして、2005年10月から司法書士入門講座を受講し、勉強を開始しました。
わたしがとった学習方法
(1)入門講座受講時期について
入門講座受講時は、基本的に講義を聴いてテキストを読み返し、該当する部分の過去問を解くという勉強方法で、受講形態はビデオクラスです。
講師は講演会のときの印象通り、穏やかな語り口で、時折冗談も交えながら解説してくださるので、入門当時の私でも比較的わかりやすく、楽しく受講することが出来ました。また、講義の合間には実務に関するお話や、過去の合格者の方の受験エピソードなども話してくださったので、モチベーション維持にとても助かっていました。通学出来ないときは、
インターネット講義を積極的に活用していました。
しかし、1回目の受験では基準点にも大きく及ばない結果でした。反省点は沢山ありますが、ごく簡単に申し上げるとすれば、知識のメリハリがついていなかったことです。まずはAランクの知識(条文や基本判例・先例などの基礎知識や過去問出題実績のある知識)を徹底的におさえるという意識を、入門段階でしっかり持てていればもう少し早く合格に辿り着けたかもしれません。
しかし、1回目の受験では基準点にも大きく及ばない結果でした。反省点は沢山ありますが、ごく簡単に申し上げるとすれば、知識のメリハリがついていなかったことです。まずはAランクの知識(条文や基本判例・先例などの基礎知識や過去問出題実績のある知識)を徹底的におさえるという意識を、入門段階でしっかり持てていればもう少し早く合格に辿り着けたかもしれません。
(2)試験当日について
当日はもちろん緊張していましたが、模試で何度もシミュレーションをしていたおかげか、比較的落ち着いていたと思います。試験官の方の話をきちんと聞いて、氏名や受験番号等の記載にミスがないよう気を付けました。午後、記述式商登法の問題で新設分割の文字を見たときは頭が真っ白になりましたが、不登法がきちんと出来れば大丈夫だと判断し、いつもとは逆に不登法の方から解きました。商登法は残り時間目一杯使って書けるだけ必死に書きました。本試験終了後は、記述式で受けたショックを引きずってはいましたが、やり切ったという充実感、解放感でいっぱいでした。
(3)総論
昨年までと今年とで大きく違ったのは、普段から常に本試験を意識した勉強を心掛けていたということです。何をするにも本試験で結果を出すために本当に必要か否かを考えていました。また、昨年は本試験前日も夜遅くまで勉強していて精神的に余裕のない状態で本試験に臨んでいました。今年の前日は勉強時間を控えめにして頭を休められるように直前の計画を立てていました。これらのことが功を奏し、今年の本試験当日は「やれるだけのことはやった!」という自信と精神的な余裕を持って迎えることが出来ました。そして、そのことが結果的には合格に繋がった一番の要因だと思っています。
最後に
家族、伊藤塾の講師やスタッフの方々、伊藤塾で出会った受験仲間、多くの方たちの支えや励ましがあって、今まで勉強を続けることが出来ました。この場ではとても感謝し尽くせません。これからは、司法書士として周囲の方たちを支え、励ませるような存在になれるよう努力して参りたいと思います。本当にありがとうございました。
(2010年11月・記)