山村拓也講師の講義を受講し、1年目とは比べ物にならない力を伊藤塾でつけました
S.Y さん(28歳)
◆受験回数: 2回
◆苦手科目: 憲法、択一式商業登記法
◆主な受講講座:〔中上級講座〕 記述式答案構成力養成答練 〔直前対策講座〕実力診断テスト
〔模 試〕 全国公開模試
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
大学卒業後、メーカーに入社した私は、購買部に配属され、様々な会社の営業・営業アシスタントの方と関わって仕事をしていました。その中で、「ありがとうございます。Yさんが担当で良かった。」と言われることが仕事をする中で一番の喜びと気づきました。そして、会社を通して、「会社のために」ではなく、直接「その人のために」働きたいと思い、以前から法律の世界に興味があったこともあり、司法書士を目指すことに決めました。
私がとった学習方法
入門段階の勉強法
私は外国語学部卒で、法律のほの字も知らない状況でした。入門段階の1年目は、講義を受けた後はとにかく過去問を繰り返し復習するというやり方でした。よくわからなくてもとにかく前へ、前へと思ってやりました。そして6月頃になってやっと点と点が線でつながり、法律の考え方を修得した感じがしました。模試の結果はずっとD判定やE判定でしたが、あきらめず過去問をやり続けて本番を迎えました。結果、択一式・記述式ともに基準点は越えたものの、総合で4.5点足りず不合格でした。
中上級段階の勉強法
2年目は、仕事をしていたこともありなかなか勉強を再開する気になれず、 1月までは山村拓也講師の記述講座 (記述式答案構成力養成答練) を受講するのと、過去問を平日1日2時間程度やっていただけでした。2月からは1日5~6時間ぐらいのペースでやり始めました。
2年目の講座を決める際に、インターネットで色々情報収集をしたところ、山村講師の記述式講座がとても評判が良かったので、受講することにしました。色々な角度から様々な論点を盛り込んで緻密に考えられている問題に、最初は面食らい、全く解答が書けない問題もありましたが、2回、3回と同じ問題を解いて、どこを注意して見れば良いか、どういうところで引っ掛けてくるかなど体で覚えるようにしました。本当に良問ばかりで、いつも感動していました。あの問題を解けるようにしたことで、1年目とは比べ物にならないくらいの実力がついたと思います。
記述式対策については、山村講師の講座の問題を解くことと、模試のみでした。
択一式対策としては、まずは1年目に使っていた基本テキストを一通り読んでから問題演習を始めました。講師が「過去問から離れないことが重要。」といつもおっしゃっていたので、基本は1年目と同じく過去問を解くというやり方でした。また、1年目に受けた答練も一通り解きました。1年目と違うのは、条文を丁寧に読むようにしたことです。
模試は1年目と同じくあまり受けすぎないようにしました。伊藤塾ともう1校のみに絞って受けました。伊藤塾の問題が一番本試験に近かったと思います。択一式については、本試験も伊藤塾の全国公開模試と同じぐらいの成績でした。
直前期の勉強法や試験当日について
4月と5月は専業で1日7~8時間ぐらい勉強していました。6月は1日10時間勉強しました。私は試験の直前に行われた伊藤塾の気合入れ講義に参加したのですが、伊藤塾の講師の方々が私たち受験生を応援してくださる気持ちがすごく伝わってきて本当に感動したし、がんばろうと思いました。
試験当日はすごく落ち着いていました。待ち時間は、とにかく間違いノートには全部目を通そうと集中しました。また、私はピリピリした雰囲気が苦手なので、わざと願書を遅く出して受験番号を最後の方にしたのですが、そのおかげですごく落ち着いて受験できました。午前も午後も終了時刻前に全ての問題を解き終わり、手ごたえもありました。
伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ
山村拓也講師:
今年、山村講師の記述講座を受けたことで本当に記述式の実力が伸びたと実感しました。また、気合入れ講座では、いつもインターネット上で講義を受けていた山村講師の講義を生で聴くことができてすごく感動しました。山村講師のお話を聞きながら、今まで自分なりに一生懸命がんばってきたことを思い出して涙が出そうになるのを必死でこらえていました。あの時に、山村講師の「祝賀会でみなさんにお会いできるのを楽しみにしています」という言葉を聞いて、「絶対今年合格して合格祝賀会で山村講師とお話する!」という新たな目標ができました!本当にありがとうございました。
最後に
私は、他の合格者よりは勉強時間は少ないかもしれません。でも、これが私の精一杯でした。今振りかえって思うのは、人と比べることほど時間の無駄はありません。人の模試の成績を聞いて落ち込んだりあせったりした時間は本当に無駄だったと思います。
また、勉強方法については、最初は講師や先輩のアドバイスを参考にして、最終的には自分に合った方法を探して工夫してやるべきだと思います。毎日ただただ勉強するのではなく、身につきやすいように自分なりに創意工夫して、自分のやり方を探すのが大切だと思います。