独学での行政書士試験失敗から司法書士試験への挑戦!一番最初に相談に乗ってくれたのが伊藤塾でした。
丸山 智子(マルヤマ トモコ)さん (34歳)
受験回数:7回
主な受講講座
【入門講座】 入門講座本科生
【中上級講座】 択一合格アドバンス講座
【直前対策講座】 択一直前総整理講座
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
私が初めて法律に触れたのは、親しい友人から離婚について相談を持ち掛けられた時です。
しかし、「法律家=弁護士」位にしか知識のない私が離婚の相談など当然乗れる訳がありません。そこで、本屋や図書館などでこっそり調べてみると「行政書士?なにそれ、そんな資格あんの!!」と興味がわき、法学部どころか高卒の私が無謀にも行政書士の資格を取る為に独学を始めたのです(今振り返るととても勉強なんて言えるレベルではないのですが……)。もちろん不合格でした。
そんな時です、友人の付き添いでハローワークに行き、幸運にも司法書士補助者の求人を見つけてしまったのです。そこから司法書士の仕事に携わり、やっぱり自分も法律家になりたいと本気で思ったのです。
今度は独学ではなくしっかり勉強する為、いろんな受験指導校を実際に訪れて一番親切に相談に乗ってくださった伊藤塾に入塾することにしました。
伊藤塾を活用した私の学習方法
入門段階の学習法
伊藤塾の司法書士入門講座を受講しました。私にとっては、法律を初めて教えていただく講座でしたので、憶えるというより、理解することに大変苦労しました。その為、テキストと過去問(過去3年分)の往復、記述は入門講座に出てくる設例をさらう程度です。
結果は惨敗です。自分では、今までの人生で一番という位勉強しただけに、ショックも大きかったです。自分の無謀な性格をとても恨みましたが、同時に負けず嫌いな性格も大きく膨れ上がることになりました。
中上級段階の学習法
ア 択一式
とにかくテキストと過去問の繰り返しです。大勢の方が「何度も聞いたよ!それ以外のスタイルが知りたいのに」と思われることでしょう。
私も思いましたし……ですが声を大にして言いたいです。「それ以外ないのです。というか、それ以外のやり方では余計に合格が遠のくと思います。」
過去問を繰り返せば誰でもわかりますが、この試験は本当に何度も何度も繰り返し過去問知識が出題されています。逆に有難いと思える程に。
とはいっても、同じことを繰り返すということは考えているより遥かに辛い作業だったりします。私の場合ですが、1教科に1冊ずつメモ帳を作り、過去問をやりながらふと気づいた、「何度も間違えてしまう肢、理由が思い出せない肢」なんかを書くことで違った印象を自分に植えつけていました。
イ 記述式
記述式は何といっても山村拓也講師の「記述式答案構成力養成答練」で育てていただいたと思っています。初めて講義を聴いた時は「こんな整理の仕方が!そんな思考プロセスを!」と感動の連続だったのを憶えています。
その後はとにかく沢山の問題に取り組み、山村講師オススメの間違いノートも作成し、記憶の整理にとても役立ちました。
直前期の学習法や試験当日について
試験日から、自分が持っている過去問の年数分逆算して、試験前日に去年の過去問、前々日に一昨年の過去問というように、1日に1年分の過去問+ 記述式(不登法1問、商登法1問)を毎日続け本試験を迎えました。これのメリットは、毎日全教科にあたれること、本試験と当然同レベルであり、試験当日もまるで過去問にあたっているような感覚でいけました。
勉強以外では、試験当日の2、3日前から遅寝早起きし眠気をため込みます。すると前日は緊張していても意外と眠れます。しかし、これは公開模試などでどの位前から実践すれば効果的かよく試してください。
失敗すると、試験当日に超睡魔に襲われるなんてことになりかねません。
伊藤塾講師へのメッセージ
入門講座担当講師の講義中の一人ボケに何度も笑わせていただきました。おかげさまで、とっつきにくい法律のイメージが柔らかいものとなり、最後まで続けることができました。そして最後に仰ってくださった
「私はいつでも、皆さんを応援しています。私が応援しているということを決して忘れないでください。」この言葉をずっと心の支えにし、合格を掴み取ることができました。
最後に
受験生活では、将来の不安や勉強のストレスが容赦なく襲い掛かってきます。けれども、これは受験生なら誰しもが経験するものなので、仕方がないと諦めて早くその時期が過ぎ去るのを待ちましょう。
もしここで、辛いからと勉強を離れてしまうと、その後もっとキツくなります。
しかし、この辛さの分だけ合格をした時の喜びが増すのもまた事実でした。私なんか手が震えて少しの間止まりませんでした。心が折れそうになった時は、司法書士になった自分をとくと妄想してみてください。私のモチベーション維持の秘訣です。決して諦めないでください。自分に負けないでください。
私も心から応援したいと思います。