通えない地域でもWeb 受講で受験生がんばってます!
講師のみなさんの激励や言葉が最後まで私の励みでした
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
就職氷河期の就活に心が折れたため、資格が必要な職業なら自分に価値を見いだせるかもしれないと思いはじめました。身近な父の職業について調べたところ、努力すれば取れる資格であることを知り、先の見えない就活を続けるより、「努力する」ことならできそうだと思い、目指すことを決めました。最初は他の受験指導校の教材で学習していたのですが全く成績が伸びず、その後父のすすめで伊藤塾を受講しました。
伊藤塾を活用した私の学習方法
①中上級段階の学習法について
年内は、「択一合格アドバンス講座」を中心に、講師が指示された通り暗記すべきところは表を丸ごと空欄にしても埋められるくらいに暗記し、理解が足りない部分や知らなかった判例はテキストに言葉を足して一元化を図りました。もともと比較と事例と一覧表が詰め込まれて要点がしっかりおさえられているテキストが更に補強されたものになり、他の参考書はなくても十分でした。
年明けからは問題演習が主だったので、分析会で講師に教えていただいた、ケアレスミスと原因別の知識の抜けのメモをとり、テキストの該当箇所に間違えるたびに印を増やしたりして自分の弱点を可視化する方法を実践しました。これによりその段階で理解が足りない部分につき、集中的にその知識を取り込み、特に注意して問題を解くことができたと思います。
知識以外でも、「択一実戦力養成答練」や「記述式答案構成力養成答練」で解く順番や連想の仕方、メモの取り方、捨てる選択肢などの効率的に解くための方法を教えていただき、どのように解けばいいかということを考えたことがなかった私には、無駄な作業や余計な労力を省くことができ、大変役立ちました。
②直前期の学習法や試験当日について
直前期では、苦手な択一式問題はAランクの問題だけでも全部取りきれるように、軸としての見直し用に「択一クイックマスター総整理講座」のテキスト、急にど忘れした時用に「択一合格アドバンス講座」のテキストを補助的に使用し、頭に叩き込みました。「択一式必修300問」と「択一実戦力養成答練」の問題や過去問を、趣旨をとらえて最少の知識で絞る、という点を意識して解き直し、この解き方を自分に定着させました。また、「プレ模試」や「全国公開模試」は間違えたものだけ復習する程度で成績は二の次とし、環境の悪そうな席で受けて対処法や本試験に持参する物を考えたり、効率のよい解き方を模索して本試験のためのシミュレーションをすることに重点を置きました。
本試験当日は、試験の時間配分はなんとか予定通りにできましたが、午前も午後も手応えは全くなく、特に記述式は枠ズレの心配もあり、なかなか自己採点をする気が起きませんでした。
伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ
どの講師にも本当にお世話になりました。共通して言えるのは、Web受講の私にとっては、講義だけでなく講師の方々の激励やお話が孤独な勉強の大変な励みになったということです。
宇津木卓磨講師
わかりやすく要点をおさえた講義をしていただき、私の今までの勉強方法が全くの間違いだったことに気づかせてくださいました。
蛭町浩講師
登記の根本から解説してくださり、苦手だと思っていた記述に対する考え方を変えてくださいました。
高城真之介講師
ユーモアのある事例や暗記方法で思い出すためのフックをたくさん作ってくださり、本試験もそれに助けられました。
山村拓也講師
記述の正確な知識や必ず見る着目点、連想の仕方等を順序立てて定着させてくださり、記述の取り組み方を確立させてくださいました。
髙橋智宏講師
答えに辿りつくための効率的な考え方を教えてくださったことで、わからなくて諦めていた部分まで理解できるようになって感動しました。
北谷馨講師
理解しにくいところをほぐすように教えてくれる講義で、視点を変えて取り組めるようになり、口述模試でもアドバイスしていただき、とても参考になりました。
坂本龍治講師
丁寧な講義だけでなく、手帳の書き方を教わるところから、悩みまで聞いていただいて心が折れずに済んだので、感謝でいっぱいです。
最後に
専業受験生で長い間多大な負担をかけてしまったにもかかわらず応援してくれた家族と、ずっと私の心配をしていてくれたのに合格がわかる前に亡くなってしまった親戚に、感謝と合格を伝えたいです。
私は、ここまで勉強しておいてやめれば勉強中のいろいろなことを犠牲にしてきた貴重な時間とお金を無駄にしてしまう、と、もはや意地だけで勉強を続けてきました。
いろいろなことを我慢して勉強している自分が報われるように、どうか皆さんもがんばっている今を信じて進んでください。