合格までの方向と自分の現在地の把握
正確に分析して方向を示してくれたのは伊藤塾の講座でした

K.Iさん(50代)

◆受験回数 4回(他、2005年に受験1回)
◆主な受講講座
入門講座入門講座本科生
中上級講座》中上級コース
直前対策講座》プレ模試、全国公開模擬試験

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

 私は、対組織内の人間関係が重視される様な職場には全く向かないタイプで、そういった環境に身を置かずとも社会的に貢献できるような仕事をすることが長年の夢で、「定年を気にせず長くできる仕事」「組織に所属せずにできる仕事」さらに「資格を取得したら比較的短期間で業務をはじめられるもの」という条件を満たす、「士業」に興味を持ち「司法書士」を目指すことを決意しました。

伊藤塾を活用した私の学習方法

①入門段階の学習法について

 私が学習をはじめたのは2005年合格目標の「入門講座本科生」でした。しかし、残念ながら家庭や仕事の都合で一度受験を断念してしまった経緯があり、教材や資料も手元になく、具体的な記憶もあいまいなので入門クラス在籍中の学習は現在の受験生にはあまり参考にはならないと思います。

②中上級段階の学習法について

 私が再度の受験を試みようと学習を開始したのが2013年末からで、この時は科目別過去問題集と条文のみを使って学習をしていました。(この時は独学)
 2014年の本試験の直前期(4月末ぐらいだったと思います。)に年度別過去問題集3年分を本試験と同様のタイムテーブルで模試代わりに実施してみましたが、結果は基準点を超えたのは午後の択一が1回のみで、午前中は全て1,2問不足する状態でした。
 この結果(自己分析)をうけて自分としては2014年の受験を断念し、すぐに2015年の受験準備のための学習を開始しました。
 目標は平成元年から平成25年の25年分の全ての肢、約9000肢を全ての正誤を判断できるようになることです。あくまでも基準点突破を目標としている訳ではなく、目標は合格点なので、最低でも択一の基準点を気にして、「突破できていればいいな」という状態では受験したくなかったというのが本音です。
 そして、過去問と六法を中心とした学習を継続した結果、2015年3月の伊藤塾で実施された、「プレ模試」で午前5位、午後7位の成績をとることができました。(結構自信がつきました。)
(復帰一回目の受験)
2015年の復帰受験1回目は午前択一90点2441位(基準点90点)、午後択一81点799位(基準点72点)、午後記述式37.5点1104位(基準点36.5点)で208.5点でした。
 合格点の218.0点に9.5点及ばずあえなく玉砕。
(二回目の受験に向けて)
 "Insanity: doing the same thing over and over again and expectingdifferent results." 私が大切にしているアインシュタインの言葉で、直訳すれば、「同じことを繰り返しながら、違う結果を望むこと、それを狂気という。」という意味です。
 私は、同じ学習をするつもりはないのですが名案が浮かばず、考えあぐね、思考は停止した状態で、前年の学習パターンを踏襲してしまいました。
 そうこうしている間に2016年の3月となり、前年に続き伊藤塾で実施された「プレ模試」を受験し、またもや午前択一式3位、午後択一式7位に入ることができました。
 ご褒美を2年連続で頂いた気分でうれしい反面、嫌な予感もしていました(ベテラン受験生とか答練番長とかいう言葉がよぎりました。)というのは、2015年の4月末から伊藤塾を含め6回の「全国公開模擬試験」を受験したのですが、模試の結果は右肩下がりに順位を落とすことになっていたからです。
 2015年の伊藤塾の「プレ模試」の実施時期である3月末には上位10%には楽に入っているのに6月第2週の時点では上位15%に入るのがやっとの状態で、右肩下がり成績で本試験に挑んだわけです。
 2016年の本試験受験も2015年と同様な結果(不合格)となるのではないかという恐怖感が芽生えていたのですが、やはり実際、昨年同様の右肩下がり状態での本試験で本試験を迎えました。
(二回目の受験)
 結果は嫌な予感は当たり、午前択一81点968位(基準点75点)、午後81点1309位(基準点72点)午後記述式33点(基準点30.5点)の195点でした。
 やはり、2015年と同様で合格点200.5点に5.5点及ばず玉砕。
(三回目の受験に向けて)
 学習計画を立てるうえで、他の受験生の学習計画を知ることが必要だと考え、伊藤塾の「中上級コース」を受講することを選択しました。
 効果覿面で、直前期の答練と模試はほぼA判定でしたし、本試験に向かって成績が下がることもありませんでした。(ナビゲーター・ペースメーカーの重要性を思い知りました。)
(三回目の受験)
 記述式は基準点さえとれば合格は間違いないであろうと自信を持って挑んだ2017年の本試験の結果は、午前択一96点29位(基準点75点)、午後択一96点56位(基準点72点)、午後記述式30.0点1104位(基準点34.0点)で222.0点でした。
 合格点の207.0点は15点超えたものの、記述式基準点を超えられずに、不合格でした。(原因: 不登法の名変をとばして、第1欄壊滅状態)
(四回目にして合格)
 伊藤塾「中上級コース」を受講して得た、2017年の本試験での午前29位、午後56位という結果は、めげずに受けた四回目の受験に対する自信になり、合格につながったと思います。

③直前期の勉強方法や試験当日について

 事情があって2018年の直前期にはできませんでしたが、前年度の2017年は受験した全国模試4回分と過去問5年分の9回分(フルスペックで本試験と同様の時間で実施)を2回転やりました。個人的にはこの効果は絶大で本試験に自信を持って挑めました。

伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ

 有益な情報を沢山くださりました事に大変感謝しております。

最後に

「合格」という島へ行くことを考えると、受験がよりわかりやすくなると思います。
 ①合格島への地図はお持ちですか? (これがなければ始まらない)
 ②その地図で合格島はどの島ですか? 〈そして、一番大事なのが〉
 ③その地図にあなたの現在位置を正確にプロットできますか?(島の北にいるのに北進すれば、全力を出そうとも永遠に島に到着することはありません。)
 
 ①正確な地図を持ち②目的地を知り③自分の現在位置を知る。
 それにより適切な手段・方法(方向・速度)を考えなければ目的地に着くことは決してありません。到着する日時(本試験日)と場所(合格島)はすでに決まっています。
高精度の地図を持ち、詳細な島の情報を知り、あなたの現在位置をあなた以上に正確に分析のできるのは「伊藤塾」だと思います。