試験終了でペンを置くまで、一発合格を
決してあきらめなかった、自分を信じて上位で一発合格
鈴木 大崇さん(20代)
◆受験回数 1回
◆主な受講講座
《入門講座》入門講座本科生(高城クラス)
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
勉強をはじめたのは2018年の4月、それまでメガバンクの銀行員をしていました。大企業の一員ではなく、個人の能力としてどれだけ社会に貢献し、やりがいを持って働くことができるかを考え、司法書士を目指すことにしました。学生時代は法学部に在籍しており、当時から「法律資格を取得するなら伊藤塾」というイメージがあったので、迷わず伊藤塾のカウンセリングに行き、受講することにしました。
伊藤塾を活用した学習の方法
「入門講座」では講師の指導に従って、「テキスト→定着度確認チェックシート→基礎力完成ドリル→基礎力確認テスト→過去問」の順番で勉強を行いました。週3日の講義で中1日休みがあるので、そこで2時間程度「テキスト・定着度確認チェック・基礎力完成ドリル」の復習を行っていました。講義が終わった後はほとんど毎回講師に質問をしに行っていました。そこで講義の中でわからないこと、復習や問題を解く中でわからないことは 全て解消するようにし、正確な知識・理解を積み上げるように心がけました。
不安や疑問の解消とモチベーションアップ
どの科目についても共通して言えることですが、はじめて問題を見てみると「こんな問題解けるのか…」と不安な気持ちになります。しかし講師の指導に従って順番通りに学習すると、自然と問題が解ける実力が醸成されていくのを実感しました。この点素直に講師を信頼して学習を継続することが何よりも大切であると感じています。
伊藤塾の各講師陣への感想・各講師へのメッセージ
高城真之介講師のテキストを見ると、真っ黒に見えるほど書き込みがしてあり、受験生の何倍も勉強しているのに「ハッ」とさせられました。講義が終わるたびに質問に行き、時には遅い時間まで残って説明していただきました。自身でもそれなりの努力は行いましたが、それでも高城講師のクラスでなければ合格はなかったと思っています。司法書士としての実務がありながらも、これほどの熱意を持って講義をしてくださった高城講師にただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
自身の受験経験を踏まえた成功例・失敗例
とにかく科目数が多いことと、1回目の受験の場合、全科目が終わってから本試験まであまり時間がないので、計画的に学習することがとても重要です。特に復習については、1科目が終わったら次の科目が終わるまでにはその復習を最低限終えておくことが望ましいと思います。そして年明け1月ごろには、本試験までいつ何を勉強するかの学習計画を改めて立てました。これは各人の学習の進捗度によって異なるので、科目ごとの取り組み事項(テキストの復習・過去問など)についてどれだけの時間を要するか、一覧表を作成してひとつずつ確認していくことで、試験本番まで合格レベルの実力を高めること可能であると思います。
現在学習中、またこれから学習を始める方へのメッセージ
何よりもまず講義をしっかりと「理解」することです。記憶は後からでも可能です。問題を説いているときに頭に浮かぶのは、講師の説明内容、スライドの画面、写真的に記憶しているテキストでした。これらは全て講義とリンクしており、ここを疎かにしてしまうと11科目を通して合格レベルの知識・解答力を身につけることは難しいと思います。
そして次に諦めずに継続することです。試験当日でさえ、何度も諦めそうになりました。しかしそれまでの自分の努力を信じて最後の最後までペンを動かして、合格をつかみ取ることができました。結果的には上位合格できていましたが、それでも試験中「諦め」の文字が頭をよぎります。ですので「自分を信じて絶対に諦めないこと」を試験当日まで貫いてください。