司法書士試験は、実務にも実生活にも役立つ試験。
そして合格につながるのは日々の努力の積み重ね
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
金融機関に勤めている関係で、業務上の必要性に迫られ、登記・司法書士試験の勉強をはじめました。
勉強をはじめた時は、勤務先の処遇や業務内容等に不満はなく、勤務先を辞めることは考えておらず、司法書士の資格を取得しようとは考えていませんでしたし、残業が多いためとても合格レベルに達するだけの勉強時間を確保できるとも考えていませんでした。
しかし、昨年、司法書士に委任する機会があり、自分も司法書士の資格を取得したいと考える様になりました。
伊藤塾を活用した学習方法
学生時代、検察官を目指していたため、司法試験の勉強をしていました。
1996年、大学3回生の時に大学の生協に置かれていた、「伊藤真からの手紙」を見たことがきっかけで、伊藤塾に入りました。
伊藤塾では、京都校の1.5期生として、伊藤塾長の司法試験講座を受講しました。
しかし、結果を出せなかったため、金融機関に就職しました。金融機関では、債権の保全・回収や、個人・法人の審査業務に携わることとなり、業務上、登記等の知識が必要となったため、伊藤塾の司法書士講座を受講しました。
勉強方法は、伊藤塾でいただいたテキストに、講師の解説を書き込み、重要度が高いといわれた箇所を中心に読み込みました。市販のテキストはほとんど購入せず、模試の資料、及び、伊藤塾の無料公開講座の資料で勉強しました。
伊藤塾の無料公開講座は種類が多い上に質が高いため、活用させていただきました。特に、レジュメは端的にわかりやすくまとまっていたため、プリントアウトしたり書き出す等して勉強に役立てました。
効率よく勉強・復習できるようにするため、できるだけテキストや資料は増やさず、情報の一元化を図り、短時間で全体の勉強・復習をできる様に心がけました。テキスト・資料の中で、知識が定着し常識となった箇所や重要度が低いとされた箇所については廃棄し、最終的には、司法書士試験の勉強を1週間で一通り復習できる量まで減らしました。
不安や疑問の解消とモチベーションアップ
勉強当初から会社員であり、通学は困難であったため、全てインターネットで受講しました。
登記等の知識を身につけ、勤務先での業務に役立てることが目的でしたので、司法書士試験の最終合格は2019年の試験までは強く意識していませんでした。
しかし、2019年の試験は必ず合格しようと考えていたため、試験の1週間前から有休を取得し、1週間はほぼ一日中勉強を続けました。
伊藤塾の各講師についての感想・各講師へのメッセージ
伊藤塾の司法書士試験の有料講座は、山村拓也講師の講座を受講しましたが、実務・合格後を見据えた内容で、また、試験対策の話だけでなく余談も挟まれていたため、楽しく受講できました。重要な箇所は何度も解説されたため、スムーズに頭へ入って来ました。とにかく試験範囲の広い試験ですが、メリハリをつけて勉強できて助かりました。
自身の受験経験を踏まえた、成功例、失敗談など
試験当日に知識をピークに持って行く必要があるため、本試験を見据えてできるだけ多くの模試を受けることをおすすめします。
模試では不利・条件の悪い席(例えば日差しがあたり眩しい席)に座る等し、本試験で不利・条件の悪い席に座ることになっても慌てない様にしました。
現在学習中、またこれから学習を始める方へのメッセージ
司法書士試験は、実務にも実生活にも役立つ試験ですので、勉強して損はないと考えます。暗記量が多くかなり難関の試験ですが、合格を目指すだけの価値はあると考えます。
日々の努力の積み重ねが合格につながる試験ですので、諦めず頑張ってください。