ステディコース
・1コマ45分で講義が完結するため集中力が途切れることなく受講できます。
・講義内で過去問や今後出題が予想される問題をとくことができます。
・講義内で使用する暗記のための表が非常にわかりやすいです。
・テキストの重要箇所に全てマーク指定をしてもらえます。
Exceedコース
・択一総整理編のテキストが見開きでインプットとアウトプットを同時にできます。
・小山講師が非常に熱い方で勉強が苦しい時に背中を押してもらったように感じました。
入門講座に付属する復習アシスト講義はとても役立ちました。隙間時間に倍速で聴けば15分ほどで9講義分復習できるのがありがたかったです。私は特に民事系のマイナー科目が苦手だったのですが、直前期、この部分の復習アシスト講義を通学中や休み時間中に繰り返し聴き、記憶することができました。
また、厳選過去問集も良かったです。厳選過去問集は必要量に絞っているので、無理なく進められました。書店で他社が出版している過去問集を見ましたが、その量に戦慄したのを覚えています。時間のない自分には全年度分の問題数を捌くことは無理だったので、厳選過去問集は私にぴったりだったといえます。
山村講師の「最後の記述式」がとても良かったです。もともと山村講師の入門講座を受講していたので講師に対する信頼はもちろんありましたし、記述式の連想事項をまとめたテキストが直前期の最終確認にもってこいでした。
横断的に知識が復習できるため、曖昧な点があると入門講座のテキストに戻り確認していました。
髙橋講師の「さくっと攻略!マイナー科目直前講座 」が良かったです。私は民法と不動産登記法が苦手だったため、主要科目に時間をかける必要があり、直前期に手薄になりがちなマイナー科目対策が課題のひとつでした。髙橋講師の講座は、スマホだけで完結し、2周目以降は音声だけでもある程度理解ができるので、歩いている時(交通安全には気をつけたうえで)、家事をしている時など、耳だけで聴き流す勉強に使いました。10周目を超えたあたりから回数を記録しなくなったのですが、直前期に何十回か回し、午後マイナー科目は難問も出ましたが、失点は2問に抑えることができました。
答練は択一・記述とも受講して本当によかったと思います。講座テキスト以外は厳選過去問集メインで勉強していましたので、答練の問題を解くことで過去問で拾えていない論点や自分の苦手な箇所を知ることができました。記述も毎回「こんなことも聞かれるのか」というポイントがあり、問題文の引っ掛けなど本試験で留意すべき点も明確にすることができたと感じています。いずれも3回以上繰り返しました。
カウンセリング制度にも非常に助けられました。受験状況(行政書士合格後、兼業での受験)が似ている東郷講師に学習のペースや答練を受けた方がいいかどうかなどを何度かご相談させていただきました。また5月下旬にZoomスクーリングに参加し、そこでは山村講師に勉強の絞り込みについてアドバイスをいただき、最後の1ヶ月半の軌道修正をすることができたと思います。他の受講生の方々のお顔を見ることもでき、ラストスパートに向けてモチベーションが上がる時間でした。
記述式については、記述式答案構成力養成答練の講義では、記述式問題の解き方を学ぶことができ、解き方を考えながら、何度もいろんな方法で繰り返し問題を解いたおかげで、効率の良い解き方が身につき、記述式問題が得意になりました。
択一式の問題については、択一実戦力養成答練の講義により、試験範囲の広い司法書士試験おいて、絞り混みされた良問を解いたおかげで学習効果がとても良いと思います。
中上級の実力がついた頃のインプットは、関講師の思考力完成ゼミのおかげで、科目間の関係や制度そのものについての考え方が身につきました。講義では毎回、目から鱗の連続でした。普段の学習への考え方が変わりました。
1番のおすすめはプラクティカルコースの総合演習回のテキストです。これさえしっかりやれば、択一は過去問は全くやらなくても十分試験に対応できます!特に時間のない方、テキスト読みが苦手な方に、おすすめです。過去問はボリュームがあり、私は択一厳選過去問集をやる方法が向いておらず、かと言って、テキスト中心の勉強方法も集中力が続かず、勉強方法に悩んでいた私にはぴったりでした。質問制度は、勉強開始1年目はだいぶお世話になりました。文字を読むだけでは理解できない箇所がいくつかあったので、通信で勉強していた私にとって、いつでも気になった時に質問できる環境はとても有難かったです。
自分に特に合っていたのはプラクティカルコースでした。プラクティカルコースのテキストはインプットとアウトプットが一体となっており効率よく学習をすることができました。最初は入門講座のテキストや過去問も併用しなければならないのかと思い不安でしたが、髙橋講師にカウンセリングで相談させていただきプラクティカルコースのテキスト一本に絞り学習をしました。二年目は学習再開時期が遅かったこともあり択一の答練まで手が回らなかったのですがプラクティカルコースのテキストだけで合格レベルの択一力を身に着けることができました。プレ模試は午前32問午後は23問、第一回公開模試は午前33問午後29問、第二回公開模試は午前29問午後29問、本試験は午前31問午後30問でした。直前期3ヶ月は安定して択一で得点することができました。択一の基準点付近で伸び悩んでいる方全員におすすめしたいです。
テキストは市販のものと違って白黒ですが、自分なりの加工がしやすいと思います。講師から指示されたマークをしたり、過去問で問われた所は赤線を引いたり、講義中の話しは直接テキストにメモを取っていました。
講義について特に良かったのは、時々のお話しでした。「今、やるべきこと」や「合格者はやっている」、「今これが言えていないとまずいよ」のように、本当に色々な言葉をかけてくれました。そういった言葉は全て手帳に記録しました。これは後から見返した時に自分の方向性が合っているのかを確認できますし、良い意味で焦ることができました。「限界の少し先に合格が待っている」を自分に言い聞かせながら辛くても食らいつくことができました。
入門講座以外で良かったと思ったのは、「復習アシスト」「記述式答練」「最後の記述式」です。
復習アシストは隙間時間に耳で聞いたり汎用性が高い講座でした。
記述式答練は最初は解けません。復習することが大事だと思います。多いもので6回は復習しました。そこで工夫した点は、YouTubeで試験会場のASMR的な動画があるのでそれを聞きながら常に本試験を意識して復習していました。慣れた環境で解くのと本試験会場で解くのとでは全く違います。記述式は特に時間との勝負なので、答練の解答や過去問の解答を100%表現するのを目指すのは現実的じゃありません。答案構成に何分かかって書くのに何分かかったかを意識しつつ、講義での山村講師の答案構成を再現できるようにすることが答練の復習として大事だと思います。すなわち記述式答練は、本試験問題を解くために欠かせない幹だと思います。ここをしっかりしておけば、本試験問題に応用して対応できます。
最後の記述式は、単なる総まとめではなかったです。全く見についていない知識が散在していて落ち込んで、復習するのを辞めてしまっていましたが、公開模試で講座の効果が実感でき、超直前期にかなり力を入れて復習しました。本試験にも活かせたかなと思います。
講座以外の点では、よく司法書士試験科の「note」を見ていました。テキストの使い方や過去問と向き合い方を見て、自分の勉強に取り入れた部分はあったかと思います。
また、毎週金曜日にYouTubeで配信される伊藤塾長のお話しは欠かしませんでした。試験に直結することはあまりないですが、モチベーションを保つために観ていました。
プラクティカルコースは、問題演習→講義視聴→復習(間違えた×問題や自信のない△問)の順で回すため、単調な暗記作業に陥らず私にとってはベストな講座でした。特にAランク問題に特化した「基礎編」、Bランク問題も入った「総合編」、実際の出題形式に沿った「実戦編」など問題のレベルが徐々に上がっていくカリキュラムは、問題を攻略する楽しみもあってアウトプットが性に合う人には打ってつけだと思います。また、小山講師や関講師のYouTubeも「つまみ食い」することで楽しく勉強を継続できました。
約7年の間に、山村講師の入門講座·宇津木講師のアドバンスコース·関講師の思考力完成コース·小山講師の講座·高橋講師のプラクティカルコース·蛭町講師の記述式と一通り講座を受講しました。どの講座も個性があり司法書士試験の勉強に様々な角度からアプローチできました。
とても楽しく贅沢な勉強だったと思います。
合格直前は、プラクティカルコースと蛭町講師の記述式の講座を受講しました。プラクティカルコースは、似たような間違えやすい問題を比較して説明があるので記憶の精度が高まったと感じました。
蛭町講師の記述式では、とにかく一問でも多く問題に触れ講義を聴くことを繰り返したこと、高地トレーニングのように難しい問題を解くことで本試験レベルの問題に取り組みやすくなったことが合格につながったと思います。
「択一実戦力養成答練」・・数多くの教材の中で最も繰り返し解きました。講座としては、年明けに実施される為1月、2月で得点力を上げて、3月のプレ模試や4月以降の模擬試験で得点の伸びを実感することができました。また解説冊子に復習のポイントなどが表なども使って載っているので、スマホに画像を保存して繰り返し見ることで弱点克服にもつながりました。
「記述式答案構成力養成答練」・・とにかく山村講師のやり方を学び、マネして、繰り返す、これで記述対策は十分です。間違える箇所やポイントも絞られていくので、後は如何にやり込めるかだけです。
Exceedコースは小山講師の雑談やテンション高めの講義はもちろん良かったのですが、特に良かったのは択一総整理編のテキストが良かったです。
各分野の重要ポイントがまとまっており、これさえ確認しておけば大丈夫!という安心感がありました。本試験が近づくと知識をどれだけ詰め込んで不安になるのですが、とにかくこれを読んでおくだけで大丈夫なんだ!と余計な深掘りをせずに済みました。
また、小山講師とのカウンセリングでも新しい知識ではなく重要ポイントを繰り返して、と力強く言ってくれたのもとても心強かったです。
私は、プレ模試からはじめて公開模試、厳選六法、YouTubeを利用していました。模試は、法改正に対応した問題を設定してくださっていたので、このように出題されるのかということがわかり改正論点の理解が深まりました。厳選六法は、余計なことが書いてなく非常にシンプルで見やすく構成されています。登記六法をメインにしていましたが、サブの六法として、ばらして持ち歩いてどこでも条文に目をとおせるようにしていました。YouTubeは、私のような地方の独学者には大変有効でした。生の司法書士の講師や受験生に会ったことがないので、勉強に関する情報をキャッチするのに大変有益でした。
蛭町講師のペースメイク記述式とカウンセリング、山村講師の入門編も。ペースメイク記述式は最初は基本的なことばかりで雛形みたいな感じでしたが、応用編の難易度と量がすごかったです。
感覚的には過去問や答練よりも難しいと思います。それを50分以内ですから大変です。しかも、住所を写す指示や添付情報も具体的だったりするので、どうすれば時間内で効率的によく得点できるのかという動きが身につきました。
おかげで答練、模試や本番で時間があまるようになりました。
入門編は戦略や戦術も講義の中で教えてくれるのでおすすめです。
〈入門講座・厳選過去問集〉
長丁場の試験勉強になるため、講座は、講師との相性を一番重視して選びました。聴いていて一番心地よかったのが山村講師で、毎回楽しく講義を聴くことができました。
入門講座では、合格に必要な知識を土台から積み上げていくことができたと感じています。体系的に講義を進めてくださり、無理なく理解しながら知識を修得できました。教え方ももちろんわかりやすく、特に印象的なのが、商業登記法記述の本人確認証明書、印鑑証明書の処理の方法です。難しい部分ですが、山村講師の方法は理解しやすく、それほど苦労なくマスターすることができました。 また、テキストも簡潔にまとめられていてよかったです。特に、商業登記法のテキストの表が、とても覚えやすくスムーズに暗記できました。
厳選過去問集の良かった点は、キャパオーバーにならず、自分がきちんとやり切れる分量になったことです。私は、テキストの内容の理解も重視していたので、テキスト読みに時間をあてることも多かったのですが、過去問を解くのにも時間がかかります。過去問を厳選過去問集にすることで、効率的に進めることができました。
〈演習コース〉
入門講座・厳選過去問集だけでは、問題演習量に不安があったため、2024年2月から受講しました。特に記述式答案構成力養成答練では、入門講座の記述式よりも、より本試験に近い形式で、本試験よりもレベルの高い問題もあり、ここまでやれば本試験でも戦えるのではないかと思えました。
私が特に良かったと感じた講座は「択一実戦力養成答練」です。宇津木講師の解説講義は、知識面での補強だけでなく、メンタル面や試験に臨む心構えについても触れてくださり、大きな支えとなりました。また、問題や解説は非常に良質で、繰り返し解くことで知識が確実に定着していくのを実感しました。さらに、YouTubeの「司法書士過去問向上委員会」は、息抜き感覚で見られるだけでなく、知識を再確認できる場として非常に有意義でした。
私は法律について全くの初心者からのスタートだったので理解のスピードが遅いからかもしれませんが、初年度はわかりやすい講義ではあったものの、全てを理解してから記憶できたわけではなく「とにかくただ記憶した」という感じも多くありました。
ですが2年目から受講した髙橋講師のプラクティカルコースは、理由をわかりやすく解説してくださったので今までただ記憶していた(→なので忘れやすい)部分が理解に変わり、やっと長期記憶へつながったと感じることができました。また、思考法も説明してくださったのではじめて見る問題でも正解できることが少しずつ増えてきたと思います。
伊藤塾を選択した理由の1つが各講座で科目ごとの受講ができる点です。憲法は行政書士試験の方が問題数が多いので、行政書士のテキストを使用していました。民法は過去問ベースで択一の基準点は突破できていました。不動産登記は、新しい先例が多いというアドバイスからアドバンスのテキストと答練・効果模試、苦手な組織再編をアドバンスと必出3300とアドバンスのテキストから自分なりにまとめて、過去問と答練の回答から理解を深めていました。民訴系は理解ができておらず、過去問解答丸暗記をしていたので、「思考力」の講座のマイナー科目を受講し理解ができました。不動産登記の解き方は体系的に学んだことがなく、我流で、1年目(2023年)はなぜか閃いてしまい所有権移転(本当は解除の抹消)で10点しか取れなかったので、山村講師の記述式を受講し、答練・公開模試では高得点をとれるまでになりました。
〇小山講師の択一総整理編講座
択一式で基準点落ちを経験し、知識の重要度の認識が自分でもわからなくなり、路頭に迷いそうになりましたが、この講座を受けて、本試験で使える知識の修得方法や知識の整理の仕方などを教えてもらいました。前年の本試験では午後択一で基準点落ちを経験した私はこの講座を受講して、午後は安定した点数を取れるようになり、一定数の上乗せ点も確保できるようになりました。いつの間にか午前の部よりも午後の部の方が点数は取りやすく、安定していました。
また最初教材を見たときには、「こんなにテキストが薄くて本当に大丈夫なのか?」とずっと思っていましたが、講義を聞き、自分で復習をする際に改めて教材を確認すると、情報量も十分でこれを繰り返しやっとけば大丈夫だと信頼を置ける教材だったと思います。
とくにスクーリングで登壇していただいた昨年の合格者の方のお話や小山講師と直接お話ができたことで、択一総整理編のテキストの確認を優先的に取り組む勇気と決断ができました。
少しずつではありますが、苦手な択一式でも模試などでも基準点や上乗せ点も徐々に取れるようになっていき、成長を実感しながら学習に取り組めて良かったです。
高橋講師のテキストに、常に助けられてきました。
私は学習をはじめた当初、市販の書籍やサブスク型の受験指導校から入手したテキストでなんとなく勉強していました。その類のものは、確かに合格に必要な情報が網羅されていますが、メリハリがなく、1周したところでほとんど覚えていなかったりします。
私は会社法で躓き、高橋講師が担当されていた「これでわかる!基礎完成講座」の会社法だけをまずは単品で購入しました。この講座は基礎のみを扱うことで会社法の全体像を容易に知ることができ、またA+ランクの論点を押さえることができます。会社法に対する苦手意識が払拭され、その後の理解が進みました。
次に購入したのは「択一登記法集中演習講座」です。高橋講師の講座の醍醐味とも言える、徹底した制度趣旨の理解をここで本格的に学びました。この講座のおかげで登記法は得意科目とすることができ、その後約3年の受験期間で登記法の学習は軽い復習程度で済みました。
そして最後に、プラクティカルコースです。この講座がリリースされた年に、これしかないと思い受講しました。
テキストには、これでもかと制度趣旨が書いてあります。理解しながら進めるので長期記憶になりやすく、忘れてもリカバリーが早いと感じました。またテキストが薄く、文字が小さすぎず、問題集も兼ねているので、学習の負担が格段に減ると思います。
伊藤塾の良かったところは、①入門講座講義テキストに合格に必要な知識を集約できるところ、②記述式問題の解き方について基礎から応用まで山村講師の一貫した指導が受けられるところ、③高橋講師の「”合格“道しるべ」というnoteの記事で勉強方法の勉強ができたところ、④合格に必要十分な厳選された択一式過去問集を提供してもらえるところ、⑤教材を紙版とPDF版の両方を提供してもらえるところです。以下、順番に理由を説明します。
「①入門講座講義テキストに合格に必要な知識を集約できるところ」について述べると、講義とテキストの質が高く、入門講座の講義内容で合格に必要な知識は全てカバーできるため、講義テキストに情報を一元化することができ、学習効率が極めて高いです。入門講座の講義では、テキストの重要部分を明らかにして講義を展開されるので、それに合わせてテキストに下線を引いたりメモを取ったりすることで、講義が終わってもテキストを振り返ればどこが重要かはっきりわかるようになります。また、難解な分野でも山村講師が根拠を示しながらわかりやすい説明を展開されるので、入門講座で応用までカバーすることができます。加えて、講義内容の重要度ランク分けや難易度の説明を必ず入れていただけるため、メリハリをつけて学習することができます。
「②記述式問題の解き方について基礎から応用まで山村講師の一貫した指導が受けられるところ」について、なぜ良かったかというと、基礎から応用まで山村講師の一貫した記述式問題の解法を学ぶことで最短経路で合格レベルの記述式答案を書き上げる実力を養成できるからです。学習開始当初は、問題文のどこをどう読んで解けばいいのか全くわからず、本当に解けるようになるのか不安に陥りますが、問題文のどこを、どの順番で、どう読み、どうメモをとり、どう考え、どう答案構成し、答案を書くのか、基礎から徹底的に山村講師に教えていただけるので、安心して学ぶことができました。記述式演習基礎編・記述式演習実践編・答案構成力養成答練を受講して、山村講師の記述式解法手順を徹底的に真似ることが合格への最短経路だと考えます。私の場合は、山村講師の記述式問題の解法を徹底的に真似て盤石な土台を築いてから、6月の公開模試の時期に答案構成でのメモをとる位置を工夫したりオリジナリティを加えて、合格レベルの実力と解法を完成させました。
「③高橋講師の『“合格”道しるべ』というnoteの記事で勉強方法の勉強ができた」ことが、なぜ良かったかというと、合格するための自分に合う勉強方法を見つける大きなきっかけとなったからです。情報の絞り込みの仕方やテキスト読みの仕方、学習効率の上げ方など、「結局どうすればいいのかよくわからない」という受験生の悩みに対して、文章だけでなく写真も用いて具体的な解決策を提案されています。実力が伸び悩んでしまっている方は、自分に合わない勉強方法で勉強している可能性があるので、高橋講師の記事を参考に勉強方法の勉強をしてやり方を工夫することを検討してみてください。
「④合格に必要十分な厳選された択一式過去問集を提供してもらえるところ」がなぜ良かったかというと、予め厳選された良問揃いの過去問集を使う方が全問掲載の過去問集を使うよりも、効率的に繰り返し学習ができるからです。問題量の多い過去問集の方が良いのではないかという錯覚に陥りがちですが、問題量を多くこなすよりも厳選された良問を繰り返す方が、本試験で勝ち抜くための確実な知識が身につくと考えます。
「⑤教材を紙版とPDF版の両方を提供してもらえるところ」がなぜ良かったかというと、教材のPDF版をタブレット端末やスマートフォンにダウンロードしておくことで、外出先でもテキスト読みをすることができ、隙間時間を活用した効率的な学習が可能になるからです。また、文書内文字検索機能を使えば過去問番号を入力するだけで、過去問で問われている知識のテキスト該当ページが何ページなのかすぐにわかるので、過去問学習時のテキスト該当ページ探しの時間を大幅に短縮できます。
上記の理由から、司法書士試験合格に向けて資格試験指導校を探している方には、迷わず伊藤塾の講座をおすすめします。
択一実戦力養成答練のテキストはかなり重宝しました。受験回数を重ねていくと、年数が経ってしまう分、法改正も行われたりして、当時使っていた入門講座のテキストやその他講座のテキストは使えなくなるものがありました(「使えない」は大げさかもしれませんが、古い情報のまま誤って覚えてしまうのは避けたかったので、極力年数の経った教材は使用しないようにしていました)。
択一実戦力養成答練のテキストは問題ごとにそれぞれの論点を整理した表が付けられており、それを何度も読み返すことで効率よく知識の整理と定着を図ることができました。
法律初学者だったので1年目は山村講師の入門講座を受講しました。入門講座というネーミングから易しい講座をイメージしがちですが、司法書士試験の膨大な試験範囲を網羅しているので分量がとても多く、届いたテキストやカリキュラム表を見てこの講義を最後まで受講することができるのか不安がよぎりました。
山村講師は講義をはじめる前に項目をランク分けしてくれるので出題されやすい分野や絶対外せない部分が把握しやすく、復習に力を入れるべきところがわかりやすかったです。また、内容が難しく理解に時間がかかるところは、「今は半分理解できたらいい。」「わからなくても学習を進めた後で戻ればわかるようになる。」など指示してくれるので、理解できなくても立ち止まることなくカリキュラムをこなしていくことができ、最後まで計画どおり受講することができました。
2年目はYouTubeでみた関講師の講義に衝撃をうけて、思考力完成コースを選択しました。模試などで問題を解くと正解するけど、なぜそうなるのかよくわからないといったことが多々ありましたが、関講師の講義を受講したことで根拠をもって解答できるようになり、初見の問題も自分で考えて答えを導きだせるようになりました。
私が利用していた講座はプラクティカルコースでした。これは問題演習と解説が一体となった教材を使用するため、インプット用のテキストの読み込みだと集中力が持たない私には本当に適したコースだったと思います。また、勉強していてわからないところが出てきた時は、マイページの「質問をする」というコーナーを利用して質問していました。回答は早ければ2日後、遅くとも1週間以内にはかえってきたので、ストレスを感じることもあまりありませんでした。
私は市販のテキストと過去問集で基本を学んでから伊藤塾の答練を受けました。
学習を始めた頃、適当に買ったテキストを買い替えずに使っていたため、改正点でアップデート出来ていないところが多々ありました。その点を、答練では全てカバーしてもらえたので助かりました。
また独学だけでは気づかない点、例えば不動産登記法の審査請求がオリンピック問題だとか、その他の予想論点を知ることができたのはすごく良かったです。
私は、質問・カウンセリング等フォロー制度により試験に合格できたと言っても過言ではありません。不動産登記法の根抵当権の申請可能時期について、講義で理解できなったことを質問した際、回答者から私の知識の混同についてご指摘をいただきました。知識が混同したままでも、択一のその問題では正解を導くことはできたのですが、それは、その過去問の問われ方でしか通用しない理解であり、角度を変えて問われた場合は、その知識の混同により、誤った結論を導いてしまうところでした。独学の場合、知識の混同を自力で気づき修正することは非常に困難であると思われ、自分の理解をチェックしていただけることがどれだけ有難いことか、思い知らされました。質問・カウンセリング等フォロー制度がなければ、今でも知識を混同したままであったと思います。その後も、理解できない点について質問し、特に、記述式については、納得できるまで同じような事項をしつこく質問をしましたが、そのたびに的確な回答があり、また、私が誤解している可能性のある事項について確認するようにアドバイスもあり、非常に有益でした。質問に対する責任ある回答があるという安心感は、伊藤塾の講座受講の大きな利点であると思います。
・関講師の思考力完成ゼミ
2年目と合格年の計2回受講しました。対話形式で関講師から毎回質問がとんでくるので緊張感があります。
自分では理解していたと思っていたはずの論点も、講師から質問されて口頭で説明しようとするとできない時も多々あり、毎回のゼミの中で自分の弱点を見つけることができました。また講義内容は、ただ結論だけを説明するのではなく、その結論にたどり着くまでの考え方を説明してくれるので、暗記中心の学習よりも頭に残りやすかったです。
・小山講師のクイックマスター(エクシードコース択一総整理)
過去問を解く代わりに択一対策で利用していました。択一基準点に達するための知識が全てテキストで網羅されているので、直前期はこのテキストをひたすら回していました。
伊藤塾の答練と全国公開模試は、難易度が本試験レベルに近く、直前期に繰り返し解くようにすると良いと思います。出題予想も兼ねており、法改正にもやり過ぎないぐらいできちんと対応してくれているのでこの点もメリットです。
また、数年前に受講した小山講師の択一クイックマスター講座はテキストも使いやすく、直前期の知識整理に有効でした。
いずれにせよ可処分時間に合わせてこなすことができる教材・講座を選んで直前期に繰り返し学習することが重要だと思います。
テキストがわかりやすいこと、過去問を網羅していること、細かい論点も落とさず載っているところが安心して学習できる点でした。YouTubeで講師の方々が、過去問の解説をやっているものを、寝るときにイヤフォンをつけて聞いていたのですが、図をみていなくても大変わかりやすく、聞いているだけで十分勉強になったと思います。自分で過去問を解いて、解いたものが例え正解であったとしても、解説を聞くと自分の考えの及ばないところまで解説してくださっており、知識の定着につながったと思います。あと伊藤塾の講師の方々は大変品がよく、話し方もきれいで、自分もこのような人になりたいと思いました。
とにかく全ての費用が安く、充実したラインナップでどれも満足です。単発で販売される模試や答練も、しっかりとした解説がついており、わかりやすく理解が深まります。合格した今年の直前フルパックも、とても良かったです。「うかるシリーズ」の択一、記述、模試、クイックマスターがセットになった欲張りパックには、重要論点が全て網羅されていました。特に記述問題は、初見では難しく感じるほどの内容ですが、解いていくうちに徐々にレベルアップし、書けるようになります。とても助かりました。
私は、単に暗記するだけの勉強法が苦手なのですが、伊藤塾の講師は、法律の条文の裏にある制度趣旨等も教えてくださることがあり、「だからこういう条文になっているんだ!」と合点がいったときには、勉強がすごく楽しく感じました。YouTubeの「過去問向上委員会」も大変興味深く、毎週楽しみに視聴していました。その結果、おかげさまで本試験において脚で迷ったときにも、「たしか、こういう趣旨だったと思うから、これかな」と正解を導くことができました。
山村講師の入門講座は、法律初学者にも理解しやすく,『メリハリ』の効いた講義で、効率的に学習を進めることができました。また講義の途中での講師の受験生時代のエピソードなどについてお話ししていただき、講師の人となりに触れることができ、地方での受講でしたが非常に親しみを持って楽しく受講することができました。
高橋講師のプラクティカル講座は、OHCでの講師お手製のイラスト切り抜きを使った説明が楽しく、理解しやすかったです。また語呂合わせや呪文の様な暗記方法は、暗記が苦手な私にとってとても助かりました。学習フォロー講義では、テキストの使い方や繰り返す回数、メンタル面での注意事項などを事細かく講義していただき、勉強方法に迷うことなく試験日まで辿り着くことができました。私は地方での受講でしたので、3月に行われた渋谷でのフォロー講義に出席した際に、講師に直に学習方法の悩みを相談したり、学習進度の確認、他の受験生との交流など非常に有意義な時間を得ることができました。
伊藤塾の厳選過去問を導入した年から一気に択一の点数が上がり、基準点を突破できました。
出題分野ごとにランクがわかれており、用意された一覧表で〇×を記入して、特にAランクの間違えた問題は何度も解くようにしていました。
伊藤塾の教材の良いところは、PDFがダウンロードできる点だと思います。
どの教材も、印刷して繰り返し繰り返し解きました。
また、YouTube・noteのコンテンツもとても充実していたので、通勤途中や家事をしながら、隙間時間に関講師の過去問向上委員会や宇津木講師のスキマで学ぶ司法書士、小山講師の跳んで!受験生!を聞いてモチベーションを保っていました。
絶対に合格するという気持ちを引き上げるため、毎年春に配信される山村講師の合格必勝講義は何度も何度も見返していました。
そして合格に欠かせなかったのが山村講師の電話カウンセリングです。
わたしは地方受験生なので講師に直接相談できる環境になく、人気講師のカウンセリング予約はなかなか取れなかったのですが、山村講師と話すことで自分の勉強方法の向き不向きが明確になり、今後の学習方針を確認する良い場を設けていただきました。
「伊藤塾のこの講座が良かった」ですが、毎回最初に小話をしてくださる講師の入門講座はすごく肌に合っていました。また、記述対策は2年目以降ほとんど山村講師の答案構成力養成講座だけでしたが、ずっと得意でしたので、しっかり受ければ必ず実力がつくと感じました。
過去問は伊藤塾の厳選過去問集を使用させていただきましたが、これだけでは受かりません。ちゃんとテキストも読み込まなければ足りない、ということに気づかず過去問ばかり回したのが敗因でした。厳選過去問集自体は良問が絞られているため、これをベースにテキストで周辺知識を確認するのがよいと思います。
私は伊藤塾の2023・2024年合格目標司法書士入門講座 スピード&フリーコースを受講していました。
講師の山村講師は、こちらの心を全て見透かしていらっしゃるんだろうか?と思うくらい、講義中にこちらを気遣ってくださいました。
こちらのやる気が低下してきている頃に合格者の講話をやってくださって気持ちがリフレッシュできました。
初学者だった私としては講義中に「難しいよね」「今はわからなくても大丈夫」と言ってくださるだけでも気持ちが軽くなり、なんとかかんとか講義を聞き続けることができました。
択一対策では主にプラクティカルコースと択一答練を利用しましたが、とても力がつきました。プラクティカルコースを受ける前は、本当に他に過去問を解かなくても大丈夫だろうかと不安でしたが、結局、総合落ちになった2年目も合格した3年目も過去問集は準備しませんでした。プラクティカルコースはコンパクトに見えますが、高橋講師がおっしゃる、本試験当日の理想の姿を目指そうとすると過去問集に手を出す余裕はありませんでした。グッと絞ってくださっているので、しっかり深くやる必要があり、他に色々問題を足して分量を増やした結果、全部サラッとしかやれなかった、というのではもったいないと思います。択一答練は2年目からライブで参加しましたが、宇津木講師は絶対覚えるところとスルーしてもいいところをきちんと指示してくださいます。それまで四苦八苦していたある問題が、講師が暗記指定してくださったパワポ1枚で楽に解けるようになったことをきっかけに、暗記作業が楽しくなり、どんどん覚えていけるようになりました。
記述式答練では、山村講師が講義中に問いかけを多くしてくださり、毎回ちゃんと覚えているかチェックできますし、自分ができていないと危機感を感じるので復習も必死にやれました。記述式を解くための思考の流れを教えていただいたので記述式アレルギーにならずに済みました。
3年目の直前期には蛭町講師のうかる!記述式を取りました。他の受講生の方にすすめてもらったのですが、基本的な知識から応用まで毎回バランスよく構成されていて、文章問題や改正点の勉強にもなりすごくためになりました。
伊藤塾の入門講座を通学で受けましたが、やはりはじめの方は知識が多く混乱するばかりでした。ですが通学なので講師の方に授業が終わってからも質問できたのが良かったと思います。
何時間も丁寧に解説していただいたので、心折れず合格までたどり着いたと思います。
これはコロナ禍前の話なので、今は通信を利用して受講する方が多くなったとは思いますが、講師に聞けるカウンセリングなどの制度があるのなら積極的に活用していくとよいかと思います。
最初は、宇津木講師が担当する「アドバンスコース」と「択一実戦力養成答練」ですが、一番の特徴は、何といっても「メリハリ」の効いた講義です。合格に必要なところを的確に指示してくれるところが非常に心強いし、気持ちいいです。そして、「択一実戦力養成答練」は解説の過去問番号の記載がとても役に立ちました。
次は関講師が担当なさっている「思考力完成コース」です。ただ暗記するのではなく理論で問題を解くための法的思考力が養うのには最適な講座です。
その次は、言わずと知れた山村講師が担当する「記述式答案構成力養成答練」です。この講座は私が今更言うまでもないと思います。
最後は、私が合格する年に受講した髙橋講師が担当する「プラクティカルコース」です。この講座は、問題と教科書の融合だと思いました。私の場合、過去問を解くのがあまり性に合わないので、そんな私にとってこの講座は最適でした。趣旨を説明しているポイントが有ることで、よりいっそう理解が深まった気がします。
・絞られた過去問で重要なポイントを無理なく繰り返せること
司法書士試験では膨大な量の知識を覚える必要がありますが、プラクティカルコースは試験で重要なポイントに過去問が絞られているため無理なく繰り返すことができます。はじめたころは正直本当にこの量で大丈夫なのか不安がありましたが(申し訳ございません)、信じてよかったです。試験勉強はこれしかやっていません。
試験勉強の初年度はテキストを何度も読んでいるのに問題が解けないことに悩みましたが、プラクティカルコースではアウトプット中心の教材でテキストの中のどこが問われるのか、どんな問われ方をしているのかがわかりました。また何度も繰り返すことで知識が定着し、正誤の数で定着度が可視化されることもよかったです。
・ゴール(受講後の理想の姿)が示されていること
各講座開始時にフォロー講義にてゴール(受講後の理想の姿)が示され、大切なことは講座の節目で何度も示してくださるため、自分がどの状態を目指しているのかを思い出し常に意識できます。膨大な量をただこなすだけでなく、ゴールを意識することで勉強の取り組みかたも身が入るものになりました。
・小道具を使った説明
パワーポイント等を使うほうが楽に作れそうですが、あえて小道具を作成し説明されているところに講座への愛を感じます。わかりやすく、可愛らしくて記憶にも残りやすかったです。
・カウンセリング等フォロー体制
おもに模試の後に、成績と照らし合わせて自分の今後の勉強の進め方に問題がないか確認していただいていました。勉強の進め方やスケジュールなどを悩みだすと無駄に時間を使ってしまいなかなか前に進めないタイプなので、信頼する講師に直接アドバイスをいただけることはとてもありがたかったです。つわり中に遅れてしまったスケジュールを軌道修正していただき、迷いなく勉強を進めていくことができました。
①関講師の思考力完成コース。ミニゼミと併せて、自分の理解力をアウトプットできます。
不動産登記法では、登記記録を意識して
商業登記法と会社法は制度趣旨
民事訴訟法では、少額訴訟や手形訴訟等、比較が深く、理解に役立ちました。
②宇津木講師の択一答練。アシの切り方は本番に役に立ちます。解説もわかりやすいので、実践力が身につきます。
あと、担保仮登記や社債管理者の話はわかりやすいです。
③山村講師の記述の答練。答案構成にどのように落とすか、何を注意すればいいか、ビジュアル化されているので、記述の基本形を学ぶのに最適です。
④雛形のドリル
今年は伊藤塾の雛形集を書くのではなく、読んで、添付情報まで頭の中で回答できるように意識しました。
⑤公開模試
⑥関講師の過去問向上委員会
⑦小山講師のYouTubeの講義(株式交付)
上記を繰り返し、実践することです。⑤は受講した後、すぐに復習したら、3週間くらい記憶が薄れた頃を見計らって、もう一度、復習し、長期記憶の定着をはかりました。
アドバンスコース
一度の講義が短く、時間がとれない自分にとって受講しやすい。予習問題、復習問題もセットになっており、毎日やることを、自分で考えなくてよい。講義内で宇津木講師が、覚えるべきことを絞ってくださるので、迷い、無理が生じない。いいタイミングで記述対策が始まる。厳選過去問も使っていましたが、問題数が多い過去問だと絶対繰り返す回数を十分回せなかったと思うので、自分にとっては、厳選過去問の問題数、内容は、とても有難かったです。
宇津木講師のアドバンスコースを受講させていただいたのですが、重要度順にマークの指示があり、とても効率的に学習を進めることができました。テキストを復習する際も重要箇所が一目瞭然なので、無駄なく時間を有効活用できたように思います。隙間時間でも学習を進められるように最大限配慮された授業内容になっており、コンパクトかつ覚えやすくまとめられた表など、今でもすぐに思い出せるくらい記憶に残っています。
伊藤塾の講座の中で私は関講師がメインの思考力完成講座を受講していました。もちろん他の講師の方々の講義も大変お世話になったのですが、関講師の講義は、本当に頭が悪く、理解力がない私にもスッと入ってくる内容で、とてもよかったです。というより関講師がいなければ受かってなかったと思います。また私は隙間時間を活用していたので、移動中等文字が読めないときは常に講義を流していました。(文字が読めるときは過去問等問題と常に解いていました。)そのおかげでただでさえわかりやすい講義内容を更に深く理解していくことができたのだと思います。
不合格だった5年間は他校の分厚い過去問題集を回していましたが、働きながらだと、全然回せませんでした。
合格した年は伊藤塾の厳選過去問題集を購入し、子どもの寝ている時間に回しました。
伊藤塾の厳選過去問題集は、問題数が多すぎず、3〜4周、苦手な問題はもっと多く回せました。回せたことで、段々と問われ方は違うけど解くための知識は同じ問題に気づけるようになるなど、これまでの5年より理解が深まった感覚がありました。
最後の年は講義をとらなかったので、noteでアップされるミニ講義を、家事をしながら聞いていました。
文字で見ている問題を耳で聞いて解くので、いつもと違うアプローチができ、知識の定着につながったと思います。10分でマスターする司法書士の基礎講義が直前期の基礎事項の確認に丁度よい内容で、よく聞いていました。
思考力完成講座では、科目横断の勉強法を教えていただき、これを基に、自分でテキストを読む際も、科目横断で、記憶の整理を意識できました。また、答練は、細かい論点ばかりを出題するのではなく、基本的な論点の良問が多く出題され、しっかりとした理解の必要性を認識できました。また、記述式答練では、重要論点が網羅され、何度も繰り返し解くことで、ひっかけポイントの記憶の定着ができ、特に不登法記述の枠ずれ対策となりました。
はじめて受講した「ステディコース」は入門講座としてとても聞きやすく、テーマごとになっているので復習のため繰り返し聞くのにも向いていて良かったです。
翌年受講した「プラクティカルコース」は制度趣旨から端的に説明してくれて、単なる暗記の苦手な私でもスムーズに理解し覚えていくことができました。教材の使い方・勉強の進め方を明確に示してくれるので、厳しいと思ってもそれをしっかりやっていくことで確実に択一の力がついたと思います。
本試験後、机に向かっても集中できない時に「過去問向上委員会」に出会い、すごくおもしろくて全て聞きました。なるほど!と知識が深まったり、そうだったのか!と勘違いが修正されたり、とても良かったです。
同様に不安な知識、イマイチ理解しきれていないことについて「質問知恵袋」で解決できたこともありました。
★小山講師
小山講師は、私の命の恩人です。今回、合格できたことで、私は生きる力をいただきました。小山講師との出会いがなければ、合格には至っておりません。文章にすると軽くなってしまうのですが、小山講師との出会いに、そしてそのきっかけをくださった伊藤塾さまに、感謝の気持ちでいっぱいです。
★2024年合格目標 学習経験者向け Exceedコース
弱点である民法につき、とことんまで択一総整理テキストを利用いたしました。オリジナルのブラッシュアップツールに仕上がりました。100パーセントに仕上げられた鮮やかな基礎知識の修得を目指し、繰り返しました。本試験では、択一総整理テキストの図表を思い出しながら問題用紙に記し、それを基に正解を導きました。択一総整理テキストの問題を解く、理由・要件を思い出す、図表を思い出す、関連知識を思い出す、を繰り返したことが合格につながりました。
★カウンセリング制度
毎月、小山講師のカウンセリングを利用させていただきました。毎月28日18時には(争奪戦のため)マウスをクリックする手が震えました。カウンセリングを通じ、勉強の方向性を修正いただきました。この時の小山講師のアドバイスがなければ、私は合格には至っておりません。そして、いつも私の心に寄り添った温かいお言葉を頂戴し、それは私が淡々と勉強を進める力になりました。
★質問制度
こんなこともわからないの?と思われたらどうしようと躊躇しましたが、杞憂に終わりました。質問してみるととてもご丁寧にご回答いただきました。一生懸命調べ・考え、どうしてもわからないことがあるときは利用させていただきました。いつでも質問できる環境がある安心感は、とても心強かったです。
★択一式厳選過去問集
これは私が皆様に1番おすすめしたい過去問集です。私は特にAランクの問題を利用し、5肢択一問題の戦術対策に利用しました。肢の切り方、2択まで絞った後の正解肢の見つけ方、重要論点の抽出、弱点補強、Aランク(絶対に落としてはいけない)のレベル感の体得…まさに一挙両得でした。そして、最も好きだったのは、解説です。すっきりした文章でわかりやすく、スムーズに解き進めることができました。
一番良かったと思うことは、有志を集めてしたカウンセリングです。直前期で焦っていたということもあり、私自身、伊藤塾以外の教材に着手したほうがいいのか悩んでいました。しかし、伊藤塾の教材のみ復習していれば合格できる、実際合格している人がいる、という講師の方の声をいただいたことで、いろいろな教材に中途半端に手をつけることなく、直前期を過ごすことができました。また、カウンセリング内での他の受験生の進捗状況を聞き、私ももっと頑張ろうという気持ちになり、より集中して勉強することができました。
伊藤塾ではプラクティカルコースを受講しました。
伊藤塾の受講は模試も含めて合格した今年がはじめてでした。
合格の前年、前々年と2年連続で総合落ちをしてしまい、非常に落ち込むと同時に自分なりに原因を考えました。結果、択一も記述も問題を解く量が足りていないと感じました。
他の資格受験指導校中上級講座を利用してきましたが、問題を解くタイミングなどは受験生本人の自主管理に任せられている(当たり前ですね)ところ、私の場合は日々の仕事や家事に追われ、過去問演習などがどんどん後ろ倒しになり、本番までに問題を何回転も回すというレベルに至らず仕舞いで本試験の日が来てしまいます。
講座を探す際に、知識のインプットよりもアウトプット中心でかつ兼業受験生であってもこなせるボリュームであることを重要視し、プラクティカルコースが最適だと感じました。高橋講師は講義での解説がスッと入って聞きやすかったです。
良かった点はたくさんあるのですが、特にテキストの形態が細かくファイル分けできるので通勤時など手軽に持参でき、利用しやすかったこと。
講義以外のオリエンテーションで、どの問題をいつまでに何回解いて、目標点は何点程度というように細かくお話いただけたことです。
恥ずかしながら試験までの学習スケジュールを立てること、立てたスケジュールの管理が自分ではうまくできずにいましたので、ここが昨年までの学習スタイルと全く違う合格のポイントになったと思います。
教材の良さもさることながら、担当クラスマネージャーとの毎月のスケジューリングが極めて有用でした。
クラスマネージャーと数分間電話で、進捗状況の報告及び今後の勉強方法を宣言するだけですが、有言実行を旨とする私には、宣言した内容を実行するための動機ができ、モチベーション維持に高い効果がありました。
私が特に良かったと思っているのはExceedコースとプラクティカルコースの2つです。どちらもテキストが問題を解きながら進めていきつつまとめで復習する、といった演習形式のテキストのため、じっと座ってテキストを読むのがどうも苦手な私には進めやすくて非常に合っていたテキストでした。
合格した年度は、直前期にプラクティカルコースのテキストをもう一度一周して、知識に抜けがないかを確認しつつ苦手分野の周辺知識を抑えていくことができて非常にタイパよく勉強することができました。
2023年入門講座(山村講師)・2024年中上級コースを受講しました。非常に良かったです!
良かった所は下記の通りです。
① 授業の前に、一、二分世間話があります。司法書士のイメージを持つようになります。モチベーションを上手に引き出してくれました。
② 山村講師の記述方法を教えてくれました。非常に簡潔に、正確に、迅速に案件を分析できます。山村講師の教えた記述のノーハウのおかげで、記述に苦手を感じませんでした。
個人的には、入門講座で十分です。1回目の受験は不動産記述の枠ずれのために、総合落ちしましたが、そうでなければ、入門講座でも合格できたと思います。
YouTubeで過去問委員会の関信敏講師の無料公開シリーズも質高く、非常に助かりました。間違いやすい所をピンポイントと教えてくれました。
1年目から3年目まで受け身の講座(他校)のものを取っていました。(ほとんど講義中に寝てしまうことが多かったです。)
昨年プラクティカルコースを受講しました。このコースは問題を解いてから解説講義を聞くという内容です。年内は基礎・総合・実践の問題をそれぞれ1回ずつしか解けませんでしたが、年明けからは最終的には基礎・総合問題はそれぞれ9回、実践問題は2回解きました。
宇津木講師のアドバンス講座
兼業受験生はこの講座しかないと思います。必要最低限のことしか書いてないので、私の場合は、重要ラインマーカーを引いた所と暗記する箇所を教えてくれるので、そこだけやって、点数が一気に上がりました。復習も、テキストと厳選過去問集を回すだけで十分合格点まで伸びました。
1回目のときは入門講座を受講しました。山村講師の講義は倍速にしても聞き取りやすく、また、難しい論点も噛み砕いて話してくださり、わかりやすくて、最後まで挫折することなく、気づいたら全科目の講義を終えていました。試験の結果は、午前の基準点が足りず不合格でしたが、ここを改善・強化すれば次は合格できるかも知れないという手ごたえを少し感じたのを覚えています。
2回目は思考力完成コースと択一過去問ブラッシュアップ講座を受講しました。思考力完成コースに決めた理由は、試験範囲全体を入門講座で学んだので、なるべく理解できるところは理解して苦手な暗記を減らしたいという思いで決めました。科目を跨いで横断的に整理することができ、そういうことだったのか!というような発見があって面白かったです。また、入門講座で使用したテキストをメインテキストとして使用できることも教材を絞りたかった私には合っていました。
択一過去問ブラッシュアップ講座は過去に北谷講師の模試の解説を聴いて、わかりやすかったので受講を決めました。ブラッシュアップシートとパワポ資料は要点が整理されていてとても使いやすく、本試験直前までお世話になりました。
あとは、1回目、2回目ともに演習コースを受講しました。択一実戦力養成答練は予想分野や大事な論点が表にまとまっていて時間がないときでも効率良く勉強できました。記述式答案構成力養成答練は、これを受けていなければ私は合格できなかったと思います。これだけで合格できる力が十分付くと思います。講義、問題、解説全て良かったです。
カウンセリングフォローは、私は非常に心強くなれたと思います。
毎月同じクラスマネージャーの方を予約し、お話を聞いていただいていました。
進捗状況や勉強の仕方を相談できる場所がそこしかなくて、普段孤独に1人で勉強している身としては本当に心強かったです。
やはり、1人で勉強していると不安しかないので、勉強方法がそもそもわからなかった私は自分が毎日やっていることがまず勉強と呼べるのかどうかすら不安でした。
なので講師やクラスマネージャーの方と会話をして自分を肯定していく作業になっていたのだと思います。
本当にどの講師も親身になって聞いてくださるので、悩んだらカウンセリングで吐き出すということをいつもしていました。
●プラクティカルコース
私はテキストを読み込んで記憶していく学習法が合わず、問題演習を通して記憶の定着を図るやり方があっていました。受験界では大きく問題演習派とテキスト読み込み派にわかれると思いますが、問題演習派はこのコース1択だと思います。また、全科目・全範囲を繰り返し行うのに適度な内容・分量であったと思います。
●記述式答案構成力養成答練
答案構成についてゼロから合格レベルに引き上げていただきました。模試以外の記述式問題演習はコレのみで必要十分であると思います。
●コンプリート記述式過去問演習講座
本試験で他の受験生がどこまで答案ができていたのか、また、どこは書かなくても合格できていたのかの基準がわかり、合格答案の基準を把握するのに役立ちました。また、厳選された7問のみであり、無駄を省いた記述式の過去問学習が可能になり良かったと思います。
2023年に開講したプラクティカルコースが自分にとって最高の講座でした。読むスピードが極端に遅い私は、直前期の「テキストを高速回転」という、これまでの合格者が共通して発信されているキーワードに対して、自分がその境地にたどり着くことはできないともがき苦しんでいました。そんな中、プラクティカルコースの「択一集中演習講座」は、テキストと演習問題が一体化となっていて、別途過去問集の用意は不要、本試験の択一で合格点が取れるだけの情報量で構成され、細かい論点はカットされた教材であったことから、テキストの回転ということをはじめて体験でき、感激したのを覚えています。
プラクティカルコース受講後の令和5年度(2023年度)の本試験受験では、長年基準点に満たなかった私が、合格点にあと択一1問(3点)というところまで迫れる成績へ引き上げてくれました。しかし、合格点に届かなかった理由もわかっていました。テキストの回転はできたけれど、高橋講師が設定された目標回数をこなせなかったことです。2024年合格目標のプラクティカルコースを再受講し、慣れたテキストによる読み込みスピードアップに加え、徹底的な回転を決意して、さらなる得点アップを狙いました。そのおかげで、本試験午後の部の時間配分にもよい効果があり、目標であった択一解答時間60分を厳守できました。
独学の約1年は、伊藤塾の直販や通販サイトで伊藤塾の教材を購入して勉強しました。個人的には、伊藤塾の教材を揃えたことによって、問題の傾向や文体、解説のポイントや表現、図表などに見られる細かな共通点が記憶の定着に効果的だったように思います。また、択一基礎力完成ドリルのパワーポイントの図は、問題文や解説の状況を把握するのに役立ちましたし、noteは理解や暗記が難しい場面で覗くと、たいてい解説が載っていたため助かりました。今回受講したプラクティカルコースは、テキストを使わずにアウトプット中心かつ網羅的で趣旨も抑えつつ隙間時間に学習でき、私の希望を全て叶えてくれる最適な講座でした。また髙橋講師の解説は端的で理解しやすく記憶に残りやすいため、復習の際に記憶を呼び起こしやすかったですし、一定のリズムでテンポ良くお話されるので、倍速でも聞き取りやすいところも良かったです。具体的な使い方は、最初のガイダンスで髙橋講師が提示された計画をその通りにやりました。最終的には計画の7~8割程度で本試験を迎えましたが、講座で提供された教材以外(記述雛形と模試を除く)はYouTube動画も含め一切使用しませんでした。模試は苦手な午後択一の速読が足を引っ張り全滅でしたが、伊藤塾のファイナルチェック講義にて直接髙橋講師から的確なアドバイスと喝をいただいたおかげで、最後まで前を向いてやるべきことをやり抜くことができました。
宇津木講師のアドバンス講座でのメリハリのついた授業で理解と記憶を意識した勉強ができ、記述式答案構成力養成答練での山村講師による記述式で解き方を身につけることができました。これらのおかげで基準点を超え、合格点間近まで一気に近づけました。伊藤塾の厳選過去問集も複数回解きました。合格年ははじめて厳選六法で条文を読むようにしたことが、各科目(特にマイナー科目)の理解と記憶の助けになったように思います。また、YouTube配信されていた関講師の過去問向上委員会は息抜き兼、参考にもなりました。
山村講師の記述式答案構成力養成答練とスキマで学ぶ司法書士がとても良かったです。
私は基礎講座が他校でしたので、記述も最初は他校の講座を受けていました。
ですが、私に合わなかったらしく、問題の読み方もわからない状態で講座が終了してしまいました。
そして、その年(初年度)の試験は記述が全くできませんでした。
このままだと太刀打ちできないと思い、評判の良かった山村講師の講座を取りました。
講義を受け、記述は択一知識の理解があるうえで「いかに反応するか」ということが大切だということを知りました。
山村講師が講義の中で「このワードが出たら、どこを見ますか?」「これが出てきたら何を思い浮かべますか?」とその都度問いかけてくださるので、記述問題を解く時に自然と反応する癖がつきました。
また、スキマで学ぶ司法書士は音声なので駅まで歩く時や両手が塞がっている時にひたすら聞いて、知識の穴を埋めていました。
私の状況ですと、スキマ時間の積み重ねでしか時間が取れないので、名前通りスキマで学べる貴重なツールでした。
私はアドバンスコースを受講し、自分の今までの知識の総整理を行いました。時間のない方や知識の総確認をしたい方々は効率的だと思いますが、暗記の箇所を指示され、マーカーするタイプの講義であるため、集中力を維持することが難しい面もありました。
アドバンスコースに組みこまれている択一実戦力養成答練は難しかったですが、その時点での実力確認と知識の横断的な整理に役立ちました。宇津木講師がガイダンスでおっしゃっていた様に、「その時点での勉強のペースメーカーにする事」「全力で取り組む事」で力が付いたと思います。この答練をこなすことで、本試験の択一を易しく感じることができたと思います。
また、午後の部は時間的にも内容的にも非常に難しく苦手意識があったため、高橋講師の「午後の部」直前実戦演習講座を受講しましたが、これが非常に役立ちました。
午後の部の攻略が自分の結果に大きく影響することは過去の受験歴から明白でしたし、全ての受験生にとっての大命題だと思います。令和5年度試験は午後択一が90点(30問)の正解でしたが、解答時間を要したため、記述の時間が少なくなり、焦って冷静に検討することができませんでした。そのため、午後の部のトレーニングをしたいと思い受講を決めました。択一の難易度は年度毎に異なることから、当該講座も難易度を3分類に設定して問題構成がされています。初見の問題を時間内に高得点を取ることを意識して大事に受講しました。また、解説は長文ですが、周辺事項も含めてきっちりと記載されているため、周辺知識の確認のためにも全てしっかりと読みました。その後の模試を有意義に受験するための準備として非常に有用な講座だと思います。その結果、令和6年度の午後の部択一を目標の1時間で解き、90点(30問)を正解することができました。
私はアドバンス講座を受講しましたが宇津木講師のメリハリのある講義は非常に魅力的でした。
宇津木講師は大事なところは全てマーク指定をしてくださるので復習の際にメリハリがつきやすく、逆に「ここは細かいので余力有れば一読」とバッサリ切ってくださるので一年目はテキストをただ読んでいるだけの学習でしたが「今はここ飛ばしてもいいか...」などと非常に効率よくテキストを使って繰り返すことができました。
またアドバンス講座のテキストは司法書士試験の膨大な量を繰り返しがしやすいようコンパクトに作られており「これだけやればいいんだ!」との安心感がありました。
そして試験直前の4日間を使ってテキストのマーク箇所全部を確認したことにより本試験の刑法の問題でも「過去問では見たことないけど2日前に読んだ知識だ!」といったこともあり、コンパクトかつ宇津木講師のマーク指定が加わっての超ハイクオリティなテキストにとても感謝しています!
答練の必要性については様々な意見があるかと思いますが、私は受講してよかったです。理由のひとつは、わからない知識が出たときの肢の選び方や時間配分の練習になることです。これは、過去問を回しているだけでは得られない経験でした。また、最新の改正についての練習問題に取り組めることも有意義でした。さらに、答練の解説ではテキストとは違った方法でよりコンパクトに特定のテーマについての知識をまとめていることも多く、ときにはテキストよりも自分の好みに合うまとめ表なども掲載されていました。教材は絞るというアドバイスと一見矛盾するようですが、使いたい表があればコピーしてテキストに挟み、情報が一元化されるようにしていました。いずれもよく言われる答練のメリットかもしれませんが、受講生として身をもって体験しました。
私は2024年合格目標のスリーステップコースを受講しました。はじめて学ぶことになる不動産登記法や商業登記法なども、まずはステップアップ編で学ぶことで本論編に入ってからもつまずくことなく学習を進めることができました。
思考力強化ゼミを受講したのも良かったと思っています。問題を解いてなんとなくわかった気になっていたものが、なぜそうなるのかと考えることで理解が深まったと思います。
教材は、市販されている「うかる!司法書士 必出3300選」も使用していましたが、こちらは問題とまとめ表が見開きページにまとめられていたため、とても使いやすかったです。カバンに入れても邪魔にならない大きさも良かったです。
伊藤塾では択一直前クイックマスター講座と厳選過去問集を利用させていただきました。択一クイックマスター講座では主に法改正の対応を目的に使う予定で利用しはじめましたが、その他の重要部分の復習にも役立ち試験前の最終チェックにとても重宝しました。1コマ30分前後の授業なので普段の勉強スケジュールを圧迫せずに受けることができました。厳選過去問集は他社の過去問集に比べ量が少なく本当に重要な問題だけが掲載されていると感じ基礎固めとして繰り返し解くのに適していました。またどちらもテキストをPDFで配布されていて講座を申し込んですぐに学習でき、スマホやタブレット端末ですぐに確認できるのでスキマ時間の活用にも役立ちました。
私は記述があまり得意ではなかったのですが、アドバンスコースの中のケーススタディ記述式という講座を受け、そのテキストを何度も繰り返し復習したことにより記述の成績上昇につながったと思います。
この講座は、本試験の記述のような形ではなく、問題を単純化し、記述の論点になるようなところ等を扱っているので、時間がない時でもさらっと確認でき、また、自分が間違いやすいところだけを何度も繰り返し練習することもできたので、結果、本試験のような記述問題でもミスを減らすことができたと思います。
アドバンスコースはコンパクトなテキストで回しやすく、重要な箇所は宇津木講師がマーク指定をしてくださいます。司法書士試験は忘れることを前提に絞り込んだテキストを何度も繰り返し記憶を定着させることが大事だと思いますが、それに最適な講座がアドバンスコースではないでしょうか。私はアドバンスコースを受講した年にはじめて択一基準点を超えることができました。
合格した年はプラクティカルコースを受講しましたがいわゆるベテラン受講生にこそ本コースをおすすめしたいです。何年も勉強していると細かい知識を追い求めてしまい、ますます合格が遠ざかってしまいます。プラクティカルコースは基礎徹底回、総合演習回、実戦演習回にわかれておりランク分けがされているので核となる知識、落としてはならない問題が明確になります。
1年目に山村講師の入門講座を受講し、受験期間3年間ずっと山村講師の入門講座で使用したテキストと資料をベースに勉強しました。山村講師の授業は初心者の私にもとてもわかりやすく丁寧に説明してくださるので、授業動画を何度も見なければわからないということがなく、テキストにメモを取り、そのテキストを何度も復習することで司法書士試験に合格するための土台ができたと思います。
2年目にはカウンセリングの際にすすめていただいた宇津木講師のステディコースを受講しましたが、山村講師の丁寧なベースの上に、宇津木講師のどんどん無駄を省いて簡単な問題をたくさんこなしていくスタイルが重なり、相乗効果でかなり点数が伸びたと感じました。テキストは山村講師の講座と同じでしたので、1年目のテキストをそのまま利用し、山村講師と宇津木講師の説明の仕方が異なっていた点などを追加でメモしていきました。結果として、インプットに使ったテキスト類はこの入門講座テキストのみでしたが、合格するには十分だったと思います。
これまでに2022年、2023年の本試験を受験しましたが、いずれも総合得点が合格点に到達せず不合格となってしまい、択一の強化と記述式のケアレスミス防止が不可欠だと感じました。
そこで、2024年に入ってから、山村講師の「最後の記述式」、髙橋講師の「民法で高得点を取る講座」を受講しました。
山村講師の「最後の記述式」では、登記記録から読み取るべき情報やそこから連想すべきポイントがコンパクトな講義の中にぎっしりと詰め込まれており、合格に必要な知識を身につけられたことはもちろんですが、どのような問題が出た場合でも、これだけ連想できればきっと大丈夫だという自信がついたように思います。実際の本試験では結果的にミスをしてしまっていた問題もありましたが、総じて焦ることなく解答することができました。
髙橋講師の「民法で高得点を取る講座」では、小道具を使用して難解な民法の条文をわかりやすく解説してくださり、実際にどのような場面を想定した条文なのかというところまで短期間で理解を深めることができました。さらに、学習が行き届いていなかった改正論点まで網羅されており、手元にあった過去問題集の演習のみではカバーしきれない部分までしっかりと修得することができました。本試験では民法20問中18問正解することができ、択一での得点が合格に大きく寄与したように思います。
伊藤塾の入門講座のテキストはとてもわかりやすく、かつ内容も過不足なく記載されているため、受験開始から合格年度まで一貫して使い続けることができました(ボロボロになるまで使いました。)。
また、法改正や最新の重要判例・登記先例についても、各講座内やYouTubeでわかりやすく解説していただいているので、不安なく勉強を進めることができました。
さらに、伊藤塾の模擬試験は、大人数の受験生と一緒に、大きな会場で受験することができるため、試験本番のような緊張感を持って受験することができました。
アドバンス講義を受講しました。一番良いと感じているのは会社法と商業登記法が同じテキストにまとまっていることです。別々であると同様のテーマの関連を理解するのに苦労しますが、実体から手続きまで流れで確認できるので私はこのテキストなしでは合格はできなかったと言っても過言ではないです。宇津木講師の講義はメリハリをつけ線引き以降は一読など、絶対に記憶しなければならないことや多少抜いて良い箇所など明白になりました。改正部分について細かい部分も、丁寧に解説してくれました。宇津木講師の指摘部分を理解・記憶しておくことにより本試験で十分に対応できたと思いました。
山村講師の入門講座です。
私の勉強の基礎にある理解を根底に置いた構成で授業をしてくださり、またとっつきづらい法律(特に手続法と呼ばれる類のもの)についても噛み砕いて教えてくださっていることが良かったです。
また講義の途中でたまに挟まれる試験についてのお話や伊藤塾卒業生のお話など、詰め込みが必要な司法書士試験の勉強において、とてもいい息抜きも提供していただき、講義を受けるのが楽しかったです。
また山村講師も熱い方で、常に受講生を励ますような語り口でずっと勇気づけられました。