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司法書士試験 合格者の声 学習継続のコツ

今野 蓮ラハマンさん
私は2023年の合格を目指していましたが合計210.5点で0.5点足りず総合点落ちしてしまいました。(2023年の合格点は211点でした)10月ごろから徐々に学習を再開しましたが0.5点足りずに落ちたことのショックが大きく、プラクティカルコースの講義のスケジュールから大幅に後れを取っている状況でした。12月下旬に髙橋講師にカウンセリングで相談した際に本試験までの大まかな学習計画を考えていただきました。それに沿って1月から本格的に学習を再開することができました。



小川 智子さん
泣きたい時、不安な時は思い切り泣くことがストレス解消でした。あとは、自分の好きな音楽をYouTubeで視聴したり、勉強に行き詰まったときは、料理して、気分転換するようにしました。
高橋講師がプラクティカルのテキストをやっていれば、過去問集はしなくても大丈夫!と断言してくださったので、その言葉を信じて、最後までやりきることができました。また、山村講師がおっしゃっていた、鮮やかな核となる知識を試験会場に持っていく…という言葉は常に自分の中で意識していました。"1回目の受験のときのように、曖昧な知識で悩んだり、簡単な問題で自分を疑ったりしないように、絶対的な自信を持って答えを導き出す"ということも意識して勉強しました。



川柳 志慕さん
毎月、山村講師のカウンセリングを予約してアドバイスをいただいていました。
定期的に同じ講師に進捗状況などをお伝えすることで、ひと月前より成長している点を伝えられるよう頑張ろう、と思えました。
1月からの答練が始まる前のカウンセリングでは、「思うように点が伸びずに投げ出したくなるときが来るかもしれないが、絶対に折れずに続けてくださいね」と言っていただいたことで、年明けからの答練や模試で苦しくなったときでも諦めずに続けられました。


立石 蓮人さん
私が司法書士の勉強を続けられたのは、司法書士になりたいと強く願い続けたからです。そういった強い想いなしにこの試験は短期突破できません。また、山村講師の講義は、受験生がモチベーションをキープできるような話が盛りだくさんであるため、最後までその想いを忘れることはなかったです。
そして何より、私には家族の応援がありました。辛くて心が折れそうになったとき、家族にどれほど勇気・元気をもらったか。振りかえってみると、私はとても幸福な受験生であったと思わずにいられません。



松瀬 祐也さん
私は2年目は仕事を退職し専業で勉強していたため、何としても合格しなければならないという思いでいました。常に不合格だったらどうしようと思いがありしたが、司法書士の勉強をしていて楽しいと思う瞬間があったことで辛くても踏みとどまることができました。また、仕事を辞めたことで親に心配をかけていたため合格して親を安心させたいという思いが背中を押してくれました。



平田 寧さん
私の勉強は、今でも効率が悪いと思うのですが、初回から4回目までの受験では、成績が上がることはありませんでした。むしろ、下がる一方で得点も一桁台…でした。もう、自信もない、やめようと思いましたが、やめるにも未練が残る…
そこで、5回目は、合格はおいて、午前・午後の択一式問題をそれぞれ20問以上正解することを目標に勉強しました。とても辛い勉強でした。結果、目標を達成できました。(基準点からはまだ程遠かったけど…)
今から考えると、当時の勉強方法は、視野が狭く、効率が悪いと思うのですが、その経験があったからこそ、更に長い受験生活を支えることになったと思います。



秋山 香織さん
絶対に今年で合格すると決めていたのと、根拠のない自信だけはあったので勉強中はあまり不安にはなりませんでした。とはいえ、組織再編や仮登記、共同抵当の配当額の計算など何度やっても理解できない・覚えられない箇所も多く「このままで本試験までに間に合うのか?」という心配はありました。ですが、山村講師が講座やYouTubeなどで言及される成長曲線や「本試験当日にもまだ伸びる」といったことが必ず自分にも当てはまるはずだと考えて、とにかく問題演習とテキストに戻る作業を繰り返し、そのうち徐々に知識が身につきはじめていると思えるようになりました。



高畠 清美さん
宇津木講師の、不安は誰もが持っていて、不安であることを受け入れていく。という言葉だったと思いますが、答練の最後におっしゃっていたことが胸に刻まれています。
不安とは、誰しもが持っているんだ。自分だけでない。
目に見えない不安に負けてどうするんだ!と思うようにしました。
山村講師は、合格者は雲の上のような人じゃない。当たり前のことを当たり前のようにしていくこと。
本当に基礎をしっかり固めて、強い気持ちで臨むことが大事なんだ。と思うところでした。一度目の受験前は、午後択一が解けず、頭が真っ白にいつもなっていました。
もう、無理だ、解けない。受験したくない!時間内に解ける人って、どんな人なんだ?
そんな時、ドラゴン桜の録画してあったビデオのなかで、鈴鹿央士さんが試験中、話が違うと言って、出て行こうとするときに志田彩良さんが「あんた、しっぽ巻いて逃げ出すつもり?」と言った言葉が、私に司法書士試験を逃げ出すのか?と言われているようで、負けたらダメだと、自分を鼓舞する言葉でした。
ドラゴン桜というドラマにも救われました。
司法書士になる。ことが自分の生きる道と信じていましたから、続けていけたと思います。



  水谷 美和さん
司法書士試験を諦めた人の話を聞くたびに、「合格できるのだろうか?」と、不安に押し潰されそうになることが何度もありました。
でも「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければそれは成功になる。」という松下幸之助の格言に感銘を受け、不合格をネガティブに捉えなくなったことで不安が軽くなりました。凹んでいても合格できないから、一問でも多く問題を解くことを繰り返すことで不安を払拭しようとひたすら勉強しました。
息子に、「いつになったら合格するのか?どうせ今年も落ちる。いくら伊藤塾に貢いているんだ!」と言われたときには、逆に「絶対合格してやる!」と闘志を燃やしました。



宇久田 啓さん

私は法律初心者からスタートした時から、家族や周りの友人、以前の職場の方々に受験していることを伝えていました。自分で目指すと言ったからには止めるとは言えませんでしたし、それをやめることを考えたこともなかったです。また過去の合格体験記を読むと大変な状況の方や10回以上の挑戦で合格された方など自分ももっと頑張れると勇気をもらうことができました。もちろん不安がよぎったことはありましたが、周りの支え特に家族からのサポートで勉強を続けられる環境にいれたことが幸運だったと思います。



川井 喜代子さん

不安になった時は自分の将来像を考えてそれをモチベーションにしていました。
私には地元で事務所を開きたいという夢があるので、どんな事務所を開きたいかを考えていました。何を主軸にした司法書士事務所なのか、事務所にする建物は?インテリアは?など、気が早すぎるかもしれませんが良いモチベーションになっていました。
それでも「もうどうでもいいや」と投げやりになり、一ヶ月ほど勉強していなかった時期もあります。それでも自分の人生を考えた時、今が1番若いのだから今この時にやっておかないと数年後に後悔しそうだなと思い、勉強を再開していました。



内山 博之さん

私は6回目で合格しましたが、2回目が終わったとき管理職となって仕事が忙しくなり10年間やめていました。その後、退職前に勉強を開始してからは、やめようとは思いませんでした。切羽詰まっていたからです。
でもつらいときはありました。もう少しで合格に手が届く。届きそうで届かないという苦しみです。これについては、やはり勉強が足りないからなので、だめだった点を分析してそこを強化する、これを繰り返しました。これは、できない分野ができるようになるので面白いのですが、手薄な分野の成績が落ちてゆくのです。またそこを強化する。もぐらたたきみたいなことを繰り返していました。最後に仕上げるには、これしかないと思います。



天野 良仁さん

学習を継続している間で不安に感じたことは入門編とアドバンス講座とのテキストの厚さの違いです。
特に不登法が1冊しかない上に厚さも入門編のものと比べて半分程度なので情報量が違うのではと思い、アドバンス講義開始時から不安になっていました。
不安が解消したのは択一の答練をやっているときで、点数が去年と比べてよくなっていることに気が付きました。
アドバンステキストは文字が入門編と比べて小さかったり、余白が少なかったり、使っている紙が薄かったりしただけで伊藤塾で言われた通りの使い方をすれば高得点が狙えるものです。



  小林 あゆ美さん
私は、テキストを読んでいてわからない点があるとそこですぐ立ち止まってしまいます。法律の勉強は立ち止まってはいけないと言われますが、なかなかそれを直すことができませんでした。インターネットで調べても、眉唾ものな情報もありますし、自分の疑問にピンポイントで答えているようなものは見つけられず、時間を浪費するばかりでした。
そこで、質問制度を利用しました。はじめは自分の質問の内容が伝わるか不安でしたが、的確に返答をいただき、安心しました。自分の疑問を整理して言葉にし、確実な返答をもらうことで、理解がよりいっそう深まり、勉強に対する不安もなくなりました。また、この質問制度のおかげで、段々と、わからない点があっても後で聞けば大丈夫だと思えるようになり、立ち止まることが少なくなり、安心して勉強を前に進められるようになりました。



山本 春太さん
私が司法書士の学習を続けられた理由は、覚悟を持って会社を辞め、「やるしかない」という状況を作ったことにあります。会社員としての安定を手放したことで、試験に向けた勉強以外の選択肢を排除し、全力を注ぐことができました。また、司法書士という資格が、自分の目指すビジネスの世界で通用する専門性を得るための重要なステップであると確信していたことも大きなモチベーションでした。周囲の応援も励みになり、前に進むことができました。



  柏木 万利子さん
とにかくカウンセリングを利用しました。
周りに同じ勉強をしている友人はいなかったので、カウンセリングを利用することでやっと安心できることもとても多かったです。
誰にも相談できていないことを消化してくださることで、また頑張ろう!と思えていました。合格した年の本試験1ヶ月前は、カウンセリングで講師の講師に残りの時間の勉強スケジュールをたてていただき、それをひたすらこなしました。



渡部 太亮さん
スクーリングで書いていただいた山村講師の「合格への執念」のサインを自宅の壁に貼り、毎日必ず見るようにしていました。全受験生で成績1位を目指すことは難しいですが、「合格への執着心」だけは全受験生の中で1番を目指そうと思っていました。直前期は伊藤塾の全国公開模擬試験で2回とも基準点割れをし、他校の模試でも1回基準点割れをし、努力が結果に結びつかないように思った時は本当に辛かったです。ここで心が折れて勉強をやめてしまったら後悔すると思い、落ちたとしても後悔ないようにやれることを全部やろうと最後まで「合格への執念」を持ち続けました。



篠木 桃子さん
「及び」この意味がわからなかったので、付箋に「及び=AND」と書いて貼るくらい日本語が理解できませんでした。でも、「及び」がわからなかったのが、民法の過去問が解けるようになり、不動産登記のひな形が少しずつできるようになり、商業登記法が答練で点数採れるようになり、ちょっとずつちょっとずつ成長している実感がありました。なので、「ちょっとずつちょっとずつ、焦らずにね」って自分に言っていました。そして何故か1年目の本試験後が MAX レベルアップの実感ができました。本試験が終わって時間が1年あるため、時間に追われていないことで心に余裕ができ、再度過去問のわからないところの解説を読んだら吸収率抜群でした。そこから焦らず、理解できていなかった点を講義を聞いて埋めていくことでさらにレベルアップの実感があったからこそ続けられました。



伊藤 徳明さん
R6.4.28のYouTubeライブで山村講師が「合格するために正々堂々と苦しめ!諦めなければ、それで良い(相対浮上)」と言った言葉に救われました。その言葉に心が震え、涙が溢れたのを今でもハッキリ覚えています。安定した公務員生活を辞め、退路を絶って臨んだ専業受験生の道。模試の成績は上々でも、常に付きまとう「不安」。もし落ちたら、またこの生活が続くのかと…本当に不安な直前期でしたが、山村講師の言葉に救われました。



髙橋 史也さん
山村講師の「合格への執念」、「本試験が終わる最後まで諦めない」という言葉をいつも言い聞かせていました。
受験した前の年の本試験分析会に参加した際に、合格ハチマキを持っていき山村講師に「執念!」とマジックで書いてもらいました。それからは気分が乗らないときにそのハチマキを締めて講義を聴いたりしました。本試験にもお守りとして持っていきました。自分は特にメンタルが大事だと思います。うまく理解できずにイライラすることもありましたが、直ぐに立て直すことができました。直前期は特に模試の結果に気持ちが左右されますが、所詮模試は模試で、模試で満点とっても本試験で合格しなければ模試が満点だったからといっても結果は変わりません。入門講座が4月にやっと終わって直ぐ5月の模試で良い点がとれるわけがないです。6月後半でも伸びしろしかありません。「本試験が終わる最後まで諦めない」と言い聞かせて本試験まで自分を信じて淡々とこなしていくことが大事だと思います。



M.Oさん
何か学習をはじめる時には職場や友人などに広く宣言をして退路を断つタイプです。
そのため、周りにいるほとんどの方が私が司法書士試験の勉強をしていることを知っている状況でした。
もちろん大きく、小さく、協力もして頂いていましたので、日々感謝の気持ちをもって学習を続けることができました。
学習を続けることができたのはこの「周りに広く宣言する」のが一番効果があったと感じています。
2回目の総合落ちとなった昨年は、さすがに受験をやめたいという思いが心をよぎりましたが、受験仲間と励ましあったり、SNSの受験生の発信を見たりして奮起や癒しを頂いていました。
私は5回受験をしており学習期間も長かったので、その間ずっと支えてもらった家族にも心身ともに負担をかけてきたと思っています。つらい時は自分だけじゃなく、家族にも同じ気持ちをさせていると思うと、もうひと頑張りしようと気持ちを切り替えることができました。



M.Iさん
この世に生を受けて50年、平均健康寿命が72歳ですので、実質的な残りの人生は20年です。
そのことを意識してから、人生の砂時計の中で落ちていく砂を見つめながら生きているような毎日です。
合格が1年遅れるたびに、残り少ない人生を1年無駄にする。そう思うと勉強をやめたいなどとつゆほどにも思いませんでした。



Y.Sさん
働きながらの司法書士試験というと勉強と仕事以外は全て諦めて合格後の楽しみに、といったやり方を取る方が多い印象ですが、私は自分が意志薄弱だとの自覚があるので「無理なく続ける」をモットーにしていました。
職場の飲み会も6、7月以外は普通に行きましたし、直前期に入るまでは土日どちらかは勉強はほどほどにして外に息抜きに行っていました。
私のやり方での短期合格は厳しいと思いますが、自分を追い込みすぎて心折れてドロップアウトするよりは遥かに良いと思いますので兼業受験の方はこういった無茶しないやり方も検討してみてはどうでしょう。



Y.Sさん
特に不安を感じていません。やっぱり自分の性格や生活がつまらない(退屈)ですから。
外国語でも司法書士の勉強でも、退屈な単語をひとつひとつ煉瓦のように積み重ね、点から線へ、線から面へ、面から立体へ組み立てます。
たくさん煉瓦を持ってから、自由自在に変換し、退屈な生活の面白さを見つけるようになりました。



E.Kさん
公開模試で思うように点数が取れず、やはり「合格ゾーン」のような過去問を取り入れるべきか迷いました。そこで、伊藤塾の質問制度を利用してアドバイスを求めたところ、丁寧な返答をいただき「プラクティカルコースの問題だけで大丈夫」と説明されました。その後も何度か他の教材に手を出したくなりましたが、そのたびにアドバイスを読み返して思いとどまりました。おかげで間違った方向に進まずにすみました。



T.Sさん
私の場合は、受験回数が多くなってしまった理由として、子どもが生まれたり、家庭の事情もあったのですが、宇津木講師が講座の中で、諦めることはすぐできる。諦めなければ必ず合格できる。という言葉を聞いて合格することができました。
正直、10回目、不合格だった時にもう別の仕事にしようか考えました。家族もいて、子どもの将来のこと、色々考えて別の仕事でお金稼いで家族を養った方がいいのではないか、という葛藤があり、妻に相談しました。すると、妻からは今までやってきた勉強が無駄にならないように、公務員を辞めてまで手に職つけるって言ったんだから、やり通すのが筋なんじゃない、だから合格するまでやった方がいいと説得されました。それで、気持ちに火が付いたんだと思います。不安に感じた時は、独立したらこんな仕事ができるんだということを伊藤塾のホームページ等で見て、モチベーションをあげてやっていました。



M.Iさん
学習をしていて不安になったときは伊藤塾のカウンセリング制度を利用して、勉強計画や方向性についてアドバイスをいただきました。モチベーションが上がらないときは、思い切って休んだり、宇津木講師が講義の中でおっしゃっていた「できることを淡々とこなす」ということを思い出すようにして、勉強机に向かっていました。あとは、伊藤塾のYouTubeの合格者メッセージやホームページの合格者の声で自分と似た環境の方を探して、その方がどう勉強されていたか等を知ることで、モチベーションを維持しました。



R.Mさん
自分で決めたことを曲げたくなかったということが1つありました。
勉強をはじめた頃、両親に内緒で勉強をはじめました。
司法書士を目指すと言ったら、そんな辛いことしなくていいと言われそうだったからです。ずっと守られて生きてきた意識がありました。と同時に自分で決めてきたことってなんだろうと思ったのです。
自分で司法書士になって経験を活かして人のために役に立つ人間になりたい!と思い、自分で決めたことをまずは自分で動いてみようと決めたので、やめようと思ったことは1度もなかったです。
もちろん気持ちに波はありましたが、辛いからやめようという選択はなかったです。



N.Iさん
他人と比べなかったことだと思います。
受験期間中は、他の受験生と関わるということは一切しないようにしていました。
自身の性格上、自分よりも優れている方を見てしまうと比べてしまうことが多く、それがメンタルに影響してしまうため、可能な限り外部の情報はシャットアウトしたことが奏功しました。
そのため受験期間中は常に1人で勉強をすることとなりましたが、山村講師の講座内の励ましの言葉などでくじけることなく進んでいけたのだと思います。
また自分は上位合格するんだというマインドで常に勉強に取り組むように意識しました。これのおかげで「こんな勉強量では上位合格はあり得ない」「こんな理解で上位合格はあり得ない」といったように自分をいい意味で追い込むことができました。



S.Tさん
1年目は試験に落ち、かなり出来が悪かったため、自分に適正がないのではないか、受験をやめるかどうか悩みました。しかし、親が支援を続けるといってくれたことが、受験を続けようと思った大きな要因です。また、本当に諦めていいのか、もう少し考えたら、と友人に言われ、冷静に考えることができました。自分がなぜ司法書士になろうと思ったのか、司法書士になったらどうしたいのか、そういったことを考えていくうちに、もう1年だけ頑張ろうと、思うに至りました。友人の言葉や、親の支援なくして、私の合格はありませんでした。



S.Tさん
まさに、続けることができた大きな理由は、小山講師との出会いです。
択一総整理「民法」のテキストの最後のページに、小山講師コーナーを設けました。そこには、講義中に心に響いたお言葉や、カウンセリングでいただいたありがたいメッセージを日付とともに書き記しました。淡々と勉強を続けるにあたり、元気が欲しいときは、そのページを見て、活力にしていました。このテキストは、かけがえのない宝物となりました。



 T.Hさん

合格年度の伊藤塾模試は第1回がC判定、第2回が判定外(択一基準点割れ)だったと思います。模試はあくまでも模試と割り切ることが大事だと思います。勉強によって不安を感じたとしても、勉強することによってしか解消できないと考えます。私は年齢も高く無資格で転職活動をしても良い結果を得られることはないと考えていましたので、途中で撤退するという発想自体ありませんでした。



N.Kさん

補助者として働きはじめたことが大きいと感じています。司法書士業務を通じて、勉強したことが実務に役立ち、お客様を安心させ、最終的には喜んでいただける。この経験をし、この先も仕事を続けるのならば、勉強を継続するほかないという環境そのものがそこにありました。法改正されれば、実務に耐えられるくらいに知識をアップデートしなければなりませんし、勉強を完全に習慣化しなければ仕事になりません。「受験をやめよう」は、それすなわち「仕事をやめよう」に直結してしまいます。司法書士業務はとても魅力的でやりがいのあるお仕事と感じていた私にとって、仕事をやめる・受験をやめる選択肢はありませんでした。常に勉強するしかない環境に身を置くことで受験勉強は習慣化し、完全に生活の一部となりました。



N.Wさん

学習をしていて不安をどのように解消したかですが、独学の頃は自分が立てた学習計画、合格年は担当講師の髙橋講師がご提示された学習計画をこなすだけで精一杯でしたので、正直不安を感じる余裕すらありませんでした。ですが模試が始まると、午後択一の速読の不得手さが顕著になり、テクニック的な部分も含めて試行錯誤したもののあまり成果が見られず、とても不安になり、直前期のカウンセリングで北谷講師にご相談したところ、「テクニックではなく知識の精度を上げること」という風なアドバイスいただいたことで、自分はどこか楽をしたいと思っていたのかもしれないと自覚できたとともに、とにかく勉強するしかないのだなと腹を括ることができました。



N.Nさん

勉強を続けることをやめた時点で合格可能性がゼロになります。「努力すれば必ず成功する」とは限らないと思いますが、少なくとも必ず成長はあると思っていました。私の場合は受験年数はかなり経ってしまいましたが、仕事もプライベートも充実しており、特に仕事はすぐに辞めたくはなかったため特に焦りはなく、伊藤塾長の「その人にとって一番良い時に合格することになっている」を信じて、マイペースで勉強を続けることができました。実際に仕事・プライベート的にも一番良いタイミングで合格することができました。



A.Fさん

途中で辞めようと思ったことはありませんでしたが、「この試験は本当に受かる試験なのだろうか。」と思う時は多々ありました。
登っている山が果てしなく高く感じられ、いつになったら終わるんだ?そもそも終われるのか?と精神的に参る時もありました。
けれども、事務所の先生に「悩む時間がもったいないから、そんな時間あったら条文見なさい。そもそも時間のない受験生なんでしょ?悩んでいる時間なんかないよ。」と言われ、吹っ切れました。
感情的なことは頭から追い出して、ただひたすら試験勉強のことばかり考えるようになりました。



Y.Sさん

試験勉強をあきらめずに続けてこられた一番の理由は司法書士になって人生を変えたいという思いが強かったからだと思います。
また他の合格者の体験を見ていると最後まであきらめずにたんたんと続けている方が多く、宇津木講師も「勉強は仕事と思ってたんたんと」とおっしゃられていたと思いますので合格する人は「あきらめずに続けていける人なのか」と自分に言い聞かせて毎日少ししか時間が取れなくても勉強を続けようとの気持ちになれました。
とはいえ新型コロナに感染したり、後遺症でつらかった時期もあり、また合格率も4~5%の試験なのでプレッシャーから体調を崩すこともあって思うように勉強が進まない気持ちもありましたが最後まで頑張れたのは「司法書士になりたい」との気持ちが強くなっていったからだと思います。



M.Sさん

私が本格的に司法書士試験の勉強を開始してから次の試験日までは10ヶ月ほどしかありませんでした。短期戦でできるところまでやると割り切って臨めたことがよい効果を生んだと考えています。Aランクと言われるようなテーマでも、難しい、覚えられない、聞いたことがないなどの独自の判断で苦手分野を気軽に飛ばし、わかりやすいところから頭に入れていきました。そして徐々に出題範囲を網羅していきました。学習という行為それ自体が真面目な行為かもしれませんが、大真面目になりすぎずに取り組むことが継続につながると感じています。



H.Iさん

年末くらいまでの厳選過去問集等を繰り返しているだけのときは、ちゃんと力がついているのか客観的にわからず少し不安になることもありました。しかし年明けから答練が始まり、そこそこ安定した点数が取れることが分かった時には自分のやってきた勉強方法は間違ってなかったなと実感でき、少しだけ安心しました。そのおかげで直前期も自分を信じてやり続けることができたと思います。
勉強の合間に聞く、noteで発信されている小山講師の「跳んで!受験生!」が好きでした。クスッと笑えていい気分転換になりました。



T.Hさん

学習初期段階では、合格者やすでに司法書士として活躍されている方々が発信されているものを見てモチベーションを保ちながら勉強をしていました。また同じ受験生の方々のSNS等の発信もとても良い刺激になりました。基本的に独学だったため相談できる人などはいなかったので伊藤塾の情報発信などで学習計画を立てたり修正したりして自分にあったやり方を試行錯誤し勉強をしていました。司法書士は難易度がとても高く合格率もとても低い試験なので結果を焦らずに自分にあった継続できる勉強法を見つけるのが一番重要だと思います。



N.Tさん

受験期間が長かったため、一番苦労したのはモチベーションの維持でした。途中、勉強を止めようかと何度も思いましたが、それでも続けることができたのは、入門講座のクラスでできた勉強仲間の存在と家族の励ましでした。
勉強仲間とは、1年に1回、本試験後に食事をしながら情報交換をしたりするのですが、その時に良い報告ができればとの思いが勉強を継続できた理由のひとつでした。
家族は、間近で私が勉強する姿を見ていたので、「できる限りの協力はするし、何度でも試験を受けていいから勉強は続けなよ」と励ましてくれたことがもうひとつの理由です。



S.Fさん

私は6回目の挑戦でようやく合格することができましたが、司法書士試験の勉強は楽しかったので5回目の試験までは受験をやめようと思ったことはありませんでした。しかしその後体調を崩してしまい令和5年度の試験は受けることができませんでした。令和6年度の試験に向けて再スタートするにあたり勉強時間はなるべく短くしようと決めており、インプットとアウトプットがいっぺんにできるプラクティカルコースを受講しました。プラクティカルコースは最小限の努力で最大限の効果を発揮できる講座だと思います。初学者の頃は1日10時間勉強していた時期もありましたが、直近1年間の私の勉強時間は平均2~3時間、直前期でも5時間は超えていません。それでも令和6年度の試験に合格することができたのは高橋講師とプラクティカルコースのおかげです。



Y.Nさん

私にとって2年目の不合格は非常にダメージが大きいものでした。2年目は模試等で合格判定が出ており、「今年絶対に合格するんだ」と思っていましたし、試験後すぐに出産の予定もあったため、育児をしながらの勉強は無理だという思いもあり、本当に必死に勉強していました。しかし本番では不動産登記の記述で失敗してしまい、総合得点は合格点に達していましたが、記述で足切りという結果でした。試験後は朝4時くらいまで悔しくて眠れず、ベランダで号泣し続けました。
私がそれでもあきらめずにもう一回受験しようと思えたのは、山村講師の「自分が一番いいタイミングで合格する」という言葉があったからです。「知識は合格レベルに達しているはずなんだから、私の合格タイミングが今年じゃなかっただけなんだ。もう一回頑張ろう」と思うことができ、3年目に無事に合格することができました。



Y.Mさん

総合得点が2点足りずに不合格となった2023年の合格発表後は、かなり気持ちが落ちてしまい、「これ以上は頑張れそうにない…受験を辞めようかな。」とも思いました。
そのような中、伊藤塾で法律系資格の学習を経験した家族や友人が「必ず受かるべき年に受かるようになっているから、淡々と目の前の伊藤塾講座をこなすべし」と勇気づけてくれたことで、肩の荷が下り、徐々に勉強を再開。
出口の見えないトンネルの中にいるような苦しい時期もありましたが、やる気の出ない日はソファに寝転んでひな形集を眺めたり、YouTubeで配信されている伊藤塾の動画を見たりする等、無理をしないようにしていました。特に関講師の「過去問向上委員会」や小山講師の「10分でマスターする司法書士の基礎シリーズ」は、それまで意識していなかった新しい思考方法や理屈に触れることができ、学習済みの分野であっても新鮮な気持ちで拝見していました。無理のない範囲で、毎日少しでも試験範囲とふれ合う習慣により、勉強に対する苦しい気持ちは少しずつ減っていったように思います。



D.Sさん

過去2回の試験で不合格になったものの、試験回数を重ねる毎に試験成績は良くなっていったため、自分の勉強方法が間違っていないと信じて勉強を続けることができましたし、3回目の試験では絶対に受かるという『根拠のない自信』を持って日々の学習に臨んでいました。
ただ、勉強のモチベーションが上がらない日もあるため、そのようなときはYouTubeにアップされている伊藤塾の合格者インタビューを見て、モチベーションを上げていました。



T.Mさん

やはり一番は家族の支えが大きかったと思います。私は家ではあまり勉強に身が入らない性格でしたので、職場に残って終電近くまで勉強したり市立図書館で夜遅くまで勉強していました。ですから食事やお風呂などは家族とは全く違う時間帯になり2度手間にさせてしまっていましたが協力してくれて感謝しています。後は友人の影響も大きくありました。その友人は私の合格の2年ほど前に弁理士試験に合格しその業界に就職していましたが、難関資格の大変さを分かってくれたため、勉強に行き詰った時や私にストレスが溜まった時は話を聞いてくれアドバイスなどもしてくれました。心の支えになったと思います。



K.Sさん
勉強の不安は、カウンセリングで講師に相談してアドバイスをもらうこと、わかるようになるまで繰り返し読んだり解くことで解消していきました。
また、「合格者でも完璧ではない」「できることを淡々とやる」など講義で講師が言っていた言葉を力にしました。
息抜きに、合格後の先輩の話や活躍している司法書士の方の動画を見てモチベーションを上げていました。



Y.Tさん
私は、一度10名年ほど前にも司法書士試験を受験しましたが、勉強の仕方が自分に合っておらず、全く成績が伸びない中、嫌になって辞めてしまいました。これは、とにかく過去問ばかりを解く方法の本を読んで、この方法を採用したからです。その後、行政書士試験などに合格し、自分はテキスト精読があっていることが分かったため、再度受験し合格することができました。ただし、私はもともと就職の際に公務員試験で法律の勉強をしていたこと(国家公務員1種法律職など)、公務員として、事務処理の中で、情報の整理や文章の論点把握を得意としていたことから、記述式の問題などにも対応しやすく、継続しやすかったと思います。



R.Hさん
ネットやSNSを見ていると2〜3回で受かった、という声を見ることが多いような気がして、4.5回目で午後の択一の基準点を超えなかったときは、もう向いていないのかもと、何度も泣きました。
ですが、一緒に予備試験の勉強をしていた夫が5回目の受験の年に予備試験に合格したのを間近でみて、私ももう少し頑張ってみようかなと、思いました。
また、受験回数の多さが恥ずかしい、と夫にこぼすと、「受けている回数が多い人が少ないのは、諦める人が多いからでしょ」と励ましてもらったのも勉強を続ける糧となりました。