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司法書士試験 合格者の声 他の法律資格の学習経験を活用

川柳 志慕さん
行政書士試験で民法や憲法など学習していたおかげで、これらの科目に関しては基本的な考え方が身についていたのかなと思います。
少しずつ理解できるようになるまでの最初の段階がとても辛かったので、そこを経験していたのは大きかったです。



小川 智子さん
仕事柄、勉強してみようと思って、はじめた宅建の勉強をしていなかったら、司法書士という仕事にも興味をもたなかったと思います。法律を勉強することで社会の仕組みやルールを知り、たくさんのことに興味を持つことができました。また、資格の勉強をすることで勉強することの楽しさを教えてもらった気がします。



平田 寧さん
行政書士の試験勉強の当時、講師が受験生時代の話しで志水講師とのエピソードで志水講師から「悩む暇があったら、勉強しろ!」と言われたこと思い出し、自分を奮い立たせて勉強を継続していました。


立石 蓮人さん
行政書士試験を経験していたため、親族法・相続法を除き、主要科目である民法で苦労せずに済みました。また、分量の多い科目である憲法は司法書士試験の方が簡単なため、行政書士試験の知識を流用すればよく、勉強時間をとられなかったです。さらに、会社法についても抵抗なく学習に入ることができました。



  篠木 桃子さん
行政書士試験では、憲法の問題数が多いため、司法書士試験のようにマイナー科目扱いではありませんでした。行政書士試験の憲法の講義をスマホに録音し、憲法は家事の時間に行政書士試験の講義を聞いていました。



  秋山 香織さん
行政書士試験の学習を通じて、「ひたすら続けているうちにいつの間にかわかるようになる」という成功体験がありましたので、前向きに勉強を続けることができたように思います。また、民法と憲法の大部分を学習済みという状態ではじめられたことも当然ながら大きなアドバンテージでした。もちろん司法書士の方がかなり突っ込んで問われる分野(根抵当権や相続等)や抜けている知識もありましたが、一度記憶したことのある知識を再度定着させるのは格段に気が楽でした。



高橋 史也さん
行政書士試験を受けた方は、憲法に関してはすでに合格レベルを超えていると思います。民法に関しても担保権や家族法などの一部を除いては合格レベルにあると思います。



高畠 清美さん
昨年、司法書士試験後、行政書士試験を受けましたが、民法の記述があり、コンパクトに要件など書かなくてはいけないので、うろ覚えでは、いけないので、司法書士試験の民法学習にとても役立ちました
司法書士試験の審査請求がとても苦手でしたが、行政書士試験を受けて、審査請求について、深く理解でき、司法書士試験口述試験にとても役立ちました。
行政書士試験を受けて、本当に良かったです。



川井 喜代子さん
宅地建物取引士の受験経験があったため、民法の基本的な考え方は知っていたのでそこは苦労しませんでした。



小林 あゆ美さん
行政書士試験で学習した民法、憲法の知識とこれまでの資格試験の合格経験が大きなアドバンテージでした。
司法書士試験は民法から始まり、かなりの講義数がありますが、行政書士試験で勉強したことを思い出しながら、行政書士試験ではやらなかった知識を入れていくといった程度で、スムーズに進めることができました。行政書士試験では債権法、司法書士試験では物権法・相続法に重点が置かれると思いますが、それぞれの試験勉強をしたことで民法を深く学べて楽しかったです。
憲法は、24年目標入門講座では3月に講義がありました。もうすぐ直前期で、正直焦りを感じる時期でしたが、行政書士試験でしっかり条文・判例を読み込んでいたので、時間をかけることなく対応することができ、精神的にも余裕を持つことができました。
また、合格経験があったことで、どの程度まで法律知識の理解をすれば問題が解けるのか、どの程度のレベルの問題が解けるようになればよいのか、といったことが感覚でわかりました。山村講師が「合格者も全ての肢の正誤が判断できるわけではない」とおっしゃっていましたが、その通りだと思いますし、自分が目指すレベルも、全てを完璧にわかる必要はないと正しい目標設定ができたと思います。



伊藤 徳明さん
公務員として働き、そこで得た知識と経験が活きたのかもしれませんが、「知らないことを知る楽しさ」が勉強を続けるモチベーションだったと思います。



内藤 拓也さん
私は司法書士試験の勉強をスタートさせる前に、国家公務員試験対策として法律を学んでいました。その経験を活かせた点として、①はじめから完璧に理解しようとしない、②根拠をしっかり押さえて学習する、③まとめノートを作らないという3点が挙げられます。
まず、「①はじめから完璧に理解しようとしない」ことについては、公務員試験のために憲法・民法・商法・行政法を学習して、分量が多いのにはじめから完璧にやろうとして時間がかかり過ぎ、途中で息切れした経験からです。直前期は自分を追い込むことも必要ですが、特に学習開始当初は徐々にわかるようになれば良いと考えて、自分に負荷をかけ過ぎないことが勉強に対するやる気を保つ秘訣です。
次に、「②根拠をしっかり押さえて学習する」ことについては、公務員試験の勉強の経験を通じて、法律科目を丸暗記で対応することは不可能と知っていたからです。司法書士試験の学習でも根拠をしっかり押さえるということを意識して、覚えていなくても考えれば結論を導き出せるようにすることで、脱丸暗記学習を目指しました。
そして、「③まとめノートを作らない」ことについては、公務員試験の勉強でまとめノート作りに時間を費やし過ぎて、問題演習が疎かになった経験からです。司法書士試験の勉強ではまとめノートを作らずに、テキストを加工して情報を集約することにしました。自分でノートを作ると愛着が湧いて勉強した実感を味わえますが、膨大な時間がかかる分繰り返し学習ができなくなり、学習効率としてはとても悪いと考えます。そのため、まとめノートを作らずにテキストの加工に集中することで、情報の一元化が可能となり学習効率が上がります。



  A.Sさん
司法書士試験受験前は、法律資格の受験経験はありません。
途中で行政書士試験を受験し合格しましたが、民法と会社法の土台ができ上がっていたので、その2科目で苦労することはありませんでした。
合格前の2年間は宅建試験も受験していましたが、民法は一切勉強していません。
それでも合格ライン近くまで点数を取ることができていたので、司法書士試験の勉強を丁寧に頑張ったからこそ、他資格の勉強に活きているなと思うことが多々ありました。



H.Kさん
司法書士試験の前に行政書士試験を合格しましたが(司法書士試験が先で、憲民商は司法書士試験勉強と同じ方法でした)
・合格したことで勝ち癖がついた(行政書士試験課の志水講師の受け売りです)
・憲民商がブランクを開けずに勉強をキープできた。
・行政書士試験の択一の失敗から時間配分を見直し、司法書士試験の午後に活かすことができた。
ということが挙げられます。



M.Oさん
司法書士試験の勉強は範囲が広いため、学習時間も長く取る必要があると思います。
この長い時間勉強するというのは急には難しいことのように感じています。
その点、行政書士をはじめ種々の資格取得のための勉強で、仕事との兼ね合いや直前期に向かって学習時間を延ばしていく工夫などは経験することができていたのは大きかったかと思います。



T.Sさん
公務員試験の勉強をしていたので憲法、刑法は軽く勉強する程度で済みました。



M.Iさん
行政書士試験、宅地建物取引士試験の勉強経験があります。行政書士試験の憲法、民法、商法、宅地建物取引士試験の区分所有法、借地借家法の学習経験は司法書士試験においても活かすことができたと思います。また、司法書士試験の勉強をはじめる前、間隔を開けず他資格の勉強をしていたので、勉強する習慣は身についていました。



N.Wさん

他の法律資格の学習経験の活用方法ですが、行政書士の資格をテキストを使わずに独学約4ヶ月で取得していたことから、アウトプット中心の学習方法が自分には向いているのかもしれないと思い、司法書士試験においても同じような方針で学習しました。(とはいえ、行政書士試験の際も司法書士試験同様、記述に助けられた部分が大きかったので、せめて最初ぐらいはテキストを使うべきだったかもしれないと今は思っています。)



N.Nさん
行政書士試験は独学で過去問などを中心に勉強し、2回目受験で合格できたので、司法書士試験も入門講座を受講後は独学の過去問で何とかなるのだろうと思い込んでいたこと、司法試験の受験勉強よりは大変ではないと思い込んでいたことは、短期合格できなかった原因だったと思います。



Y.Sさん
暗記物はトイレ学習がやはりおすすめかと思います、毎日目に入るので行政書士や宅建でも取り入れていました。
あとは語呂合わせやフックの法則もすごく有効だと思います。



M.Sさん
法学部の出身だったため、民法や憲法の学習経験がありました。これらがどれだけ記憶に残っているかを確かめるべく、まずは行政書士試験を受験しました。結果、正確な知識は忘れてしまっているものの、この選択肢はありえないなどと感覚的に判断することはでき、合格することができました。司法書士試験でも、知らない肢ばかりが出題された際には法律的な感覚を使って回答するようにしていました。ただし、勝率はあまり高くなかったような気もします。勘では合格できない試験です。



H.Iさん
行政書士試験の学習をされた方であれば、司法書士試験での憲法と民法はかなりのアドバンテージがあると思います。商法・会社法は行政書士試験ではあまり勉強しなかったという方もいるかもしれませんが、私は結構 商法・会社法も好きだったので、司法書士試験の択一もあまり苦にならずに学習を進めることができました。



T.Hさん
去年の司法書士の本試験のあとに伊藤塾の司法書士試験学習者向けの行政書士試験講座を受講し行政書士試験を受けました。例年は司法書士の本試験後はあまり勉強する気になれず筆記試験の結果発表後に徐々に勉強を再開していましたが行政試験講座の授業がとてもわかりやすく民法は復習に役立ち、憲法はさらに深い理解に役立ちました。そのため今年は勉強期間に空きを作ることなく司法書士の勉強を再開できました。行政書士試験も合格でき司法書士試験の突破にいい刺激になりました。



D.Sさん
司法書士試験は、六法全書が持ち込めない法律試験という点で公務員試験や宅地建物取引士試験と共通であるため、条文を含む知識のインプットや、問題演習を通じた知識のアウトプットといった基本的な勉強方法は、公務員試験や宅地建物取引士試験の勉強と同様に行いました。
ただ、司法書士試験は試験科目が多く、学習範囲も広いため、公務員試験や宅地建物取引士試験と同じような進度で学習を進めると、はじめに学習した部分を忘れてしまうので、テンポよく学習する必要があると感じました。