2016年司法書士試験合格者座談会
入門講座出身合格者が語る「私たちが合格できた本当の理由」
Q. 司法書士を目指すようになったきっかけを教えてください
東京で仕事、実家で介護と往復する中で、ふと「このままでいいのか」と思いました。以前、伊藤塾長が憲法の講演会で「志のある法律家を育てる仕事をしています」と話されたのを思い出し、あまり司法書士のことも知らずに入塾しました。
小林:
拘束時間の長い職場に勤めていて、30代を前に、自分の将来を真剣に考えたとき、手に職をつけて働こうと思い、司法書士試験へのチャレンジを決めました。
横山:
仕事をやめて時間的余裕ができたころ、何かやりたいと考えていたのですが、「法律を知っていたら便利だろう」と思い、司法書士なら簡単には取れないし価値がある、というような軽い気持ちで始めました。
田中:
就職活動中、自分の住みたいところで働きたいので独立して働きたいと考えていました。そんな時、司法書士なら自分の働きたい場所で働けるということを知り、あまり深く考えずに始めてしまいました。
香取:
学生時代から、ぼんやりと法律の仕事をしたいとは考えていたのですが、転職して法律事務所で働くようになって、もっと法律の具体的な内容を理解したいと思ったのがきっかけです。
かめうさ:
みんな、「やりたいな!」「やろう!」と思ったときが始めどきだったんだね。最初は気軽な気持ちで入っても大丈夫。伊藤塾には、ムクムク本気がわいてくる講義や学習サポート、仲間の存在があるから、最後まで勉強を続けられるんだよね。だから人生も変わるんだ。環境って大事だなぁ。
Q. なぜ、伊藤塾の入門講座を選んだのですか?
浅井:
直観だけですね。初学者の私は、ここで法律家になるための基本的な知識やスタンス、勉強のしかた、関連する読書、クラスメートとの議論など大切なことを学びました。
小林:
無料のストリーミングで講義を聴いていて、この講師なら合格できる、と直感できる講師に出会えたので、入門講座を受講しました。
横山:
六法も全く読んだことのない状態で始めたので、型にはめて勉強しないと合格できないと思いました。伊藤塾の入門講座は、講師の話し方がすっと頭に入り、とても勉強しやすいと思い、またカリキュラムも私の希望にぴったりだったので受講を決めました。
田中:
独学で勉強を始めたのですが、“わかりやすい”と書いてあったテキストなのに登記法の部分で全くわからなくなってしまいました。ところが伊藤塾の無料ストリーミングで同じ部分を聞いてみると、とてもよく理解できました。受験指導校で勉強した方が効率的に合格できると思い、入門講座を受講しました。
香取:
他校で勉強を始めたのですが、やはり志がないと挫折してしまうということを実感しました。伊藤塾で、司法書士は弱者の立場で仕事ができる、まさに法律家である、ということを知り、そこに共感を覚えました。沖縄スタディーツアーに参加するなどしているうちに、理念のしっかりしている受験指導校だと思うようになりました。
かめうさ:
「私でも授業についていけますか?」ってよく聞かれるんだ。心配は、ご無用さ!合格者の学歴も、大卒に限らず実に様々なんだ。伊藤塾は、あなたが「司法書士になりたい」と思った気持ちを最短最速で実現するためのカリキュラム・教材・学習サポートを用意した「法律家を育てる」学校。六法などの参考書はどう使うか、どういうときテキストにマーカーを引くのか、という勉強の初歩から教えるよ。ゼロから勉強を始めてもわかりやすい、それが伊藤塾の入門講座なんだ。
Q. 入門講座はどのような講義でしたか?
浅井:
講義の中では、勉強の進度に応じて、その時々にやるべきことを明確に指導されました。ランク付けで優先順位をはっきり示されます。また本試験でむずかしい論点が出た時も、入門講座での講師の声を思い出して正解することができました。
小林:
入門段階ではわからないことが多く、1回聴いても理解できないことがあるのですが、「ここはこの段階で覚えてください」や「ここはイメージがわく程度でいいです」と的確に示してくれたので、不安なく勉強できました。
横山:
初めて聴く法律用語や内容が多かったのですが、先入観を持たずに、講師の言うとおりに勉強していたというイメージです。あまり悩まず、わからなくても淡々とやっていました。入門講座のテキストには過去問の記載があるので、講師の指示通りに、テキストに照らし合わせて勉強していました。初めは眺めているだけでも勉強になる、といわれたので安心して勉強しました。
田中:
先例・判例・条文の違いもわからなかったのですが、とにかく覚えろという箇所は記憶に努めました。それでもなかなか覚えられないときがあったのですが、テキストに付箋を貼るなど工夫しました。過去問についても、講義と同じペースではなかなか理解できなかったので、それでも眺めていると、あとで、「あ、これやったな」と思い出すことがあり、だんだんと頭に入ってくるようになりました。
香取:
入門講座で講師が説明してくれた具体例をメモして、テキストの横に貼り、テキストの内容が具体的に理解できるように勉強しました。過去問ももちろんですが、講座で配られる、過去問より基本的なドリルは必ず解くようにしていました。
かめうさ:
伊藤塾は、受験生のみんなが効率よく合格までまっすぐ勉強できるように色々な工夫をしているんだ。ポイントをおさえた講義はもちろん、講義受講から復習・過去問演習まで一貫してサポートできるよう考えた教材を用意しているよ!きっとこれが「安心して勉強できる」と言ってもらえる秘密だね。
Q. 入門講座の復習はどのようにしていましたか?
浅井:
ライブ講義を休まず出席することをまず目標にしました。教室を出るとなかなか時間が取れなかったので、講義の時間を大切にしました。終わってもテキストを閉じずに、今日なにをやったか、項目を書き出して思い出すようにしました。
小林:
専業受験生で勉強していたので、勉強時間はかなりの時間を確保できました、しかしあまり時間にはこだわりませんでした。勉強時間の多さではなく、その時間で何ができるのかが大事なのだと思います。
横山:
講義を聴いたあと、次の講義スケジュールまでにテキストの見直しとともに、過去問をチェックするようにしていました。とにかく効率的に勉強することが大事です。ある時期、自習室でインターネット講義を長時間、ただ聴き続けた時期がありましたが、聴くことが目的になってしまい時間ばかりが過ぎ、勉強の効果はあまりあがりませんでした。これは失敗でした。
田中:
インターネットで講義を再び速度を速めて聴き、テキストを見直す前に配付されるドリルを解いていました。そして間違った箇所とあわせて講師がAランクといっていたところをテキストで確認しました。スケジュール管理は朝起きたら聴く、などリズムをつかめるようにしました。
香取:
働きながら主婦業との両立だったので、時間をうまく活用しました。通勤時間に過去問を読み、自宅に帰って家事のあと、それを見直していました。インターネットの受講なので講義は何度でも聴けるのですが、一度しか聴けないと思って講義に集中しました。復習は次の講義までに、完璧でなくてもペース配分が乱れないようにしていました。
かめうさ:
勉強法って、とっても大事なんだよねぇ~。伊藤塾では教室やインターネットでの質問制度や、スケジューリングなどのカウンセリング制度が充実していて気軽に相談できるから、最後まで勉強を続けられるんだ。無理なく、でも少し背伸びするくらいの緊張感で勉強を続けていくことで、1年後、びっくりするくらいの実力がつくよ。
Q. これから勉強を始める方にアドバイスをお願いします
私は暗記が苦手でつらくて、向いていないと思いました。でも、合格してからは、主体性をもって仕事をすることが求められます。受験勉強はつらくても合格後にはまったく違った世界が広がっています。
小林:
合格までたいへんだと思いますが、やるべきことは単純です。大事なのはそれを合格するまで継続していくということです。挫折しかけても割り切って勉強してください。非凡さと平凡さを持ち合わせてがんばる事が大事です。
横山:
自分のためにがんばるより、人のためにがんばる方が限界を超えられるときがあります。応援してくれた人にうれしい報告ができるように継続してがんばってください。ある意味では合格と不合格の差なんて一歩もありません。
田中:
勉強しているときは孤独でつらい時期が続きます。でも周りには応援してくれる人がたくさんいます。自分より合格を喜んでくれる人もいます。ぜひ今のこの時期を乗り切って合格を目指してください。
香取:
インターネットで、自分ひとりで勉強していたので、同じ志を持つ友人を増やそうと、講演会や公開講座、スタディツアーには積極的に参加しました。そこでできた仲間の存在はとても大きく、合格してからも続いていくので、学習仲間を大事にして勉強していってください。
かめうさ:
皆さん、ありがとうございました。伊藤塾は、最後まで、頑張るあなたを応援しているよ!