短期合格に向けて
活用した制度と学習方法
慶應義塾大学法学部
中邨さん
※プロフィールは、2024年度合格時点のものです。
伊藤塾で勉強を始めた理由
規模が大きいため、予備試験司法試験は相対試験で絶対的なラインを超えるというより平均以上取れればいい試験だと思います。
母集団の多い受験指導校に通い学ぶことで平均以上、上積みを目指せると思い選んだ次第です。
短期合格のための伊藤塾活用法
まず先聴き制度は短期合格する上では必須だったと思っています。あとは特進ゼミと予備試験ゼミ。論文の土台基礎を作る上で、これもまた必要不可欠だったと思っております。
論文を書くことはもちろん習った科目の復習にもなります。ソクラテス・メソッドで行われ、口述試験に近い形式だと思うため、対策にとてもなるゼミだと思います。これも受けてよかったと思っています。
学習支援システムの活用
進捗度で何%何問解いたか表示されるため憲法は100%になるようにしておりました。
1回予備試験が入ると(問題が追加されて)100%が97%になってしまうのが悔しかったです。また解き直さないといけないことが大変だなと思っておりました。
早期から司法試験・予備試験を目指すメリット
自分と同じく在学中合格を目標に設定するならば、早期に勉強を開始することは良いと思います。
あとは就活面では早めに受かる、若く受かることはアドバンテージになると実感しました。早く受かることが偉いとは思いませんが、先に始めることはメリットが多いと思います。
留学することをモチベーションにし、この勉強をすることも、時間の使い方として良いと思いますし、留学する時間ができるのも早期合格するメリットの一つだと思います。
勉強仲間の存在
自分は勉強仲間というずっと一緒にやってきた人が5人おり、1年生の夏休みなどの長期休みの時に大学の図書館で、一緒に勉強したりしておりました。
夏休みは人に会わないと苦しく、ただ勉強しないと罪悪感があるため、勉強仲間がいることは勉強を続けていく、継続していく上で必要な存在だと思います。
わからないことも質問したり、一緒に考えたりすることで理解が深まります。何より心強いことは一人じゃない、一緒に頑張っている人がいる。と思えるだけで、やる気が湧くためとても大事な存在です。
残りの学生生活
海外旅行には行きたいと思っております。それを目標に1、2、3年生勉強していたため、海外旅行して見聞を広げていきたいと思っています。
将来は企業法務に就こうと思っており、そのためには会計がわかっていると強いため公認会計士試験を目指そうかなと思っています。
短期合格を目指す皆さんへ
少なくとも予備試験は論文式試験が関門と言われており、短答式試験が少しおろそかに見られがちな印象が個人的にあります。ただ、もちろん論文式試験は難しいですが、短答式試験も出題範囲は広く時間内に解くことも難しい試験です。そのため、短答式試験をおろそかにしない事は短期合格をする上でマストだと思います。
短答の法律科目のみで合格点を超えるぐらいの気持ちで、勉強に取り組むことは短期合格する上で目標にすると良いのかなと思います。