官僚志望から弁護士へ
目標は高く!
早稲田大学法学部
堀越さん
※プロフィールは、2024年度合格時点のものです。
試験を終えて
嬉しいという人も多いと思いますが、どちらかというと安心がありました。努力がようやく実って進路もある程度決まるため、ホッとした安心の気持ちの方が大きかったです。
法曹を目指したきっかけ
伊藤塾で勉強し始めた時期は、大学2年生になる前の時期でした。
もともと外交官を志望していましたが、コロナによって留学や海外との交流が厳しくなり、進路をどうしようかと思っていました。そのとき周りに法曹志望が多かったため、自分もとりあえず目指してみよう、ダメかもしれないけれど1回は高いところを目指してみよう、と思ったことがきっかけでした。
もし、その後また外交官へ戻ったとしても、国家総合職試験も法律は役に立つと思い、様々な選択肢を広げる意味でも目指すことはアリだと思いました。
大学生としての生活
アルバイトは生活費を稼ぐため1年生から継続して、週3~4回で1日5時間ほどでした。
せっかくの大学生活なので、楽しむべきところは楽しんでおかないと、将来的に人間としての面白さに欠けてしまうと思いました。やはり遊べるときは遊んだ方がいいと思います。サークルなどでも、何かに打ち込んだ方が自分の人間性に役立つと思います。その方が楽しいとも思うため、やるべきだと思っています。
先ず気持ちの切り替えが大きく、最初は生活費を稼ぐという必要に駆られていましたが、どうしても1日中家で勉強すると気持ちが下がります。そのような時は、アルバイトへ行くことで気持ちを転換し、少しリフレッシュも兼ねていたので、時間を無駄にしている感覚はありませんでした。むしろきちんと勉強の息抜きをできているという気持ちの変換ができたため、精神的に大事だと思います。
アルバイトの休憩時間や始まる直前まで、手で持てるテキストを読み、できる限り勉強とアルバイトの間隙を埋めるようにしていました。
伊藤塾で勉強して良かったこと
基礎マスタ―テキストが1番だと思います。知識が全部集約されているため、あれだけ見ていれば他の受験生に遅れを取ることは絶対ないと言えます。本当に助かりました。
やはりわからない問題に当たった時にどう解くかは、持っている知識しかないです。
その基礎は全部基礎マスターテキストから入るため、難しい問題に当たった時こそ基礎マスターテキストで覚えた知識が役立つので、塾長の言葉にもありますが、盤石な基礎になったと思っています。
勉強仲間の存在
大学受験と違い、同世代みんなが司法試験を目指すわけではないため、どうしても孤独感を感じる面はあると思います。その中で同じ道を選んでいる仲間はとても貴重です。痛みや辛さを分かってくれることは、精神的に支えになると思います。
大学は平野ゼミという民法のゼミに所属していましたが、中でも同じ伊藤塾へ通っている人は多く、性質が司法試験合格のため、同じ志を持つ仲間が集まったことは大きかったです。
後輩へのメッセージ
最初はあまり選択肢を狭めないでほしいです。それこそ法曹のみが社会正義の実現を担っているわけではなく、理念を実現する選択肢は絶対たくさんあるはずです。最初から選択肢を捨てることは、良くないと思っています。
将来の可能性を狭めることは非常にもったいないので、選択肢を広く見てほしいことが一つです。
その後に、司法試験を目指すことになった場合、どうしてもきついことや大変なことは絶対あります。孤独を感じることもおそらくたくさんあると思いますが、それは合格者がみんな経た道だと思うため、きついことはある想定で、むしろどれだけ勉強を楽しめるかという点で合格を目指してほしいと思っております。
