予備試験1年合格のカギは早めの学習開始と計画性にあり!
慶應義塾大学法学部3年生
大富さん
※プロフィールは、2025年度合格時点のものです。
Q1.はじめに
自己紹介をお願いいたします
慶應義塾大学法学部3年生の大富です。昨年度の予備試験に合格し、今年2025年度の司法試験に合格しました。
Q2.法曹を志したきっかけについて教えてください
中学生の時に企業法務を題材としたドラマを見て、大きな事務所で大きな案件を取り扱いながら社会を動かしていく弁護士の姿に憧れて法曹を志しました。
Q3.予備試験1年合格を目指そうと思われたきっかけは何ですか?
入塾した時からもちろん早く合格したいという気持ちはあったのですが、具体的に1年合格を志したのは1年生の秋頃ですね。ちょうどその時に慶應の先輩で1年合格をされた方に直接論文の指導を受ける機会があって、その時に実力の違いというか、まだまだ全然自分は理解が深まってないんだということを実感したんです。でもやっぱり そこを先輩に追いつきたいというか、先輩のようになりたいという気持ちが強くなったので本格的に志すようになりました。
Q4.大学生活についてお伺いします。
アルバイトやサークルなどをされておりましたら、そちらとの両立について教えてください
大学1年生の時からレストランのホールのアルバイトをしています。1年生の時は週2日ぐらい、予備試験が近づいてきた2年生の時は週1に減らしたりして今でも続けています。自分の性格的に、1日にできる勉強時間とか1週間にできる勉強時間は限界があると思ってたので、1週間のうちこの日とこの日はバイトにあてるとか、この日は友達と遊ぶみたいな感じで割り切ることで、残された時間の中で逆にメリハリをつけて効率的に勉強を進めることができたかなと思っています。
Q5.猶予のある2年合格ではなくて、あえて1年合格を目指して前倒し学習を行った理由はありますか
自分の性格的に2年間かけて順当に受かっていくというよりは、1年目の時にある程度のところまで到達して、2年目の時にはその1年目に足りなかったところを補っていくという勉強法が適していると思ったので、あえてちょっと高めの目標として1年合格を目標にしました。たとえ1年目で合格できなくても、1年目でやったことというのは2年目においてすごいアドバンテージになると思ってやっていました。短答合格後から論文試験までの2か月間というのは、自分でもびっくりするくらい集中して勉強していたし、仮に短答合格だけを目標にしていたときと論文で戦えるようにしていくという目標を立てたときでは、その2か月間ですごく過ごし方に差が出たんじゃないかなと思っています。
Q6.1年生からの学習開始と2年生以降からの学習開始を比較し、生まれる差について教えてください
予備試験においては、膨大な量の学習をいかに継続的にこなしていくかということが重要なポイントだと思っています。そうすると伊藤塾の学習をうまく私生活の中に組み込んでいくことが必要になってきますが、大学生活がスタートするタイミングでスタートさせることによって、履修とかバイトとかサークルとか、そういうものとうまく調節しながら伊藤塾の学習を私生活に組み込めていけると思います。
なのでそのタイミングで学習を開始していくというのはすごく大きなことだなと思っています。
Q7.早めに学習を始めたことで1年合格にどのような影響がありましたか
やっぱり1年合格をするためにはゴールからの発想で、いつまでにどの講義をどれくらい消化すればいいのかというのを常に俯瞰的な目線で計画していくことが大事になってくると考えています。自分自身もそのようにスケジュールを組んで、周りよりちょっと早めに短答対策とか論文対策が開始できたので、そういうところでできたアドバンテージというのが結果的に1年合格につながったと思っています。
Q8.2年生で予備試験の学習を終えていたことで大学の講義に対してどのようなメリットがありましたか
基本的に大学の講義よりも前に伊藤塾でインプットを終わらせた状態で大学の2年間を過ごすことができていました。先に伊藤塾で基本的な論点とかトピックをインプットしておくことで、自分の中に土台としてある知識に+αの形で知識を加えていけるので、相乗効果を生ませながら理解を深めることができるかなと思っています。それに加えて大学の授業のための勉強時間を確保する必要がなくなって、テスト期間中でも伊藤塾の講義動画を並行しながら聞けていたので、より早めに講義動画を消化することでアドバンテージを作ることができたかなと思っています。
Q9.現在 勉強を始めようか悩んでいる慶應義塾大学の学生に向けて伊藤塾を利用することが推奨される理由を教えてください
伊藤塾には慶應の先輩方が作り上げてきてくださったすごく大きなノウハウがあって、それに従って勉強を始めて進めていくというのが合格への最短距離だと思うので、そこを活用できる点が慶應生にとって一番の大きな利点だと思っています。
Q10.現在 伊藤塾で学習をしている後輩塾生に向けてメッセージをお願いいたします
予備試験は大変な試験だし辛いこともあるんですけど、その中にも楽しさというのがあるし、予備試験に押しつぶされるというわけでもないです。
僕はアルバイトをしながらできたし、友達と海外旅行とかいろんなところに行ったりとかしながらも合格できたので、みなさんならきっとそれ以上のことができると思うのでぜひ頑張ってください。
