自分の頭で考え、自分の言葉で伝え、相手に納得して頂く仕事

弓削雄翼先生

経歴 2012年 夢野台高等学校卒業    2016年 関西大学法学政治学科卒業
   2018年 神戸大学法科大学院卒業
   2019年 弁護士登録(72期)
   2020年 梅ヶ枝中央法律事務所入所



※先生の所属事務所等プロフィールは、取材時のものです。



弓削雄翼弁護士インタビュー動画 ~法律家を志す皆さんへ向けて~

 弁護士になろうと思ったきっかけは小学校6年生ぐらいだったと思います。最初はドラマのヒーローを見て何も分からなかったのですが、法律がかっこいいなと思いました。そこから中学生、高校生になるにつれて、よく人から相談されることも多かったので、相談内容に対し、自分が言ったことで喜んでもらえることが嬉しかったですし、組織の一員ではなく、一人の人間として物事を動かせるというのはいいなあと思って本格的に目指そうと思いました。
 高校時代は理系科目が得意でしたけど、弁護士になりたいと思い法学部を目指しました。小学校、中学校の時は遊んでいたので高校に入学した1年生のときから真剣に法曹を目指すため大学受験の勉強を始めました。始めから弁護士志望でした。

 伊藤塾を選んだ理由は自分の意思で受験指導校を探して、実際に講義を体験して通学できることと、教材が非常にいいことも聞いていたので、それと費用も他社よりも安かったこともあったからだと思います。そして、伊藤塾で学んだことが今の仕事に活きていると思います。伊藤塾で初めて法律の勉強を始めたといっても過言ではないです。テキストにはかなり幅広く細かいところも書いてあるのですが、初期の段階でものすごく分かり易く教えてもらったので法律にすっと入れたのかなと思います。
 法科大学院に進学した理由は司法試験を目指していたので受験資格を得るために行かなければならない。そのために伊藤塾で勉強したと思います。神戸大学法科大学院は司法試験の合格率も良かったですし、何より教授陣のバックアップ体制がしっかりしていたので目指そうと思いました。今振り返ってみても神戸大学法科大学院に進学してよかったなと思っています。法科大学院時代に苦労したことは本当に勉強漬けの毎日でした。自習棟に行かない日が2年間の中で10日あるのかないのかそんなレベルでした。毎日朝8時から夜11時まで毎日勉強をしたいましたので、それなりに大変だったのかなと思います。一緒に勉強した仲間がいたので一緒に乗り越えられました。今となってはいい思い出になっています。伊藤塾テキストに頼って私も覚えるだけ吐き出すだけという勉強方法でしたが、法科大学院に入ってそれが誤りであることを認識しました。それからは伊藤塾の教材を使い、基本書に書いていることをしっかり自分の頭の中で理解することに着目して勉強することにしました。法科大学院は日々の授業に追いついていくこと授業の予習復習が大変だったと思います。

 受験指導校を利用した人としていない人では、より司法試験に合致した勉強、試験向きの頭の使い方や勉強の仕方ができているのかなと思いました。それ以外の人は好きな教授の論文をひたすら読んだり、趣味に走る人がいる印象で、中には留年する人もいます。法科大学院は司法試験に合格するための大学院ですし授業も司法試験に向けてやっています。
 神戸大学の先生方はなんとしてでも合格して欲しいという気持ちが強く、実務にでたときに役立つ知識や、当然ですけれども司法試験に合格するための知識とかココが重要である出題されやすいとかいう点を複合的に教えていただいたのかなと思います。

 梅ヶ枝中央法律事務所を選んだ理由は私が関西大学卒業で弊社の当時の代表が関西大学卒業で私のことを気に入ってもらえたというのがあると思います。仕事内容は本当に色々なことをやっています。企業法務の中でも色々なことをやっていて一般民事の事件でも刑事国選から離婚に至るまで幅広い範囲を取り扱っています。
 弁護士のやりがいを感じるときは自分が考えた今後の方針やアドバイス、自分の言葉で説明してそれに納得してもらえる時に弁護士をして良かったなと思います。仕事は忙しいですが休みは取れています。ストレス解消法は最近ペットを飼っているので自分の犬に癒されています。今まで取り扱った仕事の中で印象に残っているのは会社を買収する時に相手の会社に問題ないかを調べる手続があり、自分自身が体験した仕事で買収の規模もかなり大きかったので手応えというか大変でしたけれどもやったなという印象を持っています。

 法律家に向いているのは自分の頭で考えて自分の意見をしっかり述べることができる、考えることができる人が向いているのかなと思います。伊藤塾の教材が優れていて論証パターンをついつい見てしまうと単に覚えるだけ吐き出すだけに陥ります。そこに書かれていることを理解して自分の頭で考えてやることを受験生時代から心がけるべきだと思います。

 司法試験に合格するためのコツとかそんな大げさなものではないですけど、一つ私が思っているのは一緒に勉強してくれる仲間と切磋琢磨してお互いがお互いの勉強方法とか勉強態度を監視しながら勉強していくのが秘訣かなと思います。私は学部時代に一人で勉強をしていたので、皆さんは伊藤塾で勉強しているなら隣の人に声を掛けてみるなど勉強仲間を作ってみるのが一番いいのかなと思います。


 私も関西大学出身でちょっと語弊が出る言い方かもしれませんが司法試験を目指す人が本当に少なかったです。学部900人いる中で10人いるのかなという中で一人黙々と勉強をしていました。どうせ無理やろうと思わずに今の司法試験は方法を間違えずにやれば合格する試験です。始めからできない、周りに誰もいないからやらないではなくて、もしやりたいという意思があるのなら、自分から積極的に頑張れば合格できる試験だと思いますので是非頑張っていただきたいと思います。

梅ヶ枝中央法律事務所

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