法科大学院マンツーマン指導 合格者の声

Sさん [中央大学経済学部卒業]

合格校<2024年入学>
明治大学法科大学院合格(全額免除)
中央大学法科大学院合格(半額免除)
東北大学法科大学院合格
早稲田大学法科大学院合格
慶應大学法科大学院補欠
1.マンツーマン指導の経緯
 自分は他学部ということもあり、答案を第三者に見てもらえる機会がなく、客観的な実力を測りかねていました。また、日頃の勉強方法が合格を目指すにあたり効果的なものかどうかもわかりかねていました。そこで、自身の実力を知り、勉強すべき分野・範囲をご指導頂くべくマンツーマン指導をお願いすることにしました。
2.実際の指導内容
 期限を設けて週に2通法科大学院の過去問の答案を先生に提出し、添削をして頂きました。そして、週に1回2時間の指導を実施して頂き、その答案を確認しながら、関連する判例・論点を紹介してもらいました。指導は、先生の一方的な解説に終始するのではなく、先生から私に対する発問を中心とした、双方向で展開されていました。
3.マンツーマン指導により効果を得られた点
 やはり一番は、自分の実力を客観的に把握できたことです。マンツーマン指導の受講開始前は、自分の答案のどういった点に問題があるのかが理解できていなかったのですが、指導の中で答案の構成の部分よりも判例や学説の理解が不十分であるために、あてはめに難があることが分かりました。また、法科大学院入試で頻出の範囲を中心に指導してくださったため、特に直前期において、力をいれて勉強すべき範囲を迷うことなく対策に取り組むことが出来ました。さらに、民事訴訟法が特に苦手で体系的な理解が出来ておらず、それが答案にも表れていたのですが、先生から丁寧に分野ごとの解説をして頂くことで、理解が深まり、試験本番では一番自信をもって挑めました。そして、私生活で問題が発生した際に、メンタル面のケアをどうしたらよいか相談したところ、法曹論・法律論を交えながら、その点にもアドバイスをくださり、精神的にも安定した状態で勉強に取り組めました。
4.これから法科大学院を受験する皆さんへ
 同世代の人たちは就活・就職をし、皆さんとは違う道で活躍を始める時期かと思います。それにも関わらず、学生を継続することに、親御さんなど支えてくれる方に申し訳なさを感じることもあるでしょう。ですが、支援をしてくださる方への最大の恩返しは、法科大学院に進み、研鑽を積み法曹となることだと思います。感謝の気持ちを忘れずに、これから一緒に頑張っていきましょう。その点、マンツーマンでご指導くださる先生は、ご自身の「こういう勉強がしたい」という考えをすべて現実にしてくださるので、マンツーマン指導は法科大学院合格への近道になることでしょう。
5.担当してくださった講師の方へ
 受かりたいという気持ちだけで実力が全く伴っていなかった私に丁寧にご指導をしてくださりありがとうございました。また、指導を継続していく中で、私の至らなさゆえに度々ご迷惑をおかけしたことと深くお詫び申し上げます。それにも関わらず、見捨てることなく最後まで懇切丁寧にご指導くださり厚く感謝申し上げます。今回の合格は先生の指導の賜物です。法科大学院でも勉強をしっかりと続け、必ず司法試験に合格したいと思います。
 

K.Iさん [明治大学法学部4年在学中]

合格校<2024年入学>
中央法科大学院合格(半額免除)
法政法科大学院合格
東北法科大学院合格
 
 
1.マンツーマン指導受講の経緯
 私が法科大学院入試の受験を決めたのは3年生の9月で、基礎マスターを受講し終えた状態でした。しかし、サークルや大学の授業が忙しく、論文マスターの受講を始めたのは4年生になる2月で、急いで講義を聴き、3月の終わりに何とか論文マスターを聴き終えました。その後は問研を自力で周回しようとしたのですが、上手くいかずに挫折し、6月にマンツーマン指導をお願いするに至った、という流れです。
 伊藤塾の事務の方と一度面談で勉強の進度などをお話した後に、担当の講師の先生が決まり次第、その講師の先生とも面談を行うことが出来たため、自分に合った講師の先生にマンツーマン指導をお願いすることができ、指導方法などに不安を抱くことはありませんでした。
2.実際の指導内容
 指導内容については講師の先生と話し合って決めました。私の場合はマンツーマン指導を始めたのが6月で、本命校の本番まで3か月弱しかない点や、それまで答案を自力で書いたことが無かった点を考慮していただき、問研の重要な問題から順番に進めることにしました。次回までに作成答案を講師の先生に送り、添削をしていただき、それを元に問題ごとに解説をしていただくのが指導の流れになります。
他にも自力で解いた問題について質問を行ったり、勉強の進捗状況や試験本番の心構え、時には息抜きとしてロースクールでの生活などのお話も聞くことが出来ました。
3.マンツーマン指導により効果を得られた点
 まず初めに、私自身、これまで答案を作成することがほぼなく、伊藤塾のWeb添削もサボり気味だったため、憲法や刑法各論の答案の型も知らなかったのですが、答案の書き方や論証を答案の中のどの部分で使うのか、といった本当に基礎の部分からわかりやすく丁寧に教えて下さったため、マンツーマン指導を受けて答案作成力が飛躍的に向上したと感じられました。
 次に、答案を毎回添削していただけるため、自分の弱点や、他の受験生なら最低限おさえてくる部分などを教えてもらえた点です。これは、一人で学習しているだけではわかりづらくかつ不安になるため、講師の先生への質問を通して積極的に聞くことを意識していました。
 最後に、疑問点や自分の弱点について、思考の順序をたどって教えていただける点です。一人で学習していると、論点だけの暗記など力業に頼ってしまうこともあるのですが、マンツーマン指導では、なぜこの論点がそもそも出てくるのか、自分が今持っている知識を駆使してどうすればこの論点に気付くことが出来るのか、など思考に沿って教えていただけたため、自分で復習する際にもとても役に立ちました。また、実際の入試の際に自分がおさえていない論点が出てきても、焦ることなく順序立てて考えることで対処することが出来ました。
4.これから法科大学院入試を受験する皆さんへ
 まず、来年以降の法科大学院入試を目指す皆さんに言いたいことは、伊藤塾のテキストだけで法科大学院入試の合格を勝ち取れるということです。私自身、メインで使ったのは問研と論ナビで、分からない箇所があれば都度、入門講義テキストに戻って復習をしていました。他の教材や基本書に手を出したくなる方もいるかもしれませんが、法科大学院入試で問われていることは基本的な論点が多く、問研に記載されている問題を本番で使えるレベルにまで仕上げることや、問研に無い部分については論ナビに書き込んで補充することで、法科大学院入試に対応することが十分に可能です。伊藤塾以外のテキストに手を出した人から合格が遠のいていくということを肝に銘じてもらえればと思います。
 また、法科大学院入試では出願時に、志望理由書を書く必要があります。これは書類点として加算されるのですが、意外と時間がかかります。相当量を課される大学もあるので、早めの対策がオススメです。私は、取り掛かるのが遅く、試験勉強と同時並行でやっていたのですが、思っていた以上に勉強時間が志望理由書に取られてしまい大変だったため、早めにやっておけば良かったと後悔しました。書き方などに不安があったため、伊藤塾のパーソナルステートメント対策講座も加えて受講しました。
5.担当してくださった講師の先生へ
 短い間でしたが、担当していただき本当にありがとうございました。先生に教えていただかなければ、私は東北大学法科大学院に合格できていなかったと思うので、素敵な出会いが出来てよかったです。司法試験に向けてようやくスタートラインに立てたと思うので、先生に早く追いつけるように頑張りたいと思います。先生の益々のご活躍を心よりお祈りしています。
 

Tさん [中央大学法学部4年在学中]

合格校<2024年入学>
明治法科大学院合格(全額免除)
中央法科大学院合格(全額免除)
早稲田法科大学院合格
慶應義塾法科大学院補欠合格
 
1. マンツーマン指導受講の経緯
 私は大学1年次で基礎マスターを受講し、2年次で論文マスターを受講するという計画のもと、伊藤塾の通信を受講していました。しかし、基礎マスターも論文マスターも私にとってはとても難しく、理解に時間がかかり、予定よりも時間がかかってしまいました。そして、伊藤塾の講座を終了したのが3年次の夏休みでした。しかし、全て受講し終わったからといって完璧に理解できているわけではなく、1年後に試験会場で論文を書けている自分が全く想像できませんでした。
 3年次の夏休み明けからは、学校の勉強と、大学の授業でお勧めされた基本書の読み込み、そして論点の暗記を始め、11月くらいに初めて法科大学院の過去問を解きました。その時は、論点集がないと最後まで書ききることができない実力で、自分が書いた答案が受験において通用するのか全くわかりませんでした。
 私がこの段階で特に求めていたのは、①自分が書いた答案に対して定期的に添削してもらうこと、②勉強していてわからない点をすぐに質問出来ること、③法科大学院入試までの勉強計画の相談ができることです。
 そこで、私は現在の状況を伊藤塾に相談し、私が求める上記3点を満たすことができるマンツーマン指導をご紹介いただき、受講することにしました。
2. マンツーマン指導の内容
 マンツーマン指導を受講するにあたってはまず、担当チューターとの面談があり、その後チューターと先生との顔合わせがあります。面談も顔合わせもとても丁寧に進めていただき、自分の中での不安点を全てお伝えし、今後の勉強方針を相談させていただきました。
 そして、これらを経て、初めてマンツーマン授業を受講したのは2月の下旬(大学3年次)でした。そこから6月上旬までは、週1回のペースで指導をお願いし、憲法・民法・刑法・民訴・刑訴・商法について問題添削を主にしつつ、関連論点や特に不安な分野を確認しました。
 そして、6月中旬から7月までは、科目に拘らず、自分が受験予定の法科大学院の過去問添削、今までやってきた中で不安な部分の強化等を行いました。私の最初の受験は8月上旬だったので、8月からは入試を終えるたびに受験した学校の復習をお願いするようにしていました。法科大学院受験を実際に経験してみて、各学校出題が重なっていることが結構あるので、この復習の時間はとても重要だったと思います。
3. マンツーマン指導で得たもの
 私は中学受験で中高一貫校に進学し、大学は指定校推薦で入学したので、受験は10年ぶりでした。10年ぶりの受験を経験してみて私が思うことは、受験において知識量はもちろん大切ではありますが、もっとも大切なのは「自信」であるということです。私は、マンツーマン指導を受講するまで法学に対し、全く「自信」がありませんでした。基礎マスターや論文マスターは周りに比べて理解に時間がかかるし、論文も全く書けない、勉強の仕方も合っているのかもわかりませんでした。しかし、マンツーマン指導を開始し、先生に正直に不安を伝え、指導ごとに一つ一つ解決していく。そして、マンツーマン指導は決して授業料が安価なものではないので、ここで得た知識は絶対に忘れないようにする、との決意のもと勉強しました。
 すると、知らない間に論文が書けるようになっていき、1年前と比べて明らかに頭の中がすっきりし、7月には論文構成も時間内にできるようになりました。また、先生に頻繁に添削をしていただくことで答案を書くことが「できた」という体験が積み重なり、最終的に「自信」になりました。試験当日はとても緊張するのですが、そのような時は先生と学習し、獲得した「できた」経験を思いだすことで落ち着いて試験に取り組めました。そして、この経験は法科大学院受験を終え、司法試験合格を目指し邁進する現在でも役に立っています。
 担当していただいた先生にはお忙しいにも関わらず、指導時間も柔軟にご対応いただき、私のどんな些細な疑問にもすぐにお答えいただきました。また、勉強の仕方や試験当日の過ごし方まで相談させていただきました。先生によるマンツーマン指導がなければ今回の結果はなかったと思っております。お忙しい中、本当にありがとうございました。
 

Nさん [国立大学法学部卒業]

合格校<2024年入学>
慶應義塾法科大学院(既修)
 
 
 
 
1.マンツーマン指導受講の経緯
 私は大学4年の10月からロー入試対策を始めて、浪人生として1年以内に入試を迎えるという立場でした。6月までは基礎マスターと論文マスターを2倍速で聞き、6月から初めて論文を書き始めました。しかし、全く歯が立たず、周りに同じ立場の友達がいなかったことから、添削と個別指導を受けることにしました。
2.実際のマンツーマン指導
 初めに、講師の方とスタッフの方との三者面談があり、講師の方から「窃盗罪の不法領得の意思とは」と聞かれ、答えることはできたのですが、口頭試問が初めてであったことから非常に焦り、自分のアウトプットの弱さを痛感しました。
 実際にマンツーマン指導が始まると時間も少ないことから、1つの授業でロー入試過去問2通の答案を見ていただきました。その際には、多くの口頭試問をしていただき、緊張感の中、集中して学習できました。また、添削では非常に細かく見ていただき、判例の文言を引用してくださったり、疑問点をストレートに書いていただいたのが良かったです。
3.マンツーマン指導で得られたもの
 マンツーマン指導を通して、学習方法を確立できました。初学者の時はインプットばかりしており、実践を意識できていなかったのですが、会話を通して詰めの甘い所を再確認できることを実感しました。実際にマンツーマン指導が終了した後は、中央ローの入試で友達を作り、慶應ローの1週間前からその方と何度も口頭試問を繰り返しました。この1週間はただひたすらお互いの苦手な所を潰しあっていたので、慶應の入試でも不安なく全力を尽くすことができました。
4.講師の方へ
 2ヶ月という短い間でしたが、合格させていただきありがとうございました。個別指導中にはできなかったお仕事の話もたくさん聞きたいなと思っております。
 また、今後ともよろしくお願いいたします。
 

Mさん [私立大学法学部3年在学中]

合格校<2021年入学>
東京大学法科大学院(既修)
慶應義塾法科大学院(既修)
慶應義塾法科大学院(未修)
早稲田大学法科大学院(既修)半額免除
中央大学法科大学院(既修)3年次全額免除
中央大学法科大学院(既修)半額免除
中央大学法科大学院(未修)半額免除
 
1.きっかけ
 大学を早期卒業して東大の法科大学院に入ることを考えていました。しかし、大学で他の人よりも短い期間に卒業単位を取り、良い成績も維持しながらも、他の人よりも一年早く法科大学院に合格できる実力を身につけるとなると、自分だけで論文の力を磨いていくのは限界があるように感じました。また、学校に法曹志望の方が少なく、勉強のことを相談できる方があまりいなかったことから、自分の勉強方法が明後日の方向へ向かってしまっていないか、不安を感じていました。そこで、効率的に答案を書けるようになりたいと思い受講しました。
2.内容
 主に、分野ごとに重要なトピックの問題を扱って頂き、授業で解説した後、宿題として書いてきて添削を受けるという指導を行って頂きました。点数になるポイントや、一人では理解に時間がかかるようなところを丁寧に教えて頂いて、とても丁寧に添削して頂きました。また何度も添削を受けたことで、正しい答案の書き方がよくわかるようになりました。
 マンツーマン指導を受けた当初は、知識量も少なく、先生の質問に答えられず苦い思いをすることも多々ありました。また、答案をどうやって書いたら良いのかよくわからない状態であり、答練の点数もさんたんたるものでしたが、数回教えて頂いただけで、答練で良い成績が取れるようになり、驚きました。一つの科目が固まっていくと、次の新しい科目を学んだ際にすぐに上達することができ、どんどん書けるようになっていきました。
 また、勉強方法に関しても具体的にアドバイスを下さったため、効率的な勉強をすることができたと思います。
3.得られたこと
 直前期には、各学校の過去問を実際に解いて、先生に見て頂きました。疑問に思ったことや困ったことを相談すると、なんでもとても丁寧に答えて下さり、先生には精神的にもとても助けられました。先生にみっちり対策を行って頂いたおかげで、受験したすべての法科大学院入試に合格することができました。 3年生でも、 4年生と同じ受験枠で受験した際、特待生合格をすることもでき、自信につながりました。
 他の人よりも短期間で法科大学院に合格をすることができたのは、本当にマンツーマン指導のおかげであると思います。これからも頑張って司法試験にゴールできるよう努力していきたいと思います。
 

Kさん [東京大学法学部卒]

合格校<2021年入学>
東京大学法科大学院(既修)
1.マンツーマン指導受講の経緯
 私は法学部を卒業し、会社員として働く社会人2年目の者です。
 在学中から予備試験の勉強を続けており、学部卒業後は一旦社会に出て会社員として働きながら予備試験の勉強をしていました。
 社会人になると周りに予備試験・司法試験を目指す同志がおらず、勉強が独りよがりになる他、学生時代に比べて可処分時間が減るため、より効率的に勉強する必要がありました。
 マンツーマン指導では個人に合わせた指導をしていただけると聞き、効率的な勉強ができると思い学習を開始しました。
 2.実際のマンツーマン指導
 マンツーマン指導の受講開始当初は法科大学院に進学する予定はなかったため、メインは予備試験対策でした。
 2、3週間に1回、2時間のペースの授業で、答案を見てもらったり、論文マスター等に関する質問をしていたりしました。点数になるポイントや関連知識まで幅広く教えてもらえたため、充実した指導内容でした。
 また、自学自習用の短答用プリントもいただき、短答学習も計画的に進めることができました。
 3.マンツーマン指導で得られたもの
 マンツーマン指導を受けるまではほとんど答案を書いたことがないという初心者でしたが、指導を受けることにより学習効率が上がり、1年という短時間で法科大学院合格レベルの答案が書けるようになりました。
 また、指導を担当してくれた先生は弁護士の方でした。指導を受けるまでは弁護士と話す機会はほとんどなく、仕事、働き方について漠然としたイメージしかなかったのですが、指導の合間に話を聞くことができ、自分が弁護士になって働く姿を具体的にイメージできるようになりました。法律の学習では思うようにいかないことや、つらいことが度々あると思うのですが、そのたびに「自分はこうなりたい」という気持ちが強くもてるようになったことは、勉強を続けるうえで大きな前進だと思います。
 

 Dさん [国立大学法学部4年生]

 
合格校<2019年入学>
慶應義塾大学法科大学院(既修)
中央大学法科大学院(既修・半額免除学生)

 
 
 私は中国の出身で、17 歳の時に日本に来ました。そのため、日本語の法律文章のみならず、助詞や動詞の変形等についてもよく間違ったりします。大学2年生の夏、法律の論文が全然書けないため、かなり焦りました。それで、マンツーマン指導を受講し始めました。
 2年生と3年生の時、マンツーマン指導では、毎週旧司法試験や予備試験の問題を2問解いた上で、講師が丁寧に添削してくれました。また、短答問題や基礎知識についても、講師に質問すると、分かりやすく解説してくれました。そのおかげで、法律の基礎知識や論文の書き方等が少しずつ身についてきました。特に、最初の頃、刑法の論文答案において、助詞の「は」と「が」の使い方を区別できなくて、問題提起のところで何回も間違いました。講師がこれをみて、「~が行った行為につき、~罪が成立しないか。」、「~は~をしている。かかる行為につき、~罪が成立しないか。」とコメントしてくれました。そして、三段論法の書き方、当てはめの仕方、問題文における事実に対する評価等についても、ほとんどの部分はマンツーマン指導を通じてゼロから学びました。基礎マスターや論文マスター等の講座も充実していますが、自分の日本語の問題もあるから、複雑な事例や特徴的な論文問題等については、一人で勉強するのではなかなか進まない時もよくありました。
 4年生の時は、主に法科大学院の過去問につき、毎週3~4問、時間を計って答案を書いて送り、指導を受けていました。2年生と3年生の時は、法律の基礎を積み重ねることが大事だと感じていたため、答案の書き方についてはあまり学習できていませんでした。ただ、各法科大学院の出題形式が様々なので、短時間の答案作成が必要なところもあれば、いくつかの構成の方向から問題を解くことが必要なところもあります。
 そのため、マンツーマン指導では講師が私の志望校の出題形式を分析してくれたり、合格答案の優劣点を教えてくれたり、「このような答案も合格できたから、普通にいけばあなたは十分受かるよ」と応援してくれたり、そのおかげで、各法科大学院の出題形式を意識しながら、本番で実力を発揮できました。
 法律の勉強生活を振り返って考えると、大学1年生の時、独学で勉強していた時の方向性や計画性には問題があり、効率が低かったと思います。もし1年生の時からマンツーマン指導を受けていたら、もっとよい結果が出せたのではないかと思います。外国人が日本の既修の法科大学院に入学することは比較的少ないと思いますが、これからも夢に向かって頑張ります。いつも丁寧に指導してくれる講師、受験計画をサポートしてくれる渋谷校と梅田校のスタッフの皆様には本当に感謝しています。
 最近、日本の法科大学院に興味がある中国人も増えていると聞きますが、もし日本語の法律論文作成に自信がない、または日本の法律の勉強方法等について悩んでいたら、マンツーマン指導を少し試してみた方がよいのではないかと思います。
 

Cさん [慶應義塾大学法学部4年生]

 
合格校<2019年入学>
東京大学法科大学院(既修)
慶應義塾大学法科大学院(既修)

 
 
 
 私は毎回授業の数日前に予備試験論文の過去問を2~3問、時間を計って答案を書いて送り、その答案についての指導を受けていました。伊藤塾で通常の答練を受講する場合と個別指導との違いはまず自分が書いた答案を、書いてからそれ程時間が経たない内に添削された答案を手元に先生より指導を受けられる事だと思います。これにより、答案を書いた当時の感覚をまだ覚えている状態で授業に望めたため、起案にあたり悩んだ点や、時間が足りたか否か、足りなかったならばその原因は何か等、色々な点について具体的に話をする事で、次から答案を書く際に役立てる事が出来ました。さらに、先生は最近まで受験生であった事もあり、論証や内容の理解について受験生が陥りがちな誤りについてもよく把握されていました。そのため、私はそのような受験生視点でのアドバイスについても直接ご教授頂く事が出来ました。このように受験生視点での指導を直接対面で受けられるのは個別指導ならではだと思います。
 また、私は予備試験を念頭に置いて学習を進めていました。そして、私が受けた東大法科大学院では他の私大にはない行政法の出題がある、試験時間が特に短い等といった特徴があり法科大学院入試としては少々特殊です。しかし、予備試験の対策を行っていた事により、ロースクール対策のために行政法を勉強する必要がなく、また予備試験自体も時間が短いため、早く答案を書く訓練も格別やらずに済みました。他の科目についても予備試験対策がそのまま直結していたなと思います。このように、予備試験対策をする事は予備試験のみならず、法科大学院入試への対策へと繋がるため、予備試験に向けた学習は重要であったと実感しました。
 

Bさん [社会人・国立大学法学部卒業]

 
合格校<2019年入学>
筑波大学法科大学院(既修)
日本 大学法科大学院(既修)

 
 
1. 私が伊藤塾で個別指導を受けた理由
 私は、数十年前に法学部を卒業した社会人ですが、予備試験を経由して、司法試験に合格することを目指して、伊藤塾に入りました。
 そして、予備試験の合格者の75%が、20代の法学部生・法科大学院生であることを知り、特に、試験のヤマ場である論述式試験に合格することが、社会人受験生にとって高いハードルになっている事実から、その原因を確認した上で、自分が論述式試験に必ず合格するための方法論を確立する必要があると考え、そのためには受験指導経験の豊富な講師に個別指導を仰ぐことが最適だと判断しました。

2. 個別指導を受けて
 個別指導では、受験生の学習進度や目的に合わせて、教材や指導時間・内容をいわばオーダーメイドで計画し、合意の上で対応していただけます。
 私の場合、予備試験の短答式試験の前の段階までに論述式試験のポイントをご指導いただくようにお願いしましたので、予備試験の論述式試験の過去問ではなく、旧司法試験の過去問等を集めた伊藤塾の「問題研究」のうち特に重要度の高いものとして講師がセレクトした問題を全て予習し、直前にどの問題かを知らせていただいてその答案を書いて持参し、その場で指導いただく方法をとりました。
 その際、講師は、民法なら民法全体に関する論述問題の解答作成のポイントとなる項目についてレジュメを準備してくださいました。これは、絶対に落としてはいけないポイントの他、司法試験合格者でもよく間違える点や理解していない人が多い点といった観点からまとめたもので、本当に私のような初学者にもわかりやすいレジュメでした。
 講師は、他の様々な受験生を指導した経験が豊富なので、多くの人がつまずきやすい点はよくわかり、どのような学習方法をとった人が合格しやすいかを実際に多く見てこられました。ですから、個別指導のときにも、具体的に若い学生さんがどのように勉強しているかを教えていただけ、そのおかげでこちらのモチベーションも高まるし、説得力のあるご指導がいただけたのだと思います。
 個別指導のメリットは、既に申し上げたことからおわかりいただけるように、個別に弱点を指摘していただき、そこを修正できることにあると考えます。ですから、指導を受ける側から、どこをどのように教えてもらいたいか、講師に明確に伝えることができないと、せっかくの個別指導の貴重な機会が十分には活かせないことがあり得ると思います。
3. 最後に
 最後になりますが、若い法学部生・法科大学院生の皆さんが、どんどん予備試験に合格されていく理由を自分なりに考えましたので、そのことに触れたいと思います。
 私は、伊藤塾では個別指導の他にも、論文マスターゼミ、科目別のゼミを含めて、4人の法科大学院生のゼミ長さんの指導も受けたことがあります。たまたま全員が東大の法科大学院生の方々で、出身大学は様々でしたが、皆さん一様に優秀で、司法試験の勉強方法について、いろいろと教えていただきました。共通していえるのは、基本的な事項を確実に理解した上で、それを何度も繰り返して記憶の精度を高めていることだと思います。
 先輩学生から譲り受けた、規範・論証のパターンのファイルを手元に置いて大切にしている方もおられたし、それを自分でパソコンで入力して作り、伊藤塾の論文ナビゲートテキストだけでなく、他の予備校の趣旨・規範本や、ロースクールで使う演習本からも論証に用いる趣旨・規範を抜き出し、プリントしたものをオリジナルのテキストとしている方もおられました。
 もともと優秀で真面目な人が、よりよい方法、よりよい手段で、時間をかけて、繰り返し繰り返し記憶しているのですから、試験の現場では、演習や判例の事案との事実関係の違いを瞬時に判断して、的確に答案として時間内にまとめる事務処理能力が高まるのは当然のことかと思いました。
伊藤塾の大教室では、よく、「手を広げるな」、といいますが、伊藤塾には、私が指導を受けたゼミ長さんのような真面目な方が多いので、放っておいてもどんどん自分で勉強するから、あまり無駄なことはしないように、という意味で、「手を広げるな」、というのだろうと思います。しかし、私のような社会人の凡才には、そもそも基本的な事項を理解するためには、いろいろ手を広げてみてわかりやすい手段を試してみることも必要だったと考えています。
 山に登るルートがいくつもあるように、司法試験に合格して法律家になるルートもいくつもあるのでしょう。私も最終合格を目指して頑張ります。
 皆さん、一緒にいい法律家になりましょう。
 

Aさん [法学部4年生]

 
合格校<2019年入学>
中央大学法科大学院(既修)

 
 
 
 
 論文試験の学習においては、内容面での正確な理解を試されることから、抽象度が高い民事訴訟法等の科目ではどのような手順を踏んで論点を出していくのか、また民法では主張反論をどう形成していくのかという点につき個人での学習には大変苦労していました。
 私の場合、周りに受験仲間などおらず、基礎マスター段階でライブ授業に参加が必須なのですが、大学生活の関係で出席できず、インターネットでのフォローという形でした。
 そのため、わからないところが出てきた際、わからない点を明確に言葉で伝えるのは、ただでさえ理解できていない点ですから、インターネットの質問サービスでも解消できず、悩んでいました。
 そこで、伊藤塾のマンツーマン指導を受けることを決めました。
 担当していただいた先生は大変親切かつ丁寧で自分が分からない法律理論を深く理解させてくれるだけでなく、自分が気付けていない理解不足の点を正してくれることから、授業は大変有意義でありがたいものでした。
マンツーマンがなければ司法試験の道自体撤退していたと思います。
 ですから、一人で悩んで色々な教材をあさってみるよりかは、適切な指導者の下で方向性を確認しながら、理解の程度を確認しながら、学習を進めていくのが結果的に近道になるのではないかと思います。
 

Y.Kさん [東京大学法学部卒業]

 
合格校<2018年入学>
東京大学法科大学院(既修)
慶應義塾大学法科大学院(既修)
中央大学法科大学院(既修)

 
 
① 論文を書く以前の 基本的な学習姿勢を的確に教えていただいたこと。
 マンツーマン指導を受講する前の私は、問題研究にどのような意識で取り組む必要があるかについてや、論文答案における形式や表現方法などの基本的な事項について、よく分かっていない状態でした。
 しかし、マンツーマン指導を受講してからは、例えば問題研究のすべての問題について理解して覚えしっかり書けるようにすることを意識して勉強することであったり、答案においては規範とあてはめの文言の一致や問題提起と結論の文言の一致といった形式をまず意識することなどの基本的な学習姿勢をまず教えていただきました。それにより、法科大学院入試を突破する際に必要な受験生の常識を身につけることができ、学習の方向が正しいものになったと感じることができました。
② マンツーマン指導により、分かっているつもりから脱却できたこと。
 マンツーマン指導を受講したことで、何となくは知っているが、実は本質的なことを理解できていない基礎知識がたくさんあったことに気がつかされました。
 思った以上に理解できていないところが多くて少し情けなくなりましたが、講師に書いていただいた図や、配っていただいたパワーポイントに載っている図やまとめなどで、知識を体系的に整理することができ、基礎知識の理解を深めることができました。
 これにより、分かったつもりではなく、きちんと論文で説明できるレベルの知識が少しずつ増えていったことを実感できました。
③ 合格答案と自分の答案との差異を具体的に指摘していただいたこと。
 法科大学院対策が始まってからは、優秀な再現答案と比較して自分の答案に書いていないことや不足している要素について毎回ひとつずつ指導していただきました。
 この作業により、自らの考え違いや知識の制度の確認はもちろんのこと、答案で書ける要素のうちどれを優先的に厚く書くべきなのか、あるいは、最低どの要素が書けていれば合格点がつくのかなど論文試験で少しでも合格点に近づくための方法論についても学習することができました。これによって、普段の学習もより明確な意図を持って取り組むことができるようになりました。
 以上により学習の正しい方向性を得たことが、合格につながったと感じています。ありがとうございました。

 

Kさん [慶應義塾大学法学部4年在学中]

 
合格校<2016年入学>
慶應義塾大学法科大学院(既修)
中央大学法科大学院(既修)
早稲田大学法科大学院(既修)
明治大学法科大学院(既修)

指導内容はいかがでしたか?

 法科大学院の受験年に入り、志望校合格レベルの答案作成を自分ひとりで実践していくことに不安や悩みがあり、個別指導を利用しました。個別指導を開始してからは、直ぐに答案が書けるようになり、また過去問の重要性を再確認しました。個別指導では答案指導や学習面だけでなく、法科大学院合格のための全体計画をサポートしていただきましたので、安心して受験に望むことができました。個別指導の最大のメリットは、答案指導はもちろんのことですが、自分では気付くことができない点や思い違いを受験のプロである講師の方に指摘いただき、修正ができた点です。また、今後の予備試験・司法試験に活かせる内容も含め指導いただいたので、今後の法律学習にもつなげていくことができると思います。


Kさんの指導を担当したI講師(司法試験合格者)より

 Kさんは、各科目の基礎知識や答案の大枠は習得することができていましたので、「読み手に伝わるようにどのように表現していくか」という点を最も重視して指導をしていきました。具体的には、覚えた論証をどこまで書くべきか、個々の論点のつながりをどのように考えていくのか、どの事実からどのような論点を抽出するべきか、あてはめ時にどのような事実に着目するのか、という点を毎回の指導でお伝えしていきました。
 Kさんは、毎週何通もの答案を作成し、指導後もしっかりと復習をされたことで、目に見えて実力が上がっていきました。大学の授業などもあり大変だったと思いますが、そのようなKさんの努力が結びついて、今回の結果を得られたのだと思います。合格、本当におめでとうございます。
 

Yさん [成城大学法学部4年在学中]

 
慶應義塾大学法科大学院(既修)
中央大学法科大学院(既修)
早稲田大学法科大学院(既修)
明治大学法科大学院(既修・全額免除学生)

指導内容はいかがでしたか?

 私が個別指導で学んだことは、合格答案を「書く力」です。
 答練での添削において、参考答案や再現答案と自分の答案との差を感じており、答案の書き方に悩みをもっていました。また、自分ひとりでは気づけないことも多く、志望校に絶対合格したい思いから個別指導を利用することにしました。マンツーマンの個別指導を継続していく中で、今までとは違った実戦的な「書く力」を身につけることができました。論文式試験では、正確な知識と正確な日本語が求められると思いますが、個別指導後は自分でも納得できる引き締まった答案が書けるようになり、自信が持てるようになりました。
 また、知識面についても自分では理解が十分でなかったテーマや論点だけでなく、関連する部分についても、その場で解決することができたので、ストレスなく科目に応じた対策をすることができました。
 個別指導の魅力は、担当講師による一貫指導です。短期間で大きな成果を得ることができたと思います。
 私を担当いただいた講師の方には、伊藤塾の論証パターンを自分向けにアレンジしていただいたり、論証が不足している部分についてはテキストをベースに新しい論証をたくさん準備していただいたりしました。個別指導での論証は、講師の方自身が答案作成のために実際に活用してきたものでしたので、答案が活きたものになりました。
 直前期は、個別指導の課題も多く、時には苦しいときもありましたが、担当講師を信じてついていくことで、志望校を含むすべての法科大学院に合格することができました。個別指導で得た力で、司法試験まで通用する答案作成力の基礎がついたと思います。これからも自分の夢の実現に向かって頑張っていきたいと思います。


Yさんの指導を担当したE講師(東京大学法科大学院在籍)より

 Yさんに合格答案を書く力をしっかり身につけていただくことを目標に個別指導を行ってきました。法科大学院入試では、答案作成をする時間が十分ではないので、短時間で答案を書く力をつけることが重要になります。そこで、論証をコンパクトにするなど実戦的なものにアレンジしたり、短くも要点を落とさない文章の作成を指導したりするなど、日頃から本番を意識した指導を心がけました。また、答案を書くに当たっては、正しい日本語を使うことも重要になります。そこで、接続詞や助詞の使い方などにも注意を払った指導を行ってきました。マンツーマンによる個別指導だからこそ、このようなきめ細やかな指導ができたのだと思います。
 

Jさん [慶應義塾大学法学部4年在学中]

 
合格校<2015年入学>
慶應義塾大学法科大学院(既修)
中央大学法科大学院(既修)
早稲田大学法科大学院(既修)

指導内容はいかがでしたか?

 志望校に無事に合格することができ本当にうれしいです。個別指導を利用することで、苦手科目を克服し、論文作成力を短期間で向上することができました。私は、憲法や会社法などの科目は比較的知識がありましたが、答案の書き方に悩みがあり、また、民法や民訴、刑法については知識面にも不安をもっていました。そのため、個別指導のカリキュラムや取り扱う問題は、私の志望校と苦手科目にあわせ、オリジナルに作成いただきました。
 担当講師の方には、自分のリクエストに応じ細かい部分についても丁寧に対応いただき、特に良かったのは、論証や暗記すべき点などにメリハリをつけていただき、そして、講師の方がご自身で培ってきた実績がある論証を、さらに自分向けに改良していただくことで論文試験で使いやすいように仕上げていただいた点です。
 法科大学院の論文試験は、試験時間が短いこともあり短時間で答案構成と答案を書くことの対策の必要性を感じていましたので、本試験に向けて、週1回の個別指導をペースメークとし、毎週5~6通の答案を書くことで、本試験での土壇場力や未知の問題にも対応できる力がついたと思います。
 最後に、私にとって個別指導の講師の方が頼れる勉強相手というイメージでもあり、試験までのモチベーションを保ちながら、志望校の合格まで導いていただいたと思います。


Jさんの指導を担当したM講師(東京大学法科大学院在籍)より

 Jさんは、基礎マスター講義の受講を終えており、基礎知識の土台がある方でした。そこで、Jさんが得意な会社法、憲法については、主に各論点の問題点や趣旨を理解していることを十分アピールできるための答案練習を中心に指導を行いました。一方、論点の理解や論証の練習が不十分だった民事訴訟法や刑事訴訟法については、基礎知識の確認にも力を入れて指導していきました。
 入試直前期の8月は集中講義を実施したため、その中で課題の答案を書くのは大変だったと思います。今回の志望校の合格は、これらJさんの努力の成果が実ったものだと思います。合格、おめでとうございます。