司法書士受験生・司法書士実務家(合格者)の方向け
予備試験対策講座のご案内
今こそ予備試験ルートで『次』のステージへ
\今まで学習してきた蓄積を最大限に活かしつつ「弁護士の自分」を実現することができます/
司法書士の勉強は、大きなアドバンテージに!!
予備試験では、下の表のように、司法書士試験で身につけた科目の多くを活かすことができます。また、不動産登記法・商業登記法についても出題科目でこそありませんが、そこを学習する過程で身につけた緻密な知識は、実体法知識を補強するものです。
下の予備試験短答式試験問題を見ても、判例の知識を少しプラスすれば、司法書士受験生には大きなアドバンテージがあることは一目瞭然です。また、一般教養は心配なところかもしれませんが、予備試験受験生もほぼ全くといっていいほど対策を取りませんので、そこで差がつくことはまずないと言ってよいでしょう。
今、最も高みに来ている実力を落とさないうちに、ぜひチャレンジしてください!
短答式試験に強い
司法書士試験と予備試験では、法令科目の全7科目のうち、憲法・民法・刑法・商法・民事訴訟法の5科目が共通しています。特に民法・民事訴訟法・商法は司法書士試験の学習経験を活かせば、短答式試験で9割以上の得点が見込めます。これら3科目は予備試験短答式試験の配点210点中90点を占めるので、ここで得点できれば、他の受験生に大きく差をつけることができます。
司法書士試験を経験している上、基礎マスタ-でしっかりと基礎力を身につけたと考えたため、短答式試験の勉強に時間は使いませんでした。判例の知識が中心ですので、論文の勉強で十分足りました。
民事系科目に強い
予備試験の論文式試験は六法が貸与されます。とはいえ知らない条文を探し出すには時間がかかります。その点、民事系に関して細かい条文知識をすでに持っている皆さんは、条文を探す時間を考える時間に使えるので、有利であると言えるでしょう。
予備試験・司法試験の短答式試験対策として、民事系はほとんど勉強しませんでした。レベル的には司法書士試験の方が、難しいと思います。商法も手形小切手法を少し勉強した程度です。司法書士試験を最近合格した方ならば、民事系に対しては自信を持って良いと思います。
法律実務基礎科目に強い
多くの予備試験受験生が敬遠する法律実務基礎科目。こちらも、予備試験で問われる要件事実、弁護士法、弁護士職務基本規程の問題は司法書士試験合格後に受験する簡裁訴訟代理等能力認定考査の問題と非常によく似ています。この点でも、司法書士試験受験生が取り組みやすい試験であると言えます。
点数を取りやすく、他受験生に差をつけやすい科目が法律実務基礎科目です。一部のわずかな例外を除いて、民事実務基礎科目や刑事実務基礎科目の知識がない人がほとんどです。私は伊藤塾の基礎マスター法律実務基礎科目を受講し、民事実務、刑事実務を得意科目としました。
ステージが広がる!
弁護士が就職難と言われていますが、しっかりと専門性を身に付け、自己の経験を武器に活躍されている弁護士は大勢います。現代の弁護士の魅力とは、即戦力となり得る「専門性」の高い知識と他の人にはない「経験」からくる判断力です。司法書士の専門性や実務経験は、法曹として活躍する上でも、依頼者からの信頼を得る上でも、大きなアドバンテージとなります。弁護士という新たなステージで皆さんの力を思う存分発揮してみませんか?
司法書士試験の受験経験/実務経験を活かせる3つの理由
実務の経験について
弁護士も司法書士も法的サービスを提供するということに変わりはありません。
依頼者の声をしっかりと聞いて、依頼者の要望にそった法的サービスを提供するという経験は、弁護士になった後すぐに活かせます。
特に訴訟実務は踏んだ場数がものをいうと言われているので、司法書士として簡裁訴訟代理業務を経験している方にとっては、とても有利です。
手続全般に強い
司法書士試験では、民事執行法・民事保全法・供託法という裁判の準備や裁判後の手続についても詳しく勉強します。
また、実務でも破産書類を作成したり、執行手続に関する書面を作成したりと民事手続に深く関わります。
そのため、司法書士試験を経験していない他の新人弁護士と比較して、即戦力として現場で活躍することができます。
他の専門家を寄せつけない圧倒的な会社法の知識がある
2015年の司法試験より、短答式の試験科目が憲法・民法・刑法の3科目になりました。
この変更に伴い、多くの受験生は、実務に出るまで上記3科目以外の科目の短答式対策、特に条文の学習を詳細にはしなくなることが考えられます。その点、司法書士受験生は、11科目と多くの科目について、条文を中心とした詳細な学習をしており、とりわけ会社法に関しては、他の専門家を寄せつけない圧倒的な知識があるので、合格後の就職にも大変有利です。
合格者メッセージ
もっと幅広い訴訟を扱いたい!
伊藤塾で効率的に学習して司法試験合格。
元々司法書士をしていましたが、司法書士業務として簡易裁判所での裁判に関わるうちに、弁護士として刑事事件も含めてもっと幅広い訴訟を扱いたいと考えるようになりました。伊藤塾を選んだのは司法書士試験受験の際にお世話になっており、 講義内容に信頼感があったことと、やはり塾長の言葉が大変力強く、やる気を掻き立てられたからです。
勉強法として、基礎マスター、論文マスターで使ったテキストを繰り返し確認し、講義は録音して、移動の際などに倍速で何度も聴き直しました。講義が大変わかりやすいのはもちろんですが、 後になって身にしみたのがマーク指示の適切さ です。マーク指示を非常に限定して行ってもらえたため、復習の際には重要部分、文言を集中的に読み直すことができ、 非常に効果的に勉強ができました。講師に覚えろと言われたところを寝る前に覚える作業を繰り返したため、重要部分を暗記して軸ができ、それが理解にも繋がりました。
司法試験を取り巻く状況は不安定ですが、予備試験合格者数も増え、司法試験合格者数も依然高いままですから、努力すれば報われる試験に変わってきたことは間違いないと思います。様々な困難を抱えた立場から法律家を目指される方がたくさんいらっしゃると思いますが、本試験を突破し夢が実現できるよう幸運をお祈りしています。
勉強方法を一新する必要を感じ伊藤塾を選択。
基礎を徹底的にたたき込み、司法試験合格。
私が司法試験を目指したきっかけは、司法書士の資格を取得していて、簡易裁判所だけでなく、すべての裁判所で代理をして、依頼者のためになりたいと思ったからです。
当初は、我流の勉強をしていたのですが、どうしても試験に受かりません。話にならない得点ばかりで、勉強方法の方向性を変え、 今までの勉強方法を一新する必要性を感じ、伊藤塾を選びました 。
自分の経済環境、最低限度の質の授業を提供できるロースクールが都心部だけという状況からの東京への通学費、ロースクールにおける支出、逸失利益等を考慮にいれた場合、私がロースクールに行くと確実に経済的に破綻してしまうと判断し、予備試験ルートによる法曹資格取得を目指しました。
司法試験の論文において、法知識法理論レベルは、基本的なことしか聞かれません。したがって、 基礎を徹底的に理解することが大事です。基礎マスターで基礎を徹底的にたたき込んでください。
働きながらの学習は時間の確保が難しいところがありますが、勉強時間を少しでも確保し、それを有効に活用すれば必ず受かります。
科目補完して対策を立てたいあなたにオススメの講座
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基礎・論文マスター選択科目 | 2022年予備試験論文式試験から選択科目が試験科目となりました。 【科目】 倒産法、労働法、国際関係法(私法系)、知的財産法、経済法 |