基礎をおろそかにしないことが本当に大切であると今では確信しています。
Y . I さん(21歳)
【合格校】
慶應義塾大学法科大学院(既修)、早稲田大学法科大学院(既修)、中央大学法科大学院(既修・全額免除)
【受講講座】司法試験入門講座本科生、コンプリート論文答練、法学既修者模試など
※プロフィールは2012年合格時点ものです。
はじめに
私は幼少時代のいじめ経験から、弱い立場の人を助けたいという理由で法曹を目指すようになりました。大学入学後実務家の方と実際にお話する機会があり、その職務に対する憧れが一層強くなり、司法試験を目指そうと決意しました。しかし、勉強をしようにも具体的に何から手をつけていいかわからなかったので大学1年生の2月に当時部活の先輩から良い評判を聞いていた伊藤塾へ入塾しました。
伊藤塾の講義は非常にわかりやすく、学部の講義で理解しきれなかった点についてもしっかり理解することができました。また、テキストは重要項目が凝縮されているとともに講義で気づいた点等を書き込めるスペースがあり、自分なりの物として使うことができました。
私がとった勉強方法
私は適性試験が本当に苦手でしたが、「苦手な人は早くから対策しろ」という伊藤塾講師の方のアドバイスに従い、早い時期からすこしずつ対策をしたことで本番もまあまあの点数が取れました。伊藤塾の模試は本番よりも確実に難しいのでそのレベルに合わせて対策をしていたため本番も落ち着いて臨めました。
伊藤塾長や合格者の方が繰り返し仰っているように、法律科目の勉強は本当に基本が大事です。そして基本を正確に理解することこそ難しいと感じました。そのため私は基礎マスターを一通り聴き終えたあともテキストを読んでも理解しきれない部分があれば何度も講義を聴き直しました。基礎をおろそかにしないことが本当に大切であると今では確信しています。
また、法律科目はあくまで当日会場で書く論文でしか評価されません。そのため、論文を書く訓練は必要不可欠であると思います。私は論文マスターの際に塾長が「講義の時にすべての問題を書いてくる人が年に何人かはいる」とおっしゃっていたのでその「何人か」になろうと思い、予習段階でなるべく答案を書くようにしました。
また、答練等で添削されて返却された答案は添削部分を見直した上で必ずもう一度書く事にしていました。頭の中で理解していることとそれを答案で表現することはまた別のことだと思うので結果的にたくさん答案を書いたことは実力の向上につながったと思います。
最後に
合格の要因を挙げるならばとにかく手を広げず、基礎マスターと論文マスターの教材を繰り返し行なったこと、論文を多く書いたことだと思います。なかなかやる気が出ない時は塾長の講義の前の話を聴き直したり、明日の法律家講座を聞いて自分を鼓舞しました。
また、伊藤塾名古屋校のスタッフの方が、校舎に行った時と帰るときに快く挨拶をしてくださり、本当に良い学習環境で勉強ができたと思います。司法試験は法科大学院入試よりも格段に難しいと聞いていますが、基本からしっかりと理論立てて考えるという姿勢を崩さずに合格へ向けて努力したいと思います。
これから法科大学院を目指される方も伊藤塾を信じて頑張ってください。