基礎マスターで使用したテキストに、あらゆる情報を集約していきました

伊藤 賀晃 さん(22歳)
 

合格者イラスト
同志社大学法学部4年在学中 【合格校】
同志社大学法科大学院(既修・全額免除学生)
【学部成績】 GPA:3.51
【受講講座】 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、コンプリート論文答練、適性試験シミュレーション など

※プロフィールは、2012年合格時点のものです。

はじめに

私は弁護士を目指しています。きっかけは、B型肝炎訴訟の原告兼弁護団として活動されている弁護士の先生にお会いしてお話を伺ったことです。原告患者の立場にたった弁護活動をされている姿に感銘を受け、私は弁護士を目指すことにしました。
 大学の先輩に司法試験合格のための勉強法を尋ねたところ伊藤塾をすすめられたので、大学2回生の春に入塾しました。受験指導校で勉強する利点は、受験のプロが作った教材を用いて受験のプロから学べる点だと思います。

私がとった勉強方法 

基礎的な法知識・法理論の修得のために基礎マスターを活用しました。
入門段階では予習は特に必要ありませんが復習は必須です。講義はインターネットで何度も見返せるので、検索機能なども活用したうえで復習をしっかりすると良いと思います。
 私は基礎段階の学習において、インプットした知識が定着し、かつアウトプットをきちんとできるか確かめるため、論文対策として答練や基礎マスターゼミを利用しました。
これらによって、自分の知識の定着していない部分を確認するとともに、「頭でわかっていても答案に書けない」感覚を知ることができました。基礎マスター段階では知識・理論をインプットする際、常にアウトプットすることを意識する必要があると私は考えます。 
 このように、入門段階から論文対策を意識して学習すると、抽象的に知識を修得する場合と比べて格段に理解が進むし、後の予習中心の論文マスターの受講を有意義なものにします。
 パーソナル・ステートメントについては、何をどういう構成で書くか全くわかりませんでした。しかし、対策講座で実際の合格者のパーソナル・ステートメントを参考に書き方の基礎を学べたため、ステートメントの基本モデルを理解できました。

最後に 

私が法科大学院に合格できたのは、基礎マスターの際に使用したテキストに、伊藤塾の講義で得た知識や自分で作った論証を書き、情報を一元化しそれをメインに使ったからです。しかし、まだ理解が不十分なところもたくさんあるので法科大学院入学までに応用にもつながる基礎を固めたいです。
 最後に、自分が合格できたのは周りの方々の助けがあったからです。経済的・精神的に支えになってくれた家族、校舎に行った際に丁寧かつ親切に対応して下さった伊藤塾京都校スタッフの皆さん、伊藤塾講師の方々、友人に感謝します。これからも司法試験までよろしくお願いします。