伊藤塾講師の言う通りに勉強に専念すれば合格できます。

S.S さん(23歳)
 

合格者イラスト
私立大学法学部4年在学中 【合格校】
・大阪大学法科大学院(既修)、関西学院大学法科大学院(既修/未修・全額免除学生)
【適性試験】第1回:205点 第2回:217点
【学部成績】GPA:3.42
【受講講座】司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、適性試験シミュレーション、法科大学院別論文対策講座 など

※プロフィールは、2012年合格時点のものです。

はじめに

 私はアルバイト先で給料が支払われないなど、実際に自分が紛争に巻き込まれることにより、弁護士に憧れを持ちました。伊藤塾に決めた理由は説明会での対応や周りの評判からです。伊藤塾に入塾することにより、学習計画を立てる時間や自分の実力を確認する時間などを最小限することができ、勉強に専念することができました。

私がとった勉強方法 

法律科目対策について

(1) 基礎的な法知識・法理論の修得について
 法律科目試験対策は基本的に講師の言う通りにすればいいと思います。1講義に対して1時間の復習、寝る前の5分間の記憶、目次を大切にする、答練の受け控えをしない、司法試験短答問題集による復習、合格を意識した勉強をする等を実践していけば合格することができると思います。
  ただどうしても細部については一人一人自分に合った勉強方法があると思うので、勉強していく上で工夫・改善していくことが重要だと考えます。私は基礎マスターの段階で論証パターンを必ず確認することによって論文対策を意識した学習ができ合格に近づいたと考えています。
  また7科目もあれば不得意な科目がでてくると思います。そこで不得意な科目もいつか理解できるだろうと楽天的に勉強を続けることが必要だと思います。
(2) 実践段階の学習について
 私は基礎マスターが終わった後、基礎マスター答練を受けることによって、論文の基礎を固めることができました。基礎マスターでは知識を蓄えるだけでアウトプットをあまり行わなかったため、法科大学院入試に対応できるか不安だったのですが、基礎マスター答練を受けることによって、今まで蓄えた知識の使い方を身に付けることができ自信が持てるようになりました。関西学院大学法科大学院の入試においては基礎マスター・基礎マスター答練の知識のみで合格することができました。

適性試験対策について

 対策は適性試験対策講座(基礎編)、適性試験直前答練+模試、市販の予想問題集で、11月から3日に1回1時間、3月からは毎日1時間のペースで行いました。
 今では時間をかけすぎたと思っています。法科大学院進学のための最初の試験であるため、私のように心配性の人は力が入りすぎるかもしれませんが、法律科目がメインであることを深く心に刻む必要があります。短期間で対策できる試験ではないですし、人により得意不得意があるため早めに過去問を解き自分の実力を知り、適切な時期から短時間で継続的に対策を続けることが大切だと思います。

パーソナル・ステートメント対策について

 パーソナル・ステートメントは伊藤塾のパーソナル・ステートメント講座を受けることによって、大まかなイメージをつかみました。内容については、「明日の法律家講座」を観たりすることにより、自分がなぜ法律実務家になろうとしているかを日頃から考えていれば、書くときに困らないと思います。その後は伊藤塾の添削制度や親に見せることにより内容を固めて行きました。

伊藤塾の学習フォローについて

 私は在宅生だったため、講義を受けるペースも完全に自分次第でした。そのため、自分の決めた勉強のペースが正しいのか不安だったのですが伊藤塾のカウンセリング制度により、その不安を解消することができました。また、カウンセリング制度を利用することにより、定期的に第三者から予定の進捗具合を聞かれるのでモチベーション維持にも役立ちました。

合格後に必要なこと

 私は渉外弁護士になりたいと考えています。伊藤塾に入塾する段階では漠然と法律家になりたいという考えしかありませんでした。しかし人の役に立ち、かつ、自分の仕事を楽しみたいという考えのもと「明日の法律家講座」を観ることにより、次第に法曹の様々な分野もイメージできるようになり、自分の考えにあった目標を定めることができました。

最後に

 私が合格することができたのは親のサポート、目標に向かって頑張る友達の姿、伊藤塾による体系的な講義などの恵まれた環境のおかげだと考えています。そのような私がこれから法科大学院合格を目指す皆さんにエールを贈るのはおこがましいですが、ぜひ自分が目標を定めた時の気持ちを忘れることなく、頑張ってください。私も司法試験上位合格を目指して頑張りたいと思います。