わかりやすい講義と網羅性のあるテキストにより、法律の学習をスムーズに進められた。
R.Iさん
合格校:東京大学法科大学院(既修)、慶應義塾大学法科大学院(既修)、早稲田大学法科大学院(既修)
受講講座:司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、コンプリート論文答練、法科大学院別過去問分析講座+法科大学院別法律科目論文模試 など ※プロフィールは、2016年合格時点のものです。
はじめに
私が伊藤塾に入ったきっかけは、大学受験の受験指導校に通っていたとき、そこの講師が、司法試験を受けるなら皆伊藤塾に入って学習するのが当たり前だという趣旨のことを述べていたからです。そこで、私は実際に大学に入学してすぐに伊藤塾に入塾しました。今思えば、この選択は大正解であり、伊藤塾のわかりやすい講義と網羅性のあるテキストのおかげで、無事法科大学院入試を切り抜けることができました。
特に法学は難解な用語が頻繁に使われるため、大学のわかりにくい講義や基本書を読んでいるのではなかなか概念を上手く理解できないことが多いのに対して、伊藤塾の講義では、伊藤塾長や本田講師の説明がわかりやすさにおいて他の追随を許さないものであり、法律の学習をスムーズに進められたのがとても大きかったと思います。
私がとった勉強方法
私は大学入って暫くの間は遊んでしまい、入塾したのが1年生の春であったにもかかわらず、基礎マスターの講義を聞き終わったのが3年生の11月という有様でした。しかも、基礎マスターを3日に1回程度は聞くのですが、復習も十分にできていなかったため、当時の知識は悲惨なものでした。しかし、法科大学院入試まで1年を切った段階でさすがに焦りを感じ、そこからは、一気に論文マスターを聞き終えました。
論文マスターを始めた当時は、基礎マスターの知識がほとんど定着できていなかったため、基礎的な知識を確認することや、定義、論証を覚えることも並行して行う必要があり、1日が非常に忙しいスケジュールとなりました。ただ、論文マスターで問題研究の問題を問いてく中で、知識の使い方が自然とわかってきたからか、基礎マスター段階ではあやふやだったものが一気に鮮明になってきて、この頃が一番成長度合いが大きかったのかなと思います。
幸い法科大学院入試は全勝できたため、結果としては何とかなった形なのですが、私が学習方法として、早い時期から始めておけばよかったなと思うのは、論文の学習です。私は法律を学び始めて日が浅い2年生くらいまでの頃は、基礎マスターの講義を聞いた後、ひたすらテキストを覚えようとしていました。もっとも、テキストの字面を見ているだけでは、なかなか法律の用い方がわからないため、学習はなかなか捗りませんでした。しかし、論文マスター段階で論文の勉強を始めてからは、急に法律の用い方がわかってきたため、テキストの内容が頭にスッと入ってくるようになり、効率的な学習ができるようになりました。私としては、基礎マスターの復習にひたすらこだわるよりは、それと並行して論文学習も早い段階からやるとよいのではないかなと思いました。
最後に
私の法科大学院入試は終わりましたが、まだ予備試験・司法試験に向けて引続き学習を継続していかなければなりません。
私は将来、自分の弁護士としての専門分野を作るとともに、人権活動などにも力のいれることができる弁護士になりたいと思っています。そのためにも、法科大学院では法律基本科目ももちろんのことですが、先端科目などにも注力して良き法曹になることができるよう邁進していきたいと思っています。
今後法科大学院を目指される皆さんも、ぜひ伊藤塾の講義を上手に利用して効率的に学習を進め、法科大学院入試を無事乗り切られるよう願います。