基礎マスターを受講して、大学のテスト勉強の負担が確実に軽減された。

難関国公立法科大学院合格!

T.Yさん
 

合格者イラスト
私立大学法学部4年在学中
合格校: 神戸大学法科大学院(既修)、関西大学法科大学院(既修・全額免除) 
受講講座:司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、予備試験 全国公開 短答模試 など
  ※プロフィールは、2016年合格時点のものです。

はじめに

私が法曹を目指したのは、資格や能力に基づいた、独立した仕事に就きたいと思ったからです。そして、合格実績から伊藤塾を選び、大学2年の5月に入塾しました。受験指導校で勉強するメリットとしては、「何月何日にこの科目を何時間進める」といったような、スケジュールがあらかじめ決められているため、程よいプレッシャーを感じながら勉強することができ、ダラダラと勉強するような事態には陥らないことだと思います。また、いろんな本に手を出さずに、とりあえずひとつのテキストを完璧にするという目標ができるため、どの本で勉強しようかといったような迷いが生じることもなく、無駄な時間を省くことができる点も受験指導校で勉強するメリットだと思います。

私がとった勉強方法

 私は、最初の1年目は基礎マスター講義を週に2回各3時間受講していましたが、講義を受け終わったら、次の講義の日までに必ず復習をしていました。そして、復習をするにあたっては、なるべくテキストを書き写す復習方法を採るようにしていました。ただ漫然とテキストを読むだけでは頭に入ってこず、テキストを読んで実際に自分の手で書くという過程を踏むことで、より知識を定着することができ、一度忘れてもまた思い出せる知識にすることができたと感じています。私は通学受講でしたので、講義が終わった後は電車で帰宅していましたが、電車の中ではコンパクトな論文ナビゲートテキストで復習していました。
 基礎マスター講義を受けていれば、大学の授業はほとんど基礎マスター講義の復習のような感じで受けることができ、大学のテスト勉強の負担は確実に軽減されたと思います。
 私立大学の法科大学院の場合、一行問題が出題されることが多いので、私立大学の法科大学院対策としては基礎マスターテキストの復習をし、論文マスターの一行問題において、一行問題の答案の作法を勉強することで十分だと思います。国公立大学の法科大学院の場合には、長い事例問題も出題されるので、論文マスターで書き方や、論点抽出のコツまで押さえておくのがよいと思います。私は実際、国公立法科大学院を受験した際、論点抽出に時間がかかり、かなり急いで答案を書くはめになったので、特に論文マスターを受講する際には、問題の事案ごと覚えるような勢いで、「次に同じような事案が出たら完璧に書ける」レベルに達するまで復習をするのがよいと思います。
 法科大学院入試の過去問については、5年分程答案構成しました。現場で焦らないためにも、法科大学院ごとの出題形式を把握しておくことはかなり有利だと感じました。

予備試験との併願について

 私は、伊藤塾で勉強を開始した1年後の予備試験の短答式試験にギリギリ合格することができました。予備試験の短答式試験の合格を一応の目標に据えることで、日々の勉強にも身が入りますし、短答過去問を何度も解き、六法、テキストを何度も見直すことで知識がより定着しました。基礎知識を定着させるという点では当然、予備試験に向けた勉強は法科大学院入試にも役立つと思います。

最後に

 どこの大学に入学しようが、どのような入試で大学に入学しようが、「どれだけ法律の勉強をしたか」で法科大学院入試、予備試験、司法試験の合否は決まると思います。
 また、一度勉強をはじめた以上、あきらめるか、続けるか悩む時間なんてありません。絶対に合格するという気持ちでこれからも愚直に淡々と勉強していきたいと思います。

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