はじめに

大学卒業後一度民間企業に就職しましたが、学部時代より漠然と弁護士の仕事に魅力を感じており、再度挑戦したいと思うようになりました。社会人4年目に伊藤塾に入塾し、一年間働きながら勉強を続け、そして法科大学院の入試の半年ほど前に退職し、法科大学院の既修者コースの対策をしました。

基礎的な法知識・法理論の修得について

教育学部出身で法律の基礎知識がない状態だったため、勉強を始めた当初は講義についていけるか不安でした。しかし、呉講師の基礎マスターでは、難しい法理論を一つひとつ噛み砕いて説明してくれるため、法学部でない私でも理解することができました。呉講師自身が文学部出身で司法試験に合格されていることから、初学者がつまずきやすいポイントをわかりやすく指導してくれるところが魅力だと思います。基礎マスター・論文マスターを受講した後は、市販の教材など他のものには一切手をつけず、ひたすら論文マスターで使った問題研究を何度も解き直していました。

法科大学院対策について

法科大学院の入試前に、早稲田大学法科大学院の過去問分析講義を受講しました。永田講師が、科目ごとに過去問の分析から今後どのような問題が予想されるかを教えてくれたため対策がしやすかったです。入試前は、過去問分析講義で指摘された内容を中心に対策を練りました。

おわりに

伊藤塾の教材でゼロから法科大学院既修者コースに合格することができました。教育学部出身で基本書を一度も読んだことはありませんが、他の市販の教材には手をつけず伊藤塾の教材を信じて何度も反復すれば必ず実力がつくと思います。伊藤塾では合格に直結する学習が可能だと思います。これから法科大学院に進学しますが、引き続き司法試験合格に向けて学習していきたいです。