有名な弁護士の方が自分の好きな野球選手のエージェントをしていたという些細なきっかけで法律家を目指した

難関私立法科大学院特待生合格!

R.Gさん
 

合格者イラスト
慶應義塾大学法学部4年
◆学部成績/[GPA]:(3.59)A(優):B(良):C(可)=56:14:1
 ◆受講講座/司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、コンプリート論文答練、法科大学院別法律科目論文模試など
 ◆合格校/慶應義塾大学法科大学院(既修)早稲田大学法科大学院(既修・半額免除)

はじめに

私が法律家を目指したきっかけは、バラエティー番組で、有名な弁護士の方が自分の好きな野球選手のエージェントをしていたことでした。そのような些細なきっかけから、今の大学の法学部に入学し、在学中に様々な問題に触れていくうちに、エージェントだけでなく、幅広い分野で世界を股にかけて活躍する法曹になろうという大きな夢を抱くようになりました。

基礎的な法知識・法理論の修得について

自分の勉強法は、インプットとアウトプットの繰り返しでした。まず、基礎マスター段階ではWeb受講生であったこともあり、講義の進度になるべく遅れないように受講を進め、受講のたびに復習を欠かしませんでした。論文マスターは実は予習の時間があまりとれなかったのですが、その代わり、講師の方々のおっしゃるポイントは漏らさずメモして復習を徹底的に行いました。そして、コンプリート論文答練や論文マスター答練で知識を実際に時間内に素早くアウトプットする練習をたくさん行い(多い時は一日1通×1 ヶ月)、終わるたびにまた復習をして、知識を修得していきました。

法科大学院対策について

〈慶應義塾大学法科大学院〉

私は計6年分の過去問を、時間を測ったうえで答案の作成をしました。慶應義塾大学法科大学院はわりと時間がシビアなので、論文ナビゲートテキストに載っている論証をコンパクトにしたものを用意し、素早く一番言いたいことを短い時間で厚く論じられるように工夫しました。内部進学は最低限達成しなければならないと思ったので、6年分と多めに解きました。また、問題研究テキストの問題が比較的分量が似ていたので、それを素早く繰り返していました。書いた答案は、法科大学院修了生の先輩方に全て添削していただきました。添削していただいたおかげで、自分に何が足りないかつかむことができました。

〈早稲田大学法科大学院〉

早稲田大学は計4年分、慶應義塾大学法科大学院と同じく答案を、時間を計ったうえで作成し、先輩方に添削していただきました。時間に余裕がある科目(民法・訴訟法)があるので、そこで余すことなく書き切ることを目標にしていました。また、親切にも出題趣旨が全年度全科目あるので、どこを書き漏らしてしまったのか確認するためのツールにしていました。

おわりに

私立法科大学院入試にあたって、所属ゼミで指導してくださった教授、アドバイスいただいた先輩方、手を取り合って一緒に入試に臨んだ同期、そして何よりも何から何まで応援してくれた家族に感謝したいと思います。