空き時間を上手く使ってWeb受講。伊藤塾で基礎・基本を固めてしっかり合格!

合格者イラスト
M.Y さん  早稲田大学法学部4年
 
◆学部成績
GPA 3.36 / A+:A:B:C=25:39:54:16
◆受講講座
司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、予備試験全国公開短答模試など

◆合格校
慶應義塾大学法科大学院(既修)
早稲田大学法科大学院(既修)

はじめに

もともと法律に携わる仕事に興味があり、法学部に入学しました。入学後すぐは進路についてあまり深く考えていませんでしたが、2年生の後期頃から法曹を目指すことをぼんやりと考えるようになりました。伊藤塾に通っていた友人が多かったことから、入塾を決めました。志望校については、自宅から通いやすいことと合格率の高さを重視して選びました。

私の勉強方法

【基礎学習について】
基礎マスターは量が多いので、私はまずは全て理解できなくとも、一度受講し終わることを重視してハイペースに受講を進めました。全ての講義をWebで受講しました。伊藤塾の講座はいつでもどこでも聴くことができるので、遅く帰宅した夜や早朝、大学の空きコマなどの時間に工夫して進めることを意識しました。サークル活動やアルバイト、友人との交流などにもかなり時間を費やしていましたが、予定がない日は集中して多くのコマを進めるようにしました。基礎学習としては論文ナビゲートテキストが大変役に立ちました。基礎マスターテキストに比べて非常にコンパクトにまとまっているので、基礎マスターテキストの中でどの部分が特に重要なのかがわかりました。まずは論文ナビゲートテキストに載っている知識を完璧にすることを目指し学習を進めていくとよいと思います。
 
【法科大学院対策について】
私立の法科大学院入試においては、難しい知識を押さえる必要はなく、誰もが書けるべき基本的な論点をしっかりと書けるようにしておくことで十分上位を狙うことができます。ただ、基礎を押さえるというのは簡単なようで大変難しいです。基礎をしっかりと押さえたうえで各法科大学院に合わせた対策が必要だと思います。

〈慶應義塾大学法科大学院〉

パーソナル・ステートメントがかなり長く時間のかかる課題です。筆記試験はもちろん大切ですが、書類も20%を占めることが公表されているので、悔いのない文章を書きたいと思っていました。伊藤塾のパーソナル・ステートメント対策講座は、どのように書いたらいいのかわからなかった点を上手く解説していて助かりました。また、早稲田大学と同様全科目基礎力が試される入試です。私は訴訟法や商法の学習がかなりギリギリまで間に合っていない状況でした。しかし、伊藤塾では時間がない中で最低限押さえるべきところをわかりやすく教えていただけたので、なんとか間に合わせることができました。

〈早稲田大学法科大学院〉

刑法各論で一行問題が出題されること、民法の比重が非常に重いことに特徴があります。民法は量が多いですが、伊藤塾では改正法を含めて的を絞った教材があるので、効率よく学習することができました。全科目基礎を徹底することが大切な入試なので、論文ナビゲートテキストの論証を繰り返し復習して理解するよう努めました。

おわりに

伊藤塾を利用したおかげで、限られた時間を有効に活用しかなりギリギリの状況でも無事に法科大学院既修者コースの入試に合格することができました。基礎を押さえることは私立の法科大学院入試においては本当に重要ですが、難しいことでもあります。これから法科大学院に入学しても伊藤塾で学んだ基礎・基本をしっかり身につけるという姿勢を忘れず、司法試験まで勉強を続けていきたいです。法科大学院入試は、進路が決まらなかったらどうしようという不安との戦いで精神的にもつらいことが多いと思います。ですが、法科大学院入試においては難しい内容を覚える必要はないので、過度に恐れずに各科目の根幹といえる部分をしっかり復習していくことが大事です。司法試験を目指すうえで法科大学院既修者コースの入試を経験することは非常に有意義な成長の機会だったなと感じています。最後まであきらめずに頑張ってください!