私の高校時代の偏差値は、文系で40を下回っていましたが、大学4年間で十分に取り戻すことができました。
HTさん:中京大学法学部4年 ◆学部成績/[GPA]:3.69 S(A+、優以上):A(優):B(良):C(可)=91:24:7:0 ◆受講講座/ 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、予備試験全国公開短答模試など
合格校/早稲田大学法科大学院(既修)半額免除
はじめに
私は学部1年次に、ゼミの担当教員にすすめられ、法曹を目指しました。当初は、他の方のような確固たる法曹の決意がなく、その点が他の方とは異なる点であると思慮しております。
1年次の6月時点で、伊藤塾の講座を受講しましたが、指導校選びに関して、圧倒的な合格実績を誇る伊藤塾以外の選択肢がなく、迷うことはありませんでした。 司法試験では特に「一定量の勉強を正しい方向で」できるかが合格に直結するため、受験指導校の利用は必要不可欠です。法曹に興味がある皆様も、ぜひ一度伊藤塾の門を叩いてみては如何でしょうか。
志望校決めについて、もともと名古屋から離れたかったというのもあり、東京の法科大学院を受験しようと考えていました。学部3年次に法科大学院を調べはじめ、校風が合うと感じた早稲田を受験することにしました。
私の勉強法
〈基礎学習について〉
合格に近づくコツは「脳をフル回転させながら講義を聞く」ことです。法科大学院受験までに最低でも基礎マスターの復習は3回程度行うと思いますが、如何に質を上げられるかだと思います。これにより、毎回の勉強により知識が身についているという実感が湧き、モチベーションアップにつながります。ちなみに、本当は望ましくないのかもしれませんが、大学の学部試験の法律科目の勉強を別途したことは一度もありませんでした。とはいえ、難しい論点も数多あるのが司法試験です。本当に困った所は、時間をかけてテキストを読み込んだり、各校舎のカウンセリング制度を利用して質問したりする等、問題に向き合う姿勢が合格につながります。
正直なところ、早稲田の過去問を見たのは本番二ヶ月前で、それまでは淡々と伊藤塾の論文マスターを復習していました。それでも伊藤塾の網羅性は極めて高く、試験において何も苦労はしませんでした。なお、直前期の法科大学院別対策講座を私は受講しなかった(情報収集不足)のですが、大変後悔しておりますので、皆様は漏れなく受講をおすすめ致します。
〈法科大学院対策について〉
基礎学習の網羅性が高く、理論上は個別対策をしなくても問題ないと思いつつも、早稲田の過去問を見て、おおよその傾向から、直前期の勉強割合を決めました。しかし、最も重要なのは論文マスターの復習を飽きるほどすることです。論文マスターの知識を一年かけて理解してしまえば、怖いものはありません。
おわりに
中堅大学に所属する多くの学生は、司法試験を目指そうとも思わない上に興味を持っても、受験を決意するに至らないことが多いです。私の周りにも複数名いました。私の高校時代の偏差値は、文系で40を下回っていましたが、大学4年間で十分に取り戻すことができました(気が早いのは承知しております)。今、伊藤塾や法律家に興味を持った皆様、不安は取り敢えず脇に置いておいて、伊藤塾をはじめてみましょう。想像していないほど明るく夢のある未来が待っています。