伊藤塾で学んだことが仕事の面でも役立っています
M.Iさん: 東京大学法学部卒業/自営業 ◆学部成績/[GPA]: 2.71 優上:優:良:可=0:18:72:62 ◆受講講座/ 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、法科大学院別過去問分析講義、 コンプリート論文答練など
合格校/東京大学法科大学院(既修)、 慶應義塾大学法科大学院(既修) 、早稲田大学法科大学院(既修)
はじめに
社会人生活が十数年経ち、今後のキャリアで色々と悩んだ結果、子どもの頃の夢だった弁護士に 再チャレンジしようと思いました。弁護士には専門性が高く、困っている人を助けられることに魅 力を感じました。予備試験を第一目標にそれに落ちた場合、法科大学院に進学するという目標を設 定し、司法試験の合格実績から、法科大学院は東大、慶應、早稲田のみを志望校としました。伊藤 塾を選んだ理由は、予備試験の合格実績が圧倒的に高いことや受講開始当時は、海外に駐在してい たため、海外でも受講できる環境が整っている伊藤塾以外には、あり得ませんでした。独学では膨 大の範囲を目の当たりにして戦意喪失してしまいますが、伊藤塾では試験に合格するために必要な 部分を重点的に教えてくれるため効率よく勉強でき、受講生が多いことから、合格レベルがどれく らいかを知ることができました。
私の勉強法
基礎学習について
伊藤塾長のご指摘通り、わからないところはあまり深入りせず、まずは全科目一周してみることを優先させました。わからないところは一周後に戻ってきて、その科目での位置づけや他の科目と の関連性を基に理解するように試みました。講義を聴き返せるように、テキストには何回目の講義 で、何分頃に説明がスタートされたかを細かくメモしておくことを必須だと思います。基礎マス ターと論文マスターを何回も行き来し、INPUTとOUTPUTを繰り返すことで、基礎知識が定着したと感じています。また、設問ごとにランク付けがされているので、試験前は、AランクやB+ のみを重点的に復習することで、効率よく復習できました。商社で海外営業をしており、仕事の中 でも伊藤塾で法律の勉強したことが役立ちました。例えば、トラブルが発生した際に、契約書に立 ち返ったうえで、文言に添った請求や主張する姿勢が自然と身につき、交渉に説得力が増したので はと思います。また、従来は相手の主張に対して、説得力ある言葉での反論が難しいと感じた場面 もあったのですが、例えば、「信義則違反」とか「権利濫用」などの、法的な言葉に置き換えるこ とで、主張が通りやすいようになったと感じています。仕事が忙しい中でも、勉強時間がゼロにな る日をできるだけなくし、通勤電車の5分だけでも短答対策に充てていました。
法科大学院対策について
東大法科大学院対策としては、過去問分析講義を受講しました。合格レベルを知ることができ、 ポイントを押さえていれば十分合格レベルに到達できるという自信にもつながったので大変有意義 でした。また、予備試験の論文式試験から3週間後の試験だったので、予備試験対策で蓄えた知識 が衰えないように、論文ナビゲートテキストで論証を思い出す勉強に注力しました。東大法科大学 院の入試問題は、オーソドックスな内容であり、予備試験対策の流れで受ければ、知識面における特別な対応は不要だと感じました。ただし、形式的な面(答案用紙にマス目がある)については、 予め準備が必要だと思います。
おわりに
伊藤塾では受講生の数と講義等の質が他社を圧倒していると思うので、安心して勉強することが できました。