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伊藤塾の教えを思い出してその場で書きあげたら、全額免除が取れました。

櫻井 健人さん

成城大学法学部4年
【合格校】東京大学法科大学院(既修)、慶應義塾大学法科大学院(既修)、早稲田大学法科大学院(既修)、中央大学法科大学院(既修)全額免除

【学部成績】  3.37 /秀:優:良:可=66:46:18:0

受講講座:司法試験入門講座 本科生+リーガルトレーニング コンプリート論文答練 など

法律の学習を始めた理由私の「推し講座」私の「推しフォロー制度」合格のカギ(秘訣)
ドラマやアニメ、小説での姿に憧れて呉・基礎マスター(入門講座)スケジューリング制度メリハリのある講義

 

はじめに

私は祖父母宅で幼少期過ごしたこともあり困っている人を放って置くことができない性格であることもあり、人を救う仕事に興味を持ちました。そして、『HERO』などのテレビドラマや法務省に勤務する父親の職場見学を経て、中学生頃から法律家を意識するようになりました。
そして、私は大学2年次の4月に伊藤塾に入塾しました。伊藤塾を選んだ理由は、圧倒的な合格実績と大学時代に法律事務所のインターン先で出会った先輩方も伊藤塾で勉強していたことにあります。
伊藤塾などの受験指導校で勉強する利点は多くあります。まずは、プロの講師の方によってメリハリを付けてもらえることです。法律の勉強はしようと思えば無限にできる学問だと思います。しかし、試験においては、問われる部分と問われない部分が存在するのもまた事実です。このメリハリを付けてもらえることで、勉強する範囲を限定することができます。
また、論文試験対策という面では、合格者の塾生達の再現答案によって現実的な合格レベルを知り、自分との距離を図ることができます
私は、伊藤塾を利用してなければ、法科大学院すら合格できなかったと思っています。

私の勉強法

基礎学習について

私は、呉講師の基礎本クラスでした。まず、基礎マスター時は、とにかく呉講師のスピード感についていくことが大事だと思います。科目を重ねることに徐々に早くなっていくので。
次に、論文マスター時は、まずは講義を受けきることが大事だと思います。どんなに解けなくても先に進める根性は大切です。そして、これに並行してひたすら反復して問題研究の問題を押さえることです。解くたびに理解できていない箇所が浮き彫りになります。
学部試験対策という面では、伊藤塾生なら何の心配も要らないと思います。法科大学院受験のために、できるだけ高いGPAの取得を目指してください。
 

法科大学院対策について

①   慶應義塾大学法科大学院について
私立の法科大学院の中で最も進学を希望する法科大学院だったため、過去問分析講義と法科大学院模試を受講しました。私が受験した3つの法科大学院の中では、最も時間がタイトな試験であったため、過去問を解きながら、問題を解く順番等イメージトレーニングをしていきました。そして、過去問を解いてできていない箇所があれば、随時呉講師の基礎本に戻り復習をしました。
慶應の法科大学院を受験される方は、時間配分と刑法のような独特の出題形式に対する準備をしておくことをおすすめします。

②   中央大学法科大学院について
中央の法科大学院の試験日は、1番早かったので慶應の対策をしながら過去問3年分を3周解いて試験に臨みました。基本的に基礎的なことが問われる試験なので、形式面のトレーニングだけしていけば、伊藤塾生は大丈夫だと思います。
今年は憲法で捻られた問題が出題され現場で動揺しましたが、呉講師の教科書に書いてあることを思い出してその場で書きあげたら、全額免除が取れました。これらを踏まえて、中央の法科大学院対策は、基礎の復習を徹底すること、現場で難しい問題が出ても他の受験生も解けていないはずなので最低限の守りの答案を作ること、に留意すれば大丈夫だと思います。

③   早稲田大学法科大学院について
早稲田の法科大学院は、科目ごとに配点が異なることに注意が必要です。
「民法を制する者が早稲田を制する」と言われるように、民法の配点が最も高いです。現に、私は、民法で思ったより点数を取ることができなかったため、学費免除を勝ち取れませんでした。早稲田の法科大学院を受験される方は、まずは民法の実力を上げること、次いでその他の科目の対策をすることをおすすめします。

予備試験の学習との関係について

基本的に、予備試験の問題を演習していれば、法科大学院の入試問題がそれよりも難しく感じることはないと思います。なので、法科大学院入試の直前までは通常通り、伊藤塾の講義・復習・演習を繰り返して予備試験の対策をしていれば大丈夫です。予備試験短答式試験に合格されたことがある方は、法科大学院出題時に成績証明書を提出することをおすすめします。

 

 

おわりに

私は、大手の法律事務所で働いてみたいと考えているので、法科大学院入学後も予備試験には挑戦し続けます。それと同時に法科大学院においても高いGPAを取得できるよう励んでいきます。
時には不安になることもありますが、ここまで来た以上は呉講師や伊藤塾を信じて走り続けるしかないと考えています。
法科大学院をこれから目指す方には、勉強において大切なことは、続けることだということを伝えたいです。いくら1日に10時間以上勉強してもそれが続かなければ意味がありません。そのため、僕は1日10時間も勉強はできていないけど、必ず毎日勉強するようにしていました。講義の中で呉講師が「やる気がなくても、勉強する」とおっしゃっていたこと徹底していました
私も法科大学院合格がゴールではないので、これからも予備試験・司法試験合格に向けて頑張っていきますので、皆さんも頑張ってください。



※プロフィールは2021年度合格時点のものです。