伊藤塾は法曹になるために必要なものが揃っている環境です。
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M.Mさん 慶應義塾大学法学部4年
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【学部成績】3.49 /S:A:B:C=76:48:10:0
受講講座:司法試験入門講座 本科生+リーガルトレーニング コンプリート論文答練 など
法律の学習を始めた理由 | 私の「推し講座」 | 私の「推しフォロー制度」 | 合格のカギ(秘訣) |
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人の役に立つ仕事内容 | 論文マスター(入門講座) | 試験情報提供(マイページ・メールなど) | 過去問を解く |
はじめに
私は、幼い頃から、法律を熟知し、それを使って他人を助ける法曹に漠然とした憧れがありました。そのため、法律を学び、法曹資格を取る目標を立て、大学に入学しました。
入学したばかりの頃、法律系サークルの新入生歓迎会を訪ねた際、法曹を目指している先輩方のほとんどが伊藤塾に入塾していることを知り、入塾を決めました。独学では勉強を何からはじめれば良いかわからないこともあると思いますが、伊藤塾では次にやるべきことが示されており、勉強法がわかりやすく、自分に向いていました。
私の勉強法
◇基礎学習について
私は、市販の基本書等を買うことがなく、基礎的な知識は全て基礎マスターと学校の授業のみで学習しました。基礎マスターテキストは基礎知識が網羅的に載っているため、勉強をする過程でわからないことが出てくると、テキストで逐一確認し、辞書的にも利用することができました。
また、私は論文の書き方も論文マスターのみで勉強しました。最初に、論文マスターのテキストである『問題研究』の問題を解いた時は、論文の書き方が全くわからず、答案を書くことができませんでした。しかし、答案例を読んで論文の書き方を学び、次にまた同じ問題を解く時、自分の力のみで答案構成ができるかを確認をするという作業を繰り返し行うことで、論文の書き方が次第に身につくようになりました。それに加え、問題研究に載っている論証を中心に、論証を覚えることで法科大学院の入試問題に対応できるようになりました。
法科大学院対策について
法科大学院の受験は、論文マスターの問題研究と法科大学院の過去問のみで学習をしました。
私は、問題研究を、論文の書き方と論証を学ぶインプット教材として利用しました。そして、実際に解いた時にそれらをうまく論文に落とし込めるかを確認するため、法科大学院の過去問をアウトプット教材として使用しました。法科大学院の過去問を解く中で、論文の書き方がわからない箇所が出てきたら、その問題と同じ主題を取り上げている問題研究の該当箇所を確認し、それを参考にして論文を書くという練習を繰り返しました。
法科大学院の受験は市販の参考書等に手を広げる必要はなく、問題研究で論文の書き方を学習し、過去問を解くことで自然に論文の答案を書く力が身につきます。
慶應の試験は時間との戦いであるため、普段から過去問を解く際に時間を計り、実際の試験より早く解き終わる練習をすることが、本番に焦らず問題を解くことにつながります。
一橋ローの試験について、民事訴訟法については、『Law Practice 民事訴訟法』を一周し一通りの知識を確認しました。また、憲法の答案に不安があったため、他の人の答案を見てその質を高める練習をしました。その他の科目については、私立大学の受験同様、伊藤塾の問題研究を見て答案の書き方を確認しました。一橋ローは私立大学の受験より科目が増えることはないので、私立大受験後は特別新しい学習をする必要はないと思います。しかし、私立大でよく聞かれる論点以外の部分が出るため、その部分の確認と、答案の質をさらに高めることで、合格に近づくと思います。
おわりに
伊藤塾は法曹になるために必要なものが揃っている環境であり、本人の努力次第でより早く法曹になることができると思います。今学習をする中で、壁にぶつかっている方がいたら、一度伊藤塾という選択肢を加えてみることをおすすめします。
私は、無事法科大学院に合格しましたが、目標は司法試験の合格であり、未だスタート地点に立ったにすぎません。法科大学院入学後も、司法試験に合格するその日まで、日々努力を怠らず、勉学に励みたいです。