伊藤塾を信じ伊藤塾のテキストのみを使用することが結局は合格への一番の近道
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I.Aさん |
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【学部成績】3.66 /秀:優:良:可=43:50:27:8
受講講座:司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニングなど
法律の学習を始めた理由 | 私の「推し講座」 | 私の「推しフォロー制度」 | 合格のカギ(秘訣) |
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人の役に立つ仕事内容 | 論文マスター(入門講座) | 4年間のインターネットフォロー | とにかく受験しに行く |
【はじめに】
私は、学校の外から子ども達の抱える問題を解決できるような職業に就きたかったところ、法律家ならば単に生じた問題を解決できるばかりでなく、もう一歩進んだ根本的な解決ができるのではないかと考え、法律家を目指すことにしました。そして、学部1年の2月に伊藤塾の伊藤塾長コースに入塾しました。
伊藤塾を選んだ理由はいくつかありましたが、一番の理由は圧倒的な合格実績を誇っているという点です。これは受験指導校として信頼ができるというだけではなく、今までの蓄積から自分にあった学習方法を提案していただけると期待したためで、伊藤塾に入塾するにあたって決め手となったポイントでした。
次に、私が名古屋大学法科大学院を志望した理由は、訴訟法科目に自信がなかったという点にあります。名古屋大学法科大学院では民事訴訟法及び刑事訴訟法が受験科目となっておらず、既修者コースであっても1学年目に訴訟法系科目を履修する必要があり、今一度基礎から訴訟法系科目の学習ができるため志望しました。
最後になりますが、私は学部1年の秋学期に法律家になるために基本書を用いた学習に取り組みましたが、内容を理解することができずに挫折しました。
しかしながら、伊藤塾では素晴らしい講師の方が揃っており、あんなに難しかった法律が理解できるようになったという体験があったので、やはり法律学習の初学者においては、司法試験受験指導校の入門講座を利用しないという選択肢はないのではないかと思います。
【私の勉強法】
◇基礎学習について
まず、法律というのは体系的な学習が求められる学問であり、基礎マスターの1周目で全てを理解することは不可能であると思います。従って、仮に基礎マスターの1周目で理解できないことが生じても立ち止まり深く検討することはせずに、先に進むことが重要であると思います。また、基礎マスター段階では、講義を受けることが億劫になる時があるかもしれません(私は民法の途中で嫌になってきました)。しかしながら、こういった場合でも継続することが重要だと考えます。そうでないと、どんどんと講義が溜まっていき、より講義を受けるのが嫌になってしまいます。
私は一時期自分のわからなさ加減に嫌気がさし伊藤塾の講義を放棄した時期があったのですが、その結果遅れを取り戻すために多分の時間を要することとなり、結果として本来復習に当てられるべき時間が少なくなり一つひとつの科目の理解が不十分なまま論文マスターに進む結果となってしまいました。以上から、私は基礎マスター段階においては、まず第一に講義を受け切ることを優先するべきであると考えます。
次に、論文マスター段階では基礎マスター段階とは反対に、理解できない部分がある場合一度立ち止まり基礎マスターに戻り、わからないところを放置せず、問題研究のテキストに補充していくことが重要であると考えます。なぜなら、問題研究はこれからの学習においてアウトプットの教材として使用していくことになるので理解が不十分であると効率的なアウトプットができず学習効率が低下してしまうためです。従って、論文マスター段階では基礎マスターの知識を前提としたより深い理解が必要であると思います。
そして、法科大学院入試では、学部時代の成績が考慮されるケースが多々ありますが、伊藤塾で学んだことを活かせば学部の試験でかなり良い成績を狙うことができると思います。
法科大学院対策について
どの法科大学院にも共通して言えるのは、問題研究を使用した問題演習を繰り返すことが必要であると考えます。とりわけ法科大学院入試との関係ではBランクB +ランクの問題にまで手を出す必要はなく、Aランク及び論文マスターないで講師に言われた問題を回答が頭に浮かぶくらいに繰り返すことで十分合格点を超えることはできると考えます。また、学習する際には、必ず条文を引くことを意識して学習することが合格への近道であると思います。
名古屋大学法科大学院についても、入試対策としては先に述べたことをすれば十分であると考えます。もっとも名古屋大学法科大学院は他の法科大学院と異なり、事例問題の他に各科目一行問題が課されます。基本的には基礎マスターのAランク論点が聞かれますが、時々普段の論文の勉強では意識しないようなことが聞かれます。しかしながら、このような問題は合格要件ではないため(上位合格には必要かもしれませんが)まずは、典型的な論点や定義を理解することに時間をかけることが重要であると考えます。
また、法科大学院入試は時間との勝負ですので、志望校の過去問を演習する際はなるべく時間を測り、メリハリのついた答案を書く練習をすることも重要であると思いますので、ぜひ意識してみてください。
おわりに
伊藤塾を利用することのメリットは、やはり合格に必要な物が全て示されている点にあると考えます。法科大学院入試の際には他の受験指導校や基本書などに手を広げずに伊藤塾を信じ伊藤塾のテキストのみを使用することが結局は合格への一番の近道であると思います。
ですので、伊藤塾を信頼し、早めのうちから法科大学院及びその先にある司法試験合格へ向けた学習に取り組むことが重要であると考えますので、ぜひ頑張ってください。