伊藤塾最高!講座、答練、模試をフル活用すれば合格は必然の結果となります!
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I.Dさん |
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学部成績:3.18 /S:A:B:C=54:36:27:3
受講講座:司法試験入門講座(本科生)・コンプリート論文答練法科大学院別過去問分析講義・法科大学院別法律科目論文模試
私の「推し講座」 | 私の「推しフォロー制度」 | 合格のカギ(秘訣) |
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法科大学院別過去問分析講義 | 試験情報提供(マイページ・メールなど) | 継続 |
はじめに
私は、「なんかかっこいいから」という漠然とした理由で弁護士を目指すようになりました。私は、コロナの自粛期間を勉強のチャンスと考え、コロナが大流行していた大学2年次(2020年)の6月に伊藤塾に入塾しました。伊藤塾を選んだのは、合格実績が圧倒的だったからです。私は、法学部生だったのですが、大学1年次は部活動やアルバイト、必修授業が忙しく、ほとんど法律の授業に出ていなかったため、法律初学者の状態で講義を聴き始めました。伊藤塾長や本田講師、伊関講師の講義は大変わかりやすく、講義を聴くごとに法律の面白さにハマっていきました。法律の解釈にあたっては難しい議論もありますので、独学より受験指導校を利用した方が楽しく法律を学べると思います。なにより、伊藤塾では、司法試験や予備試験でよく問われる問題とあまり問われない問題をランク付けすることにより、メリハリをつけて学べるので、勉強の範囲を限定できます。また、伊藤塾では、ゼミや学習支援システム、無料講座、カウンセリング等、学習サポートが充実していますし、答練や模試では、レベルの高い塾生の中での自分の順位を知ることができます。私は、学習支援システムを利用することで、司法試験予備試験の短答式試験に合格することができました。
私の勉強法
◇基礎学習について
伊藤塾長は「盤石な基礎固めが特に重要」とおっしゃっていましたので、学習1年目は、基礎マスターテキストを読み込み、Aランク知識をとにかく詰め込みました。私は実行できなかったのですが、基礎マスター受講と並行して短答の過去問も解いた方が良いと思います。学習2年目からは論文マスターを受講しました。私は、予習の時間を取りすぎて、受講ペースが大幅に遅れてしまったのですが、予習よりもペース通りに受講することを優先する方が大事だと思います。学習2年目の夏休みに開催される伊関講師のゼミは革命的です。憲民刑の答案の型を伊関講師に教わったうえで、ゼミ内で起案し、ゼミ生とあてはめについて意見交換できます。意見交換の後、講師の解説もその場で聴くことができて最高です。質問タイムもあります。参加しない理由が見当たりません。私は予備試験ゼミ(夏ゼミの後に選抜試験があります)に入れなかったのですが、塾生なら絶対挑戦した方がいいと思います。秋からは、秋島講師のゼミに参加しました。パワーポイントが見やすい、説明がわかりやすい、答案の添削が書き込み式ではなく別紙に指摘するタイプで見やすい、判例の解説がわかりやすい、各科目の合格レベルを具体的に教えてくださる等、最高です。これらのゼミのおかげで、論文を書くことの楽しさを知りました。短答は、短答式試験がある年の1月から勉強を開始して、合格できました。伊藤塾の学習支援システムの基礎力確認演習で各科目の正答率が100%になるまで解き続けました。伊藤塾に入塾してから、大学のGPAは一度も3を下回らなかったので、塾生は学部の成績を心配する必要はありません。
◇法科大学院対策について
① 慶應義塾大学法科大学院について
過去問分析講義と法科大学院模試を受講しました。試験時間がとても短いため、模試で時間内に問題を解く練習をしました。過去問分析講義の内容がそのまま今年の試験に出題された(民事訴訟法、上訴の利益)ので、過去問分析講義はやはり大事だと思います。論文マスターでストックしきれていなかった問題は過去問分析講義で随時ストックしていました。何より、過去問分析講義のテキストには合格者の参考答案が載っておりますので、必要とされる合格答案のレベルを把握するのにも役立ちました。
②中央大学法科大学院について
30行制限の科目があるので、文章、論証をコンパクトにまとめる練習をしました。中央の憲法は統治がよく出題され、人権分野からも難しい問題が出題されます。憲法では差がつかないと考え、得点効率のよい他の科目に勉強時間を割きました。基礎マスターと論文マスターの知識が十分に身についていれば必ず、合格できます。
③早稲田大学法科大学院について
過去問分析講義と法科大学院模試を受講しました。早稲田大学の法科大学院は、科目ごとに配点が異なり、民法の配点が一番高くなっています。試験時間は、憲法60分、民法120分、刑法90分、商法60分、民訴刑訴あわせて120分です。試験が2日がかりなので、体力が心配な人は模試の受講をおすすめします。商法は近年試験科目として追加された科目ですが、追加2年目にして組織再編がらみの問題が出題されたため、侮ってはいけません。ですが、やはり、民法を制した者が早稲田大学を制します。民法第一優先で勉強しましょう。改正の細かい条文のあてはめまで求められます。
④大阪大学法科大学院について
対策(過去問や模試等)は何もせずに試験に臨みましたが、基礎マスターと論文マスターの知識だけで合格することができました。ただし、私は試験当日、特殊な試験形式に戸惑いましたので、大阪大学法科大学院が第一志望の方は過去問を解くことをお勧めします。私は、東京大学法科大学院が第一志望であり、試験科目に行政法がある法科大学院入試を、東大法科大学院入試前に経験したいと思い、大阪大学法科大学院を受験しました。
⑤東京大学法科大学院について
対策として、伊藤塾の過去問分析講義(秋島講師)と模試を受講しました。東大法科大学院は、試験時間が短く、答案にマス目がある(字数制限)ため、いわゆる知識のアピール(周辺知識を長々書く)はできないようになっております。また、マイナー論点からの出題もありますので、幅広い知識とそれを答案に完結に示す能力が必要となります。私は、答案のマス目に慣れるため、模試で配られる答案用紙をコピーし、模試の問題以外を解く場合もマス目付きの答案用紙を用いました。さらに、マイナー論点の知識をカバーするため、論文ナビゲートにのっていない基礎マスターの博士君マークの論点を総復習しました。東大法科大学院入試ではマーカーが使えないことを試験当日に知ったため、東大法科大学院を受験される方は、マーカーを使わずに答案を書く練習もした方が良いと思います。
予備試験との平行受験において法科大学院入試で工夫したこと
予備試験の論文試験受験後、パーソナルステイトメント対策講座を受講しました。PSに力を入れすぎず、早く完成させて、論文の勉強に集中した方が良いと思います。予備試験の勉強と法科大学院入試の勉強は同じです。違うのは時間配分と配点割合だけなので、そこだけ意識すれば問題ありません。
予備試験を受講される理由
予備試験は自分の実力を知る最も良い機会です。論文式まで受験できた場合は、試験委員の方に答案を評価してもらえるので受けない手はありません。
おわりに
法科大学院の合格がゴールではないため、司法試験合格に向け、これからも学習に励んで参ります。
伊藤塾は最高です。