合格までのグランドデザインを描き、それに沿って行動すれば結果はついてきます!
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M.Kさん |
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学部成績:2.50 /AA:A:B:C=36:37:35:17
受講講座:司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング 小論文対策セット
はじめに
私は幼い頃より、法曹に強い憧れを持っていました。きっかけはとても些細なことでお話しするのが恥ずかしいため、割愛いたしますが、合格実績が確かな伊藤塾で学ぶことこそが法曹への近道と信じ、大学1年生で入塾いたしました。実は高校時代にも伊藤塾の講義を受けていたことがあったため、伊藤塾で学ぶことが司法(予備)試験合格の必要条件とまで考えていました。もっとも、私生活を楽しみすぎた結果、ほとんど勉強に身が入らず、基礎マスターや論文マスターを言葉通り「観て」3年間を終えてしまい、予備試験短答式試験も落ちてしまいました。それでも、伊藤塾のカウンセラーの方や先輩とのお話を通じて、法曹になる夢を諦めずにいることができています。伊藤塾で学ぶ良さは、その実績に裏付けられる確かなノウハウと経験豊富な充実した講師陣、そして細かなサポートがあることだと考えています。私は、短答式試験に落ちた時点で法科大学院は3年間通うことを決めたため、未修コースのみ受験しました。国立・私立で受験した法科大学院から全て合格をいただけたのは、伊藤塾で学んだ法的な知識と考え方、レベルの高い受講生に囲まれた環境があったからであると思います。
私の勉強法
◇基礎学習について
私は勉強が苦手、というより嫌いなため、できる限り勉強をしたくないというのが本音です。おそらく、私ほどまでではないと思いますが、「勉強が好き!」とか「勉強は苦痛ではない」という人は少ないのではないでしょうか。伊藤塾で学ぶことは、私のように勉強が好きではない人にとっておすすめです。なぜならば、伊藤塾で学ぶ内容に試験との関係で余計なことが少ないからです。伊藤塾では、膨大な過去情報や豊富な経験・実績から、司法(予備)試験に合格に必要な内容のみを教えてくれます。換言するならば、伊藤塾で学ぶことは必ず理解し覚える必要があるけれど、それ以外のことは頭に入れなくていい、勉強する必要がないということです。法律という学問を専門的に学ぶのであれば、その奥深さに多くの人がやられてしまうかもしれません。しかし、伊藤塾は、その膨大な法律知識の中から、試験合格に必要な知識のみを取捨選択してくれます。もし学術的な議論がしたいのであれば他で勝手にすればいいですが、司法試験合格(あるいは法曹としての活躍)という最終目標のために勉強するのであれば、伊藤塾で学ぶことほど確かで楽なことはないのではと思います。そのように割り切ることができれば、山のように思える教材(基礎マスターや論文マスターなど)さえ信じてやればいいと思えます。また、伊藤塾で学んでおけば、基礎的な法的知識や法的思考を涵養することができるため、大学の授業や卒論、就職活動や法科大学院の入試対策など様々な面において役に立つと思います。自主学習や他の受験指導校で学ぶより、伊藤塾で学べば、私生活との両立が比較的容易なのではないでしょうか。
◇法科大学院対策について
私は、予備試験に落ちたら法科大学院に3年通うと決めていたため、全て未修のみで受験しました。伊藤塾の法科大学院小論文講座・模試を受験しました。法科大学院入試用の小論文は、いわゆる小論文と異なるため、その雰囲気を掴むためにも受講すべきだと考えます。また、各校によって個性があるため、過去問を公開している場合は、一度解いてみるか、少なくても答案構成をすることをおすすめします。志望度が高い場合や苦手な部類な場合は繰り返し解くべきですが、あとは他年度を眺めて考えるくらいで足りると思います。特に予備試験の勉強をしているのであれば、未修試験の勉強にそこまで時間を使う必要はないと思います(法的思考能力がそれらの勉強で養われているはずなので)。未修コースの場合、小論文以外に志望理由書なども重要になってきます。各大学院によって配点は異なりますが、事前に準備することができる要素なので、こちらの準備も大切だと思います。TOEICも800点程度はとっておくと汎用性が高いと思います(大学の成績はそこまで重要視されていないように感じます)。
東京大学法科大学院については、2時間のうちに大問2題(小問各3〜4題程度)が出されます。大問の一つは、出された文章を読解する国語のようなイメージで、もう一つは現場で思考する問題です。過去問を購入することができるので、第一志望なのであれば、解いてみることをおすすめします。かなり時間との勝負になると思います。問題自体の難易度は年度によって異なるイメージですが、あなたがわからなければ他も大体わからないと強気でいてください。私自身は第一志望校ではなかったため(記念受験の感覚)、とてもリラックスした心持ちで挑むことができました。未修の小論文試験は、焦らずに落ち着いて考えれば難しくありません。事前の準備を怠らずに頑張ってください。
おわりに
ぜひ、スケジュールを大切にして過ごしてください。すでに社会人の方はお仕事との兼ね合いで勉強時間を見つけることが難しいかもしれません。現役の大学生の方は、時間を作ること自体は容易です。サークル活動やアルバイト、旅行や飲み会など大学生活を満喫しながらでも、伊藤塾を受講することはできます。しかし、スケジュールが大きく崩れると、やる気もなくなるうえ追いつくことすら困難になります。社会人の方も学生の方どちらにも共通したことですが、例えわからなくても、面倒くさくても、二日酔いでも、とりあえず受講することをおすすめします(特に基礎マスター)。それほどに量が多いです。とりあえず受講しておけば後でフォローアップすることは可能です。自分の卒業までにやりたいこと・やらなければならないことや可処分時間をしっかり考慮して、全体像を描いてみてください。描かずに大変な思いをした受講生からのささやかなアドバイスです。